_もみじ_
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本日発売日を迎える SIGMA 12-24mm F4 DG HSM Art 、先日ちょーっとだけ使ってみました!
レンズ重量 1,150g、まさにガラスの塊感を放つ風貌の超広角レンズです。
グイッと出玉感を醸し出してみましたが、当初聞いていた大きさから考えると、「でかい」というほどでもございません。
最近のArtシリーズとしてはちょっと歪なデザインですが、Canon EOS 5DMarkIV と組み合わせ構えたときの持ちやすさはかなり優れています。
超広角 SIGMA 12-24mm の歴史は結構深く、12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL 開始後すでに10年以上経っているシリーズ。
当時の癖ある写りがとても気に入ってまして、APS-C でも18mm相当でしたから出番とても多しでした。
それに比べると外観は大きく変わり、写りもキリッとすっきり非の打ちどころ無い進化を遂げていました。
前から見ると、「これ、ぜったい綺麗写るゾ!」オーラを全力で放っているようにも見えます。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
↑2・3 12.0mm 1/30秒 iso160 F/8.0
幼少期からよく遊びに来ていた京都西山の光明寺。
ひっそり静かなお寺でしたが、近年京都でも名高い紅葉名所として知られるようになり、今回の写真群からでは想像も出来ないほど多くの観光客で賑わいます。
既に山門まわりは僅かに染まり始めており、今年も美しい紅葉を期待せずにはいられません。
境内での一脚三脚使用は認められていませんので、この日は全て手持ちでの撮影です。
↑4 12.0mm 1/40秒 iso500 F/8.0
Canon EOS 5DMarkIV にしてみれば、 SIGMA 12-24mm F4 DG HSM Art はサードパーティ製の存在。
カメラ内での各種補正は効きませんが、レンズ光学だけでこれだけの写りを提供するのはまさに驚異的。
「ゼロ・ディストーション」といわれるだけのことはあります。
敏感に反応する Canon EOS 5DMarkIV の水準器、ファインダー内のこれが欠かせません。
(使えば判るこの説明......スイマセン)
↑5 12.0mm 1/40秒 iso800 F/5.6
直線だけで味わうものではなく、緩やかなカーブでさえも歪を感じさせないのはさすがのひとこと。
↑6 12.0mm 1/40秒 iso400 F/7.1
木々の写りに違和感もなく、バランスの良い雰囲気をそのまま得ることが出来ます。
これからの紅葉オンシーズン、各所でこんな画を楽しめるなんてたまらんですよね。
↑7 24.0mm 1/40秒 iso125 F/7.1
なぜか御影堂(本堂)前まで来ると、けっこうな紅葉感。
雨上がりでしっとり感も纏っていて、これはこれで良い雰囲気でした。
↑8 12.0mm 1/60秒 iso100 F/4.0
左手の紅い姿にグイッと寄って。
↑9 12.0mm 1/30秒 iso160 F/8.0
御影堂、こう撮るとかっこいい!
建造物の直線と曲線ってホンっと芸術的です。
↑10 12.0mm 1/50秒 iso100 F/4.0
紅一点.......と言うほどでもありませんが。
↑11 12.0mm 1/40秒 iso1250 F/7.1
とてもコケティッシュ。
↑12 24.0mm 1/30秒 iso640 F/7.1
こんな画が大好きです。
ここが紅葉すると綺麗なんですよ。
↑13 12.0mm 1/30秒 iso500 F/4.0
これも紅一点かな?
アウトフォーカスがとても綺麗で、嫌みの無さにこんな撮影も楽しくなります。
↑14 12.0mm 1/40秒 iso250 F/6.3
今は一般に登れない勢至堂。
苔むした石段が素晴らしい。
↑15 12.0mm 1/30秒 iso250 F/9.0
水面ギリで映り込みを狙うも、まぁ何となく難しい。
↑16 19.0mm 1/60秒 iso100 F/4.0
これも絞りは開放で、なるべく寄ってみました。
くっきりした部分とフワリ流れる雰囲気、レンズ設計のよさが光ります。
↑17 12.0mm 1/40秒 iso800 F/9.0
もみじ参道、その先に薬医門。
↑18 12.0mm 1/30秒 iso250 F/9.0
紅葉シーズン、午前のこの角度が美しくなります。
個人的にはこの雰囲気のほうが好きかも知れません。
↑↑19・20 12.0mm 1/40秒 iso1000 F/9.0 ↑21 12.0mm 1/40秒 iso160 F/4.5
上のほうを見上げると少し紅葉し始めていました。
↑22 24.0mm 1/40秒 iso500 F/8.0
緑綺麗なころは雨上がり似合う光明寺。
足もとに気をつけて下山いたしましょう。
秋の紅葉は、京都の他のポイントに比べるとやや遅め。
週末ともなりますと付近は大変混み合いますので、到着が優先される公共交通機関(バス等)のご利用がお勧めです。
このあと御所市へ行く用事がありましたので、用事済ませて少しだけ壺阪山駅近くへ。
何も目立つものがありませんが、のどかな雰囲気の中を走る近鉄吉野線が好きで、よく立ち寄る場所です。
↑23 13.0mm 1/1600秒 iso3200 F/7.1
またリニューアル車。
オリジナルカラー撮っておけばよかったかなぁ......
↑24 12.0mm 1/1000秒 iso3200 F/7.1
近鉄と言えばこの色でしょう。
↑25 12.0mm 1/1600秒 iso3200 F/7.1
思いつきだけで撮ると、思いっきり特有の写りになります。
↑26 12.0mm 1/1600秒 iso1600 F/5.6
どうも線路が弧を描くと思ったら、緩やかな下りに差し掛かる区間でした。
田んぼが秋、空は夏の終わり。
蒸し暑い日でしたが、そろそろ秋本番のようです。
今年の紅葉はどんなふうに狙いますか?
超広角でグイッとワイドに撮る紅葉、なかなか面白そうですよ^^
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。