_威風堂々_
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久しぶりのFUJIFILM機試用でした。
銘機 『X-Pro1』 発売開始から4年目の今年、満を持して登場したのがこの『X-Pro2』です。
X-Pro1 発売当初、電子ビューファインダー(EVF)と光学ファインダー(OVF)切り替えのできるアドバンスト・ハイブリッドビューファインダーがおもしろ、無駄に切り替えて楽しんだりしていました。
以後、その写りの良さが染み入るようになり、撮影時の出番が頻繁になりつつあったのも印象深いところです。
『X-Pro2』 になり進化したのは、光学ファインダー上に「EVF小窓」を同時表示する「エレクトロニックレンジファインダー(ERF)」機能。
左がEVFで右がOVF、OVFの右下に小さく存在するのがERFです。
小さい表示でも拡大像が鮮明に映し出されるので、レンジファインダーらしい素通しの美しさと、緻密なピント合わせが同時に楽しめるという夢のような機能。
「小さすぎてアテにならない」.........なんてな心配は無用、見やすい液晶と相まってしっかり使えます。
この切替機能のおかげで、いちいちファインダーから目を離すことなく、色味や明るさなどの違いを素早く確認できるメリットも。
液晶モニターの表示能力が僕の意思と微妙に違っており、今回の撮影ではEVFを大いに活用させていただきました。
さて、1枚目はあまりにも有名になった奈良県宇陀市大宇陀の『本郷の瀧桜』。
「又兵衛桜」と呼ばれることも多く、親近感ある呼び名からなのか、そちらの呼び名が先行していますね。
どちらの呼び名でも、その美しさに変わりはございません。
今年の機材は『FUJIFILM X-Pro2』、フィルムシュミレーションを「Velvia(ビビッド)」に設定。
リバーサルフィルムの鮮やかさを活かした色味、ちょっと僕らしくない色味かも知れませんが、これがなかなか良いと思えてくるのです。
ただし!
使いすぎると通常の自分らしい感覚が鈍ってくるので、使いすぎに注意しましょう.........と自分に言い聞かせています。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
↑2 FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
1枚目が5時ごろ、この画と3枚目はその10分後くらいでしょうか。
iso200 ですからシャッター速度は1秒~1秒半くらいです。
↑3 FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
少しとはいえガス(霧、雲)が背景に入り、それに気付いた皆さんはちょっとテンション上がり気味。
↑4 FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
↑5 FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
全景でこそこの桜の魅力だと思いますが、こんな画が好きだったりします。
↑6 FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
だからモノクロも。
↑7 FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ちょっと葉桜になりかけでしたが、今年も美しい姿が観れて良かった。
ここから程近い別のポイントへ移動です。
↑A FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
水鏡の美しい桜といえば.....
↑B FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
諸木野の「牛繋ぎの桜」。
↑C FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR
全景ばかりではマンネリになりそうな固定構図。
ただしこの日は水面を走る藻の姿がちょっとおもしろかった.........と思うのですが、いかがでしょ?
この咲き具合、リベンジは無理っぽそうでしたので、これで善しということにします。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。