SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM Art with Canon EOS 6D
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2017年6月28日撮影)
新しいカメラやレンズの話しが出るなか、新機能や工夫が盛りだくさんだったりすると、たまらなく待ち遠しくなるのはどなたも一緒のことでしょう。
その中で無性に待ち遠しくなる機種も数知れずですが、今回取り上げ試用したレンズは、(個人的に)じつに待ち遠しく感じました。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM Art (2017年7月7日発売予定・ご予約受付中)、最新の SIGMA Art シリーズレンズです。
前モデルにあたる 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM の特性をじんわり残しつつ、Art シリーズらしい最新の写りを期待させる設計は、ちょっと他に無い感覚ではないでしょうか。
口径は以前と変わらず(82φ)で、やや重くなっていますが、その質感はさすが Art シリーズ。
ハイエンドクラスのフルサイズ機にバランスよく装着でき、手で支えながら操作する感も文句無しです。
高画素にも対応する光学設計でこの大きさなら、むしろ「コンパクト」であると言ってもおかしくない気がしました。
事実、このクラスでは最小サイズだった気もしますから。
可動部のトルク感は、相変わらずこのシリーズらしいしっとりした感じで、大変心地よい操作を味わうことができます。
マニュアルフォーカス時にピントリングの細さがやや気になりましたが、不思議と直ぐに慣れるもので、ピントの微調整時は指をズームリングから直感的に移動させ即座に操作できるようになりました。
そうそう、たまーに「とって付けたような」と言われる切り替えスイッチ等ですが、使ってみればこのデザインの善さが判るはず。
この凸っ張りデザインこそファインダーを覗きながら自然に切替操作ができるというものです。
すいません、見た目から入るタイプの人ですので、つい外観を熱く語ってしまいました。
これだけ持ち上げて写りを疎かにしてはいけませんね。
梅雨の気候らしい京都で、短時間ですがちょっと試した画がありますのでサンプル程度にご覧ください。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
↑2 29mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
関西の紫陽花名所のひとつ、「三室戸寺」。
早くから楽しめることで知られていますが、じつは今ごろがとても綺麗だったりしますよ^^
絞りはF/2.8、凡そ人の見た感じではないでしょうか。
↑3 70mm F/6.3 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
本堂前に何とも可愛らしい蓮の花。
ちょっと絞って、全体の雰囲気を再現しています。
↑4 70mm F/7.1 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
おもしろい紫陽花を見つけました。
まるでアートの様ですが、これは絞り込んでピシッと。
↑5 24mm F/3.5 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
最近個人宅の庭先で見かけるような紫陽花も、ここ三室戸寺で楽しめるようです。
↑6 70mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
じつはこの日花蓮狙いでしたが、思いのほか雨が強かったようで、花のかたちが崩れてしまったようです。
↑7 27mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
この感じ、こういう画が大好きです。
ズームレンズで絞り開放、こんなふうに再現できるのは嬉しいですねー。
↑8 50mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
ちょっと圧迫感ありですかね(笑
ちょっとおもしろいなって撮った画です。
立体感があって良いと思ったのですが。
↑9 24mm F/4.0 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
京都市内の大蓮寺に咲く蓮の花。
ご住職の奥様曰く、先週はよく咲いていたそうです。
とは言え、こちらの綺麗な花蓮はしばらく楽しめるのだそうですよ。
↑10 70mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
前ぼけも割りと自然。
鉢の奥に半夏生の姿、こちらも見頃だったりして。
この日は「大蓮寺」~「三室戸寺」、そしてここ「法金剛院」へ。
↑11 24mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
沙羅双樹の散り具合も善かったのですが、ここで少し晴れてきて、蒸し暑さ全開!
↑12 24mm F/3.2 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
もう夏の空。
夕立でも過ぎた後のような感じで、蓮が喜んでいるようにも見えました。
↑13 70mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
とにもかくにも「ぼけ」が綺麗です。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art の登場は、このぼけを期待していました。
ちょい絞りがオススメですが、開放でもしっかり使える級です。
↑14 48mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
キラキラ感も良いです。
SIGMA sd Quattro H で使ってみたいですねー。
↑15 24mm F/3.2 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
↑16 54mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
↑17 63mm F/4.5 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
この緑色混じる白い蓮が大好きです。
清楚な感じこそ、ザ・ハス!.........かな、と。
↑18 70mm F/8.0 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
まるで硝子細工。
蓮の葉は被写体として抜群。
↑19 35mm F/2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
ここ、この位置。
左の紫陽花がポツンと咲く姿がよく似合います。
被写界深度を浅くして表現してみるのも楽しい。
↑20 51mm F/6.3 SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
この日見つけた綺麗な色あいのハート♡紫陽花、三室戸寺で多くの方が探されていたことがとても印象的でした。
今や三室戸寺の紫陽花と言えば........的存在ですもんね。
しゃがみ込んで土の上を這う虫を追いかけていて、たまたま見つけてしまいました。
こっそり撮っちゃって、ごめんなさい^^;
しばらくこのレンズを使ってみたいと思います。
じつはこの日、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary を併用していました。
ちょっと間は空きますが、いわゆる Art ダブルズーム。
これがまた良い写りでして^^
これも併せてご紹介してまいります。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。