_紅の初め_
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10日も前の画像で失礼します( Facebook では撮影当日にご紹介済みです)。
今年は最初で最後になりそうな京都市内での紅葉撮影。(紅葉の色づき云々ではなく、行く間が無いからですヨ)
つい先日、京都観光関係者さん達とお話しする機会がございましたが、「混む」「混雑」というキーワードが年々多くなっているような気がしました。
聞かなきゃ聞かないで現場判断にすればいいのですが、方々からそないに言われると、何となく気分は億劫になるものです。
とは言え、観ておきたい京都紅葉があるのも事実であり、今回の記事にさせていただいた「神護寺」紅葉がそれに該当。
画ではちょっこっとフライング感こそございますが、予測していた霧靄がしっかり出てくれたおかげで、それはそれは素晴らしい景観となりました。
何となく「ご褒美をいただいた」気分でもあり、ちょっと嬉しい日となった訳でもあるのです。
この日の機材は、これ ↓
とてもコンパクトな高倍率ズーム SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary 。
同社の高倍率ズーム SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC が発売されて10年が経ち、更なる高倍率化を遂げ、「 Contemporary 」という名称も加わりました。
蛍石と同等の性質を持つと言われる「 FLD ("F" Low Dispersion)」ガラス4枚と、「 SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)」ガラス1枚を採用。
特に望遠側の倍率色収差を綺麗に補正されているようで、画像の仕上がりにかなり期待を持てる仕様になったと言えるのかも知れません。
外観は現行の SIGMA レンズらしいシックな好感度デザイン。
操作感の良さも相まって、常備率が高まる高品質な高倍率ズームレンズと言えるでしょう。
以前試用した Canon EOS KissX7 と SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary の組み合わせがとても良かっただけに今回も期待"大"。
実際試用してみると、そこは期待以上でした^^
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
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山門前は、然程紅葉しておらず、「もしかしてフライング?」の文字が脳裏をかすめます。
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そう思ったのも束の間、定位置では...
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ご覧のような美しい紅葉風情が待ったはりました。
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予測していた霧も期待通りに出現。
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クッキリ派の僕も、ここでは写欲が増し増しです(笑
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このきちっと整った感じが「京都」。
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この角度は実家近くの光明寺へ行きたくなります。
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石段との絡みも美しい。
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毎年、神護寺の紅葉はパナ使いのH氏と訪れていますな。
Instagram でコッテリ拝見させていただきましたで^^
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斜光を待った甲斐もあり、
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絶妙なる紅葉で満足満足。
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紅一点ならぬ白一点、この色を見た目のままに再現してくれるのは PENTAX K-3II のおかげ。
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水平をとり難い山門。
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帰る頃には青空というおまけ付き。
大変美しゅうございました^^
このあと周山へと向かふ。
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何度と無く目に入る風景、なかなか先へと進みません(笑
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常照皇寺でのひとコマ。
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これは、花脊の峰定寺(ぶじょうじ)。
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桂川の源流「寺谷川」を飾る散り紅葉。
この色もアリです。
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現場で出会った Facebook でお知り合いのM氏。
ラーメンつうなイメージがあるのですが、このあと連れてってもろた京都のラーメン屋さんが「いいちょラーメン」屋さん。
「そうそう、京都ラーメンってこれやんなぁ」、馴染み深くも懐かしい味にホッとさせられます。
以前に訪れた記憶があり、結局思い出せずじまいなんですが、連れてってもらえた事に大いなる感謝です。
ぽかぽか暖かい帰路の自家用車内。
京都から奈良へ帰るときによく利用するセブンイレブンさんでゲットした「ガリガリ君」。
これ、んまいねー!
モンブランが大好きなもんですから、余計にたまりません。
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灰屋で見かけた山の黄葉。
まるで絵画を観ているようで、ちょっと得した気分です。
今年の紅葉、ちょっと撮りかたに工夫が必要かも知れませんね。
この「工夫して撮る」という感覚こそが撮影の楽しさなんだと思うのですが、どうやら本気撮りの写真家さんと僕とではちょっと温度差があるみたいです。
昨年とはまた違う様子の紅葉景ですが、僕は結構楽しんで撮らせてもろてるほう。
メール等でのお問い合わせで、「どこかで綺麗な紅葉撮れませんか?」というような文面が目立ちますが、その基準が判らず愛想の無い返事で申し訳なく思っています。
実際どこへ行っても綺麗な紅葉が観れるのですから、どうも言葉を選びきれません
紅葉はこれから後半期へと移行します。
撮れる日は、全力で紅葉撮影を楽しみたいっすね!...と思う今日この頃^^
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。