_静桜_ (下のサムネイルは、左から左上・右上・左下・右下に等倍を分割)
PHASE ONE XF with PHASE ONE IQ3 80MP DigitalBack & Schneider Kreuznach AF80mm F2.8LS
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2017年4月12日撮影)
桜井初瀬(はせ)で美しい桜に出会いました。
竹薮の側で静かに咲く姿は愛おしく、どう撮らえようと構える心中は、まるで憧れの人に出会ったかのようです。
どこからどんなふうに撮ろうか迷うところですが、そこは直感的に5カットほど構図を変えて撮ってみました。
帰宅後の現像作業は楽しくて、現場で出会った気持ちが蘇るようです。
そう、この日持ち出したカメラがちょうど良かったかも知れませんね。
1枚目の写真だけご紹介できれば良かったのですが、使ったカメラの説明もちょっとだけしときましょ。
怒涛の8,000万画素(記録画素数 10,328×7,760 )、フェイズワン XF カメラシステムの出番です。
フェーズワン 「IQ3 80MP」と「XFボディ+プリズムファインダー」の組み合わせに、シュナイダー・クロイツナッハ「SK80mm F2.8 LS」レンズを装着。
別々に購入すると八百富現金特価 7,317,000円(税込)ですが、カメラキット「 フェーズワン IQ3 80MP / XFボディ・プリズムファインダー ・SK80mm F2.8 LS」なら 6,300,000円(税込)とリーズナブル(笑
なんと 1,017,000円(!)(約:軽自動車1台分)もお得なんですよ~♪
うーん、使っている本人もちょっとマヒしてしまってピンときませーん。
写りはと言いますと、想像以上の超ド級画質。
桜満開になりました桜井初瀬長谷寺の俯瞰写真をご覧ください。
3枚目は2枚目のように横700pixelでトリミングしてみた画像です。
手前味噌で恐縮ですが、いつも難なく使っているシルイ社製の雲台と三脚ですら歯が立ちません。
等倍では僅かに微ブレしているような感じも見受けられますが、まぁ多分判らないレベルなので目をつむりましょう(つむってください)。
舞台で境内の桜を眺めるその姿が凡そ判別つきます。
何よりもその場に佇むような写真の質感に酔いしれるような、これは値段以上の魅力があるといって過言ではないかも。
同じようにトリミングしたものですが、まるでマクロレンズで寄ったような写真に見えますよね。
このカメラシステムの扱い方は然程難しいものではなく、超高精度なオートフォーカスに頼りきって普通に撮れてしまいます。
デジタルバックの液晶モニターとXFボディ上面の小さな液晶モニターともにタッチパネル式。
動作もキビキビしていまして、ストレスフリーです。
オートフォーカスの精度は抜群に良いのですが、デジタル中判独特の等倍合焦ポイント確認で僅かな「ずれ」が気になってしまいます。
これは撮影直後のプレビューで確認して、納得いかないものはサクッと削除するという繰り返しが僕に向いていました。
以降、ちょこちょこと載せていきます。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。