2017年1月アーカイブ

若草山焼き,K70_2060_2合成(5),2017yaotomi_T.jpg

_千輪菊_

若草山焼き,K70_2060_2合成(5),2017yaotomi 1.jpg

 

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年1月28日撮影)

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今年の奈良若草山焼きはとてもよく焼けましたね!

昨年の山焼きは荒天の影響で少々残念でしたが、今年は事前に確認予測した気象条件がドンピシャ。

どこから撮ろうかとずいぶん悩みましたが、今年は写真仲間さんのお薦めもあって、二月堂付近に三脚を構えました。

(このへんです=https://goo.gl/maps/BTeZRqQn2xA2

 

撮影機材をどうするか迷いましたが、エントリー機の PENTAX K-70 が十分実用的なので、この日の主役に抜擢。

DSC_8275,2016yaotomi_.jpg

現場で「あれ K-1 と2台体制じゃないの??」とツッこまれましたが、ここはグッと堪えます(笑

ケーブルスイッチ(CS-205)が K-70 に適合しないことをすっかり忘れてまして、写真仲間にリモートレリーズを借りるという失態をやらかしました。

(スマートフォン用の携帯バッテリーも借りちゃいました^^; Oさん、ありがとうございました)

 

1枚目、Facebook に先行掲載したものと変えてみました。

※ 広角が必要で、結局18mmばかりで撮影です

一発撮りではとてもありえない画であり、いわゆる「合成画像」ということになります。

Photoshop のレイヤー機能で画像を重ね、それぞれ『比較明合成(コンポジット)』後に保存。

花火や星を撮る写真家さんにしてみれば、まぁ馴染みのお作法といったところでしょう。

この1枚目、この画だけで20枚近くの画像をレイヤーで重ねています。

 

若草山焼き,K70_2060,2017yaotomi.jpg 若草山焼き,K70_2230(No1),2017yaotomi.jpg 若草山焼き,K70_2129,2017yaotomi.jpg

大まかにこの3部構成。

真ん中の画は15枚『比較明合成』し、左画の空の青いところに当たる部分だけを残し、建造物付近の暗い部分は消してしまいます。

※ 燈籠の明るい部分も比較明合成されてしまい、それぞれの灯りに違和感が残るのを避けるため

あとは右のような花火を『比較明合成』する訳ですが、欲張って何枚も『比較明合成』しすぎると、画がごちゃごちゃしてしまいますので良い加減で。

※ 今回は大小併せ3枚を比較明合成しています

撮影時にホワイトバランスを「太陽光」などで撮れば良いのですが、どのみち合成するなら色味も好みの雰囲気に変えてしまうのもアリです。

山焼きのところが少々赤紫になっていますが、これも全体の色味を考え仕上げのときに調整しました。

ブルーアワー(マジックアワー)特有の空を活かしたく、ちょっとありえない雰囲気ではありますが、これはこれで仕上げの楽しみでもあります。

 

若草山焼き,K70_2059合成_3,2017yaotomi.jpg

これは長時間露光したベースと花火1枚を『比較明合成』。

これが一番「らしさ」残る画だと思います。

 

若草山焼き,K70_2059合成_2,2017yaotomi.jpg

山焼きベースを変え、花火を大小3枚『比較明合成』しました。

ちょっとごちゃごちゃしていますねー。

 

若草山焼き,K70_2059合成_4,2017yaotomi.jpg

        横の画を縦にトリミング。

        千輪菊の代わりに尺玉を『比較明合成』しました。

 

若草山焼き,K70_2060_3(2),2017yaotomi 1.jpg

        これも別の画がベースになっています。

        白い点々が写りこんでいますが、これは空の明るい星が『比較明合成』されています(笑

 

「とても難しそうだ」、「そんな作業は自分で出来っこない」......

いえいえ、Photoshop に少しでも慣れれば案外簡単に出来てしまうと思います。

「Photoshop あるけど、色や明るさの調整、せいぜいトリミングくらいでしか使ったことがない」、そんな方が多いのでは?

