いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。
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最近 RAW 設定で撮影をし始めた方が僅かに増えた気がします。
カメラ性能が良くなり、楽ちんな 「 JPEG で撮って出し」を選ぶ方が増えているはずなのに...
僕はカメラの性能を画質にしっかり反映させるため RAW 記録をしていますが、たいていは RAW 現像作業時における補正の自由度が高くなることに最大の理由を置かれているようです。
但し、適当に撮ってあとでどうにかなるものばかりではありませんし、中には補正が間に合わず仕方なしにボツ作品となる場合もございます。
常から慎重に撮影することをオススメしていますが、せめて帰宅後のRAW現像作業を楽にしたいと思ったことはございませんか?
そこでオススメしたいのが Expoimaging社 製造 ImageVISION社 取扱の、 expodisc 2.0 プロフェッショナル ホワイトバランスフィルター 。
先日 expodisc 2.0 を使う機会がございましたので、ここで簡単に使い勝手をご紹介させて頂きます。
Expoimaging_http://www.expoimaging.com/ ImageVISION_http://www.imagevision.jp/
製品の内容はこんな感じ、レンズへの装着例は1枚目の SIGMA SD1merril をご参考なってください。
肝心の使い方は至って簡単。
(1)レンズ前に expodisc 2.0 を取り付ける
_expodisc 2.0の口径は77mm(ϕ)ですが、それ以下の口径にも使えます。
_ステップアップリングを使えば完璧ですが、手でレンズ前に当てがって使用しても大丈夫。
_何れも余分な光りが入らぬよう注意してご利用ください。
(2)マニュアル、またはオートで露出を設定する
_撮影時同様、なるべく適正値に設定しましょう。
(3)フォーカスモードをマニュアルに設定する
_ご覧のように前が見えない設計なので、オートフォーカスは使えません(使う必要がありません)。
(4)カメラメニュー内でカスタムホワイトバランスモードに設定する
_機種によって表示が異なりますが、凡そこんなマーク に合わせます。
(5)被写体にカメラを向けてシャッターを切る
_風景撮影時は、撮影ポイント近くで「太陽を避けた」空に向かってシャッター切るのもアリです。
(6)「OK」等の判定が出れば完了、ホワイトバランスは【カスタム】に設定
_カメラそれぞれのマニュアルをご確認ください。
(7)expodisc 2.0 を外す
_手軽ですが雑に扱かわないでね。
(8)「カスタムホワイトバランス設定」にしたこと以外は、通常のカメラ設定で撮影を開始するだけ。
過去にカスタムホワイトバランスを使ったことがあり、その一連の操作に少しでも慣れていればすんなり導入可能です。
グレーカードやホワイトカードなど、キャリブレーションターゲットを持ち運んで使用するよりずっと楽ちん!.....なのは、使ってみなければ判りませんよねぇ^^;
expodisc 2.0 そのものがコンパクトなので、ポケットに入れたり首からぶら下げたりして頻繁+気軽に使えるのも高いポイントです。
_補足_
屋外撮影(風景撮影)の使用でちょっとアンバー系(低いケルビン)に感じますが、色かぶり等にはかなり有効で、人物の肌の色がとても綺麗に感じます。
風景撮影に限定するなら、ホワイトバランス微調整で「色温度」「ケルビン値」を少し高めにすると結果往来になる傾向。
何れも個人的な見解、これは撮影時と現像時のどちらでもやりやすいほうで良いと思います。
Expoimaging expodisc 2.0 Professional [ホワイトバランスフィルター]
ご注文はこちらからどうぞ⇒http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/16964
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。
-K-