Panasonic LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 (review) / 京都 お写ん歩 (後編)

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 _冬暖日_

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京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町「京都植物園」

「歩いて楽しむ東山」_http://higashiyama-kanko.jp/index.php
「京都府立植物園」_http://www.pref.kyoto.jp/plant/
「京福電気鉄道」_http://randen.keifuku.co.jp/
Panasonic LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S. H-NS043
(Panasonic Lumix DMC-GX7 / 42.5mm(35mmフィルム換算85.0mm) 1/1000秒 ISO-125 F/1.2 Capture One 7.1)

 

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。
(高槻駅前店お店ブログ【高槻写真のひろば】は こちら から)

 

前回「 ノクチクノン 42.5mm F/1.2 レビュー (前編)記事の続きです。

前ネタhttp://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2014/02/panasonic-leica-dg-nocticron-425mmf12-review.html

Panasonic,NOCTICRON,42,5mmF1,2_P1250142_2014yaotomi.jpg Panasonic,NOCTICRON,42,5mmF1,2_P1250142_2014yaotomi (1) .jpg

今も手元にこのレンズがあるのですが、この角度で見るのが一番「素敵だなぁ」って思うわけです。

ピントリングを回したとき、手(指)に伝わる感触だけで、撮ってもいないのに良い画撮れた気になることありません?

良いものはその気にさせる何かがあるのはどの世界も一緒で、例えば自動車の手動変速機(MT車)を操るシフトレバーのフィールなんかもそのひとつ。

アクセルワーク、クラッチのシンクロ、これらがうまく連携すると、「かちっ」と決まる変速のアップダウンが待っており、次にまたその自動車を操るのが楽しみになることへ繋がるわけです。

それら似たようなことを伝える為の小技がとても大切で、右の小さなサムネイルで等倍画像を見ていただければよく判ると思うのですが、その外装質感がたまらなく良くできているのですね。

プラスチック外装のレンズがいまひとつという訳ではなく、機械的な冷んやり感と精巧な凹凸の表現は大切なのかも知れません。

Panasonic,NOCTICRON,42,5mmF1,2_P1250117_2014yaotomi.jpg

他社の製品を含め、レンズ交換式デジタルカメラ機は既に十分の性能(完成?)域へと達しているように思えます。

ちょっと前までは「レンズ性能をしっかり引き出せてへんなぁ...」そのような気がしないでもありませんでしたが、いつの間にか「レンズそれぞれの特性を愉しむ」ということは普通にこなされているのではないでしょうか。

だからこそ、この LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S. が世に送り出されようとしているのかも知れません。

 

今回のレンズは発売前のベータ版ですので、リサイズ前の等倍画像をご紹介出来ないことがとても残念。

でもね、RAW現像時に等倍画像を見ている限り、「これでベータ版?製品版はもっと凄いん??」と感じてばかり(笑

この焦点距離で F/1.2 という明るさ、それに組み合わされる贅沢機能を盛り込んでこの価格です。

僕はバーゲンプライスだと思うのですが.....

 

ものはついで、LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.(ベータ版)と Panasonic Lumix DMC-GX7 の組み合わせの動画も録ってみました。

いつもの嵐電ポイントです。 (動画は少し前にアップロード済みのため、再生回数は既に増えております)

上の動画はマニュアルフォーカスでピント位置を移動していますので、細かいブレがありますことをお許しください。

下の動画は停車位置にピントを固定しています。

絞り開放(F/1.2)でも収差をあまり感じさせず、必要以上に絞り開け気味で動画を録っちゃいますねぇ(笑

 

ちなみにオートフォーカスだと.....

こんな感じ。

オートフォーカスモードを「AFC(コンティニュアス)+追尾」に設定し、方向幕にフォーカスポイントをセット。

面白いほど正確に追尾してくれますので、小さなお子様が走るシーン等でも味のある(?)動画が録れそうですよ^^

 

試用レンズはベータ版ですので、他ベータ機試用時と同様、リサイズ画像のみ(横1280pixel程度)でご紹介させて頂きます。

RAW現像にはCapture One 7.1を使用し、濃度調整以外はほとんどストレート現像です。
カメラ設定(フォトスタイル/ナチュラル・iDレンジコントロール/OFF・超解像/OFF・画像縦横比/3:2・ハイライトシャドウ/スタンダード)
(通常「お写ん歩ブログ」の画像は700pixel(一部除く)サムネイルですが、クリックすることで"横1280pixel" or "横1152pixel"の画像を見ることが出来ます)

続きはこちらから⇒http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2014/02/panasonic-leica-dg-nocticron-425mmf12-review-1.html#more

アップした画像は全てサムネイル(700ピクセル)です。
マウスポインターを重ね指マークに変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル)画像を見ることができます。

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↑2 (F/3.5)

京都府立植物園http://www.pref.kyoto.jp/plant/)へ足を運んでみました。

1枚目は園内でのひとコマですが、この寒い時期は温室内(2枚目以降)での撮影が楽しいですね。

※ 全て手持ち撮影です 

 

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↑3 (F/5.6)

水溜の映りこみ。

さすがに絞り開放(F/1.2)では深度が浅すぎ、何を撮っているのか判りませんのでちょっと絞り込んでいます。

 

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↑4 (F/4.5)

薄暗いところでひっそり咲く可憐な姿。

 

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↑5 (F/4.5)

...レンズが曇ってしまいました。

暖かいうえに湿度もめちゃくちゃ高い温室内、寒い屋外から入るとビックリするほどカメラは結露してしまいます。

対策として、温室へ入る前に暖房の効いた部屋で、カメラとレンズをしっかり暖めてやることが大切。

特に防塵防滴機能の無いカメラやレンズは、十分注意してくださいね。

レンズ前玉は直ぐに曇ってしまうので、手のひらを前玉にあてがって温めると曇り難くなります。

荒技ですが、指紋や油脂が付着せぬようクリーニングペーパーやウエスを挟んだ状態で。

 