 

練習する前に元になる画を大事に保存し、コピーした画でどんどん練習すればコツも直ぐに掴めるでしょう。

肝心なことを忘れていましたがパソコンのスペックには左右されますのでご注意を。

複数のソフトを立ち上げたり、レイヤーをじゃんじゃん用意するようなときはメモリーの容量を必要とします。

できれば 8GB 、余裕がございましたら 16GB 以上がお薦め。

CPU はi5 くらいの「そこそこ」性能で良いと思います。

 

若草山焼き,K70_2235(No1),2017yaotomi.jpg

やはり山焼きの画が一番肝心、二月堂と絡めて撮るのが大好きです。

これはRAW 現像時に補正しただけのもの。

Captur One の旧バージョンが PENTAX K-70 に対応していませんので、PENTAX 純正RAW現像ソフト「Digital Camera Utility 5」でギリギリ限界の補正後に現像出力しました。

ソフトウェアのおかげもございますが、 PENTAX K-70 の基本性能がしっかりしているからこそ。

お後がよろしいようです。

  

2月の後半には『 PENTAX KP 』の出番が控えています。

コンパクトデジタル一眼レフ、取り回しのよいサイズは写欲をコントロールしますので、ぜひ吟味なさってくださいね。

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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PENTAX KP がやってきました / PENTAX KP

PENTAX,KP_(13)2017yaotomi.jpg

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。

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PENTAX 新型機、抜群の質感を引っさげやってきました。

PENTAX KP、個人的にどえらいお気に入りの新型機です。

PENTAX KP の詳しくは、当社S氏「中古カメラご一行様(by八百富写真機店)」を併せてご覧ください。

ペンタックス PENTAX KP 新たなコンセプトのカメラが新登場 !!!

_http://www.yaotomi.co.jp/blog/used/2017/01/-pentax-kp.html

 

軍艦部に「らしさ」を残しつつ、全体的なイメージは一新されており、金属カメラらしい質感とメカニカル感がうまく融合されました。

PENTAX,KP_(01)2017yaotomi.jpg

ボディカラーは初っ端から2色登録ですが、このシルバーがめちゃくちゃカッチョイイ!

 

とて、金属ブラックのしっとりした質感も捨てがたく、ベータ機としては完成度が非常に高いです。

PENTAX,KP_(12)2017yaotomi.jpg

ほぼ本チャン機だそうで、スイッチ、ダイヤル、ボタン、それぞれの操作感に遊びの無い「カッチリ感触」が素晴らしい。

ダイヤルの操作感はひと味もふた味も向上しているといった感じです。

 

PENTAX,KP_(14)2017yaotomi.jpg PENTAX,KP_(15)2017yaotomi.jpg

無駄をそぎ落としつつ、それぞれの配置とデザインが絶妙。

こんなデザイン、過去の PENTAX デジタル機に無かったですよねー。

これ、PENTAX K-1 よりも質感高く感じます。

 

PENTAX,KP_(08)2017yaotomi.jpg

(目当てが汚れてしまっていてゴメンナサイm(__)m )

液晶モニターはチルト式、個人的に大歓迎っ!

バリアングル式はちょっと苦手でして.......

ストラップをなるべく首から掛けていたい派ですから、この液晶モニター操作時は邪魔にもなりません。

 

PENTAX KP  の目玉機能(?)とも言うべき姿がこちら↓

PENTAX,KP_(17)2017yaotomi.jpg

グリップは脱着交換式なのですよ。

肝心のパーツが間に合わなかったので、後日じっくり弄り倒したいと思います。

 

せっかくなんで PENTAX APS-C 機と上部比較してみました。

PENTAX,KP_(18)2017yaotomi.jpg

これ、K-3II の後継機ではないことが見てとれます。

 

PENTAX,KP_(19)2017yaotomi.jpg

K-70 とも違う訳ですが、片手での操作感は抜群な PENTAX KP

 

久しぶりにワクワクさせてくれる一眼レフデジタルカメラが登場します!

詳しくは当社S氏ブログ「中古カメラご一行様(by八百富写真機店)」をご覧ください。

きっと予約したくなりますよって^^

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

 

ご予約は下記のURLからどうぞ!

