OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII with M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2017年7月29日撮影)
今年2回目の花火撮影は、ここ吉野町上市。
灯籠ながし同時に行われる、県内でもちょっと珍しい花火大会です。
この日の撮影機材は......
ちょっと久しぶりの OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII です。
花火撮影で「ライブコンポジット」を使ってみたかったんですよね。
花火はレリーズの始めと終わりが肝心なのですが、これは結構端折れる便利機能!!
.......と思っていましたが、やはりレリーズの始めと終わりは肝心でした。
花火が開く直前にレリーズを開始し、すぅーっ......と消える END のタイミングでレリーズを終えるという、このスタイルには変わりしません。
もちろん液晶モニターに映し出され続けるライブコンポジット処理画像は"ライブ"で確認し続けられます。
撮影後のソフトウェアによる合成「比較明合成(比較(明))の必要が無く、デジタルカメラらしい手間要らずなとても便利な機能です。
もちろん RAW での記録も可能で、更に追い込んだ現像も可能ですからじつに素晴らしい。
1枚目(↑)は夕景(1枚)+灯籠を川へ流す姿(1枚)+花火(3枚)の合計5枚比較明合成。
もとは下のような夕景だけの画です(↓)
この画だけで満足してしまいそうなくらい、空はとても良い色でした。
暮れたあとは「ザ・花火」。
普通に縦撮りし、普通に比較明合成です。(ライブコンポジットではありません)
打上時間が45分間と比較的長く、途中で構図を変えて撮ることも可能。
これは花火の打上が一時的に途絶える時間を利用し、F/13.0 iso200 で約20秒露光。
次の花火が一発打ちあがり、その一発でレリーズを終えました。
もう1枚ライブコンポジットで撮った画を1枚比較明合成でプラス。
RAW撮りですので、屋台の色と花火の色を整えました。
これは何も手を加えていないバルブ撮影。
確かラストの打ち上げだったと思います。
最後に......
花火が始まる前に撮った F/8.0 iso200 90秒露光の画に花火を比較明合成。
近鉄吉野線の電車が白い線になり、灯籠も思いのほか明るく写り込み。
現場って何となくこんな感じかなーって、人の目で見た記憶はこんなのではないでしょうか。
ゴーストはご愛嬌なのですが、上空に LED ランプの点いたドローンがずぅーっと飛んでおり、これが時々構図に入ってくるので使える画も減少しちゃいました。
ぜひ! 手元で LED を消灯できるドローンを作ってくださいm(__)m
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。