_藪の美_
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今年の奈良県内で咲く石楠花(しゃくなげ)は、昨年に比べると少しだけ開花時期が早いです。
地域差もございますが昨年に比べて花が少々多め、一気に咲き揃った感もあり、見応えも程よく良い感じ。
定期的に訪れる明日香の岡寺さんでも、良い感じに咲いているとのことでしたので訪れてみました。
毎春の岡寺撮影ですが、何故か Panasonic LUMIX 機の出番が多くなります。
今回 Panasonic LUMIX DMC-GX8 へ組み合わせるレンズは、2016年4月28日発売予定の........
Panasonic LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. 、35ミリ判換算24-120mmの約5倍ズームレンズです。
最近このジャンル(5倍ズームクラス)の性能向上は著しく、使用後の結果もそう感じる1本となりました。
比較的コンパクトに抑えられた鏡胴、来月新発売の Panasonic LUMIX DMC-GX7MarkII との相性も良さそうです(それはまた今度ここで検証予定)
パッと見は普通っぽく見えますが、外装細部にわたる質感は写真で見る以上に上質。
防塵・防滴仕様ときて光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」内蔵ですから、常用レンズをお探しのかたにオススメしたいところです。
さて、ここまではまぁ「イマドキ」なレンズですが、じつはもっと「へぇーっ!」と思える要素が隠れていました。
この時期になると道端でよく見かける小さな春紫苑(ハルシオン) (姫女苑(ヒメジョオン)?)。
小さな小さな花ですが、テレ側でこれだけ寄ると朝露がたくさん付いていることに気付きます。
ベータ版レンズの為、等倍でお見せできないことが残念ですが、等倍で見ると実に綺麗っ!
たまたま足もとにいたアオガエルに注目、ぐいぐい寄ってみましょ。
爬虫類や両生類の嫌いな方も居られると思いますので、小さめのサムネイルでご紹介(クリックで横1280pixelまで拡大可能)。
左は普通の立ち位置で撮っていますが、右2枚はテレ側(60mm)でかなり寄っています。
一番左の画は絞り開放ですが、このテのレンズにありがちなアマさは無く、合焦ポイントにはしっかり芯があります。
もうひとつ注目していただきたいのが「ぼけ」具合で、予め聞いていた以上の写りで楽しめました。
レンズに写る自分の姿に気付いて方向転換したりしていましたが、このあと一気にジャンプしてさいなら~。
アオガエルの姿は大好きなんで、つい被写体に選んでしまいます(すいません)。
ネタがてんこ盛り、お蔵入り画像をなるべく減らす方向。
岡寺の石楠花写真と、別の日に撮影した分も加えてご紹介しましょう。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル)画像を見ることができます。
(ベータ版レンズのため、画のご紹介はリサイズ(横1280pixel)画像のみとさせていただきました)
↑2 14 mm,F5.6,iso200
眩い光、新緑の季節は気持ちいいです。
↑3 55 mm,F5.6,iso200
シャガがわんさか咲いていました。
↑3a 43 mm,F11,iso200
最接で撮るとこんな感じのシャガ、ちょっと妖しい感じもします。
↑4 20 mm,F5.6,iso200
お線香の良い香り。
↑5 15 mm,F10,iso200
ノの字を描くカメラマン姿勢、ライブビューにハマるM氏。
そのうちミラーレスカメラもどうぞ。
↑6 22 mm,F8,iso200
ガスが入れば素晴らしい姿へ変わるのですが、さすがにこの時間は無理。
この日の陽射しはキツかったので、光と遊びましょ。
↑7 55 mm,F6.3,iso200
こんな画がちょっと好きです。
↑8 60 mm,F5.6,iso200
大きなシダが群生する場所、シャガとよく似合う場所。
こんな画が大好きだったりします。
↑9 60 mm,F9,iso200
陽陰に咲く姿が似合うシャガの花。
↑10 55 mm,F5.6,iso200
こちらのツルアジサイ、とても綺麗な色です。
花咲くのが楽しみ。
↑11 60 mm,F5.6,iso200
↑12 46 mm,F6.3,iso200
↑13 12 mm,F9,iso200
本堂。
↑14 42 mm,F6.3,iso200
飴細工のような感じで。
ぼけの綺麗さがお判りいただけますでしょうか?
↑15 46 mm,F5.6,iso200(4K)
前ぼけも善し。
ハナアブはホバリングしてくれるので撮りやすい(笑
.......と言いつつ、4Kフォトでベストショットをチョイス。
↑16 20 mm,F9,iso200
こちらはボタンも綺麗なんですよ。
近くの長谷寺のボタンと京都長岡京市の乙訓寺のボタンは同じ株です。
↑17 12 mm,F9,iso200
斜光があれば綺麗に撮れるのですが、真上からだとなかなか厳しい。
ダイナミックレンジコントロールで調整してみました。
↑18 38 mm,F10,iso200
ティッシュペーパーで作ったかのようなフワフワのボタン。
門前では全開の山吹が歓迎してくれはります。
いつもならここでカメラ談義になりますが、この日はお相手さんが不在でしたので、それはまた週末にでも。
さて、別の日に室生湖へ。(ここからJPEG撮って出し)
↑19 60 mm,F8,iso200
すっかりお寝坊さんだったこの日、現場の写真家さんから「今朝のガスは良かったでー!」って。
あーくやしい..........の画。
↑20 43 mm,F9,iso200
でも良いんです。
鏡面の映り込みが観れましたし..........
↑21 15 mm,F7.1,iso400
額井山バックの近鉄マルーン『鮮魚列車』も撮れたから満足っ!
水田の水が増えればもっと良い感じになるだろうから、これまたリベンジの予定です。
↑22 60 mm,F6.3,iso800(4K)
蓮華の花を求めて明日香村へ移動。
↑23
蓮華咲く田んぼ前の「明日香ひょうひょう食堂」、ここでコーヒーよばれました。
灯りの色と影が綺麗に収まります。
Panasonic LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. 、俊足正確なA.F.はこんなときにも重宝します。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。