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↑6 (F/4.5)

撮っているときは気付かなかった魚が写っていました。

 

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↑7 (F/2.0)

最近接で。

 

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↑8 (F/5.0)

 

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↑9 (F/2.8)

これも最近接。

 

NOCTICRON(F1.8)_10-30-17_Cap2014yaotomi_.jpg        ↑10 (F/1.8)

        ちょっとビビッてF/1.8(笑

 

NOCTICRON(F3.5)_10-41-48_Cap2014yaotomi_.jpg

↑11 (F/3.5)

こういった撮影は、つい絞ってしまいますよねぇ。

 

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↑12 (F/6.3)

ここまで絞っても後ろボケは綺麗。

京都の梅花はまだ早いですが、蝋梅は身頃になっていましたよ。

 

京都府立植物園をあとにし...

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↑13 (F/1.2)

嵐電を撮りに行ったのです。

F/1.2 ですが、この距離でも普通に撮れているのがお判りになると思います。

リサイズでしかお見せできないのがひじょーに残念!

 

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↑14 (F/2.5)

美味しそうなケーキだったので、パチリ。

NOCTICRON(F1.2)_15-35-49_Cap2014yaotomi_.jpg NOCTICRON(F5)_15-36-51_Cap2014yaotomi_.jpg NOCTICRON(F16)_15-37-37_Cap2014yaotomi_.jpg

左から 「F/1.2」 「F/5.0」 「F/16.0」 、ぶつ撮りなら真ん中の画(F/5.0)かな。

 

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↑18 (F/1.2)

最近接撮影。

 

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↑19 (F/5.6)

和栗ケーキ、栗のテカりも艶々(笑

クッキー生地のサクサク感も伝わりましたか~?

ちなみにこのケーキが一番美味しゅうございました

 

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専用の金属フードを装着したところ。

ローレットもしっかり精巧に出来ています。

Panasonic,NOCTICRON,42,5mmF1,2_P1250147_2014yaotomi.jpg Panasonic,NOCTICRON,42,5mmF1,2_P1250155_2014yaotomi.jpg

ぺっかぺかのマウント、+ネジを見るとつい回したくなるのは僕だけではないはず...

Made in Japan の白文字がやたら目立ちます。

 

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LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S. の製品版が手元にやって来たら...

ちょっと特性の違うこんな組み合わせ(←)での画もご紹介したいと思います。

マイクロフォーサーズ機はこういった互換性の良さが楽しさを増幅してくれますよね^^

 

後編、いかがでしたか?

小さなシステムを扱い、大きな画を出力するのは楽しいですね。

次の撮影日も LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.(ベータ版)を使ってみようと考えています。

 

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大阪駅中央店「リニューアル工事」を1月31日金曜日に完了し通常フロアで営業中です。
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★弊社サイトの正しいアドレスは、右記のとおりです_http://www.yaotomi.co.jp/

 

今日もお写ん歩ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

                                                                        -

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Panasonic LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S. H-NS043
(レンズ単体での販売 / Panasonic Lumix DMC-GX7 は別売です)

2014年2月13日発売予定 / ご予約特別価格で受付中!!
ご注文は八百富写真機店ECサイトへ_http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/16305

■F1.2「ノクチクロン」大口径・中望遠レンズ
ライカの厳しい光学基準をクリアした開放F1.2「NOCTICRON(ノクチクロン)」の明るさと9枚羽根の円形絞りの採用により立体感と柔らかいボケ味を楽しめる大口径・中望遠レンズです。
焦点距離42.5mm(35mm判換算 85mm)は自然な遠近感により被写体を見たままのディテールでとらえることができ、ポートレート撮影で威力を発揮します。

■F1.2大口径レンズにおいて高速・高精度コントラストAF
インナーフォーカス方式とスクリュー一体型ステッピングモーター駆動方式を採用することで、合焦確立の高いコントラストAFを高速駆動(240fps)で達成しました。

■光学式手ブレ補正POWER O.I.S.搭載
細かい手ブレから、ゆっくりした手ブレまで抑える光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」を搭載することで、写真品質の確保に努めました。

■直感的で快適な操作ができる 絞りリング/AF・MF切換スイッチ搭載
レンズ鏡筒部に絞りリングを搭載。ファインダーを覗いた状態でもリング操作で露出や被写界深度を調整できます。
また、AF・MF切換スイッチを搭載することで、カメラを構えた状態でフォーカスモードの変更ができ、大口径ならではのシビアなピントあわせも、スイッチ操作で快適に切り替えて撮影できます。

■外観の質感にこだわった高級感のある金属外装仕上げ
レンズ鏡筒は光学性能品質の確保と撮影時の手触り感や外観の質感に拘り、金属部材で構成し、高い信頼性を確保しています。

【商品仕様】
フィルター径 : 67mm
最大径×全長 : 約φ74mm × 約76.8mm(レンズ先端から、レンズマウント基準面まで)
本体重量 : 約425g
画角 : 29°
レンズ構成 : 11群14枚(非球面レンズ:2枚、EDレンズ1枚、UHRレンズ1枚)
明るさ : F1.2
最小絞り : F16
絞り羽根枚数 : 9枚羽根 円形虹彩絞り
最短撮影距離 : 0.5m~∞(撮像面より)
最大撮影倍率 : 0.1倍(35mm判換算 0.2倍)

オススメ商品

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2014年2月 2日 19:00に書いた記事です。

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