京都 大原 宝泉院の雪景 2017 / SIGMA sd QuattroH

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 _額縁庭園_

SDQH0905,jyousyoukouji,2017yaotomi 1.jpg

 

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年1月14日撮影)

フェイスブック「お写ん歩」.jpg

 

 

大原に来るとここ「宝泉院」へもつい立ち寄りたくなります。

着くまで風雪も強く、きっと建物の中も寒いだろうなぁって思いつつ。

でもまぁ、こういったタイミングをいつでも得れるわけではないので、拝観手続きを済ませました。

京都 大原 三千院の雪景 2017 / SIGMA sd QuattroH

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 _雪の止み間に_

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年1月14日撮影)

フェイスブック「お写ん歩」.jpg

 

 

前回は「京北 常照皇寺」の雪景をご紹介しました。

その後、さらに北上し美山「かやぶきの里」へと向かいましたが、結構な降雪で撮影も適当に終了です。

一旦晴れ間の見える京都市街地に戻りましたが、どうも大原の雪景が気になってしまい、写友さんと別れたあとホイホイと再北上。

八瀬の辺りから木々に積雪が見られ、大原の里に差し掛かる頃には一面銀世界です。

しかし雪の降りかたがハンパなく..........

SDQH0762,jyousyoukouji,2017yaotomi.jpg

門前の姿はご覧のとおり。

外国からの観光客ばかりで何とも不思議な空間でしたが、このあとは雪の降る音だけが残ります。

京都 京北 常照皇寺の雪景 2017 / SIGMA sd QuattroH

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 _山寺雪景_

SDQH0586,jyousyoukouji,2017yaotomi 1.jpg

 

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年1月14日撮影)

フェイスブック「お写ん歩」.jpg

 

 

今期関西の冬は暖かく、雪景撮影なんて望めそうにもないと思っていた矢先。

急にきましたねー、強烈寒波。

奈良県内での積雪は期待薄でしたので、ここはグイッと北上することにしました。

 

カメラはの SIGMA sd Quattro H 、これで雪景を撮ってみたかったのですよ。

朝はのーんびり出発、京都北野天満宮で写友さんをキャッチし、そのまま周山街道を北上です。

御経坂峠で薄っすら雪化粧も見られましたが、気温0℃では期待のポイント高雄・高山寺雪景は期待薄......

そのまま北上いたしますと小野郷付近から気温が下がりはじめ、辺りの景色も白くなり始めました。

ここで「常照皇寺」へ向かおうとにわかに決定し、今回の画で更新となる訳です。

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 _入替作業_

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年1月7日撮影)

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年始、何となくですがローカル鉄道風情を味わいたくなっていました。

雪は降らないし花も少ない、同じ費用をかけるならネタになるものが欲しいし.....

 

そんな中、JR東海・東海道本線の支線「美濃赤坂線」(盲腸線とも言われているみたい)を見に行く機会に恵まれました。

以前は終点の美濃赤坂駅から名古屋駅へ直通する列車があったり、東京へ向かう大垣夜行の始発駅だった頃があったと記憶しています。

今は2両編成のワンマンカーが大垣駅~美濃赤坂駅を数往復する、ローカル風情たっぷりの路線に。

 

訪れる前にwebで下調べしていると、ちょっと聞きなれない鉄道会社の名前がチラホラ出てきます。

今回突然主題レベルにまでのし上がった「西濃鉄道」がそれで、現在は貨物列車が2往復するだけのこれまたローカルな鉄道でした。

機関車好きとしては興味津々、乗り入れてくる電気機関車(E.L.)もその日によって違うとの情報があり、これはかなり期待しながら訪れなければなりません。

鉄分が不足しているあなた、どうぞ暇つぶしにご覧ください。

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 _初詣_

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年1月1日撮影)

フェイスブック「お写ん歩」.jpg

 

 

年明けは深夜から奈良の長谷寺へ向かいました。

毎年のことですが、観音様にお願い事がございますので。

今年も冬牡丹が綺麗に咲き揃っており、訪れる人々が足を止め眺める姿も恒例です。

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 _初日の出_

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年1月1日撮影)

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新年、あけましておめでとうございます。

今年も「お写ん歩」にお付き合いいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

2017年の干支は「酉」。

羽を広げるような日の出を観るため、大好きな尾鷲の海へと向かいました。

大晦日は大阪の桃谷へ出かける用事(これが重要!)があり、そのあと2016年最後の日の入を梅田で撮って一旦帰宅。

撮影機材を整え奈良の手打ちうどん"晴れ"さんで年越しうどんを食し、長谷寺へ初詣の経由、その足で尾鷲へ向かうといった具合の慌ただしい年越しでした。

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