FUJIFILM X-T2 with FUJINON XF10-24mm F4 R OIS
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2017年11月11日撮影)
台風による中止のあと、延び延びになっていました富士フィルムイメージングシステムズ㈱さん主催の「星空撮影会」。
つい先日の11月11日に開催されることになり、一応皆さんのお手伝いという趣旨のもと(?)、僕も当社S氏と一緒に参加してきました。
開催地は立派な天文台とパラボラアンテナが美しい「みさと天文台」、和歌山県海草郡紀美野町松ヶ峯(GoogleMap)に位置するところです。
雲の多い空の下を突っ走ってきましたが、到着時には雲もどっか行ってしまい、星空いっぱいになったことは大変なラッキーでした。
「これが撮れたから、僕はもうエエですわ♪」って勘違いしそうな美しい夕景が広がるみさと天文台。
じつは集合時間を間違いながら走っていて、途中F社H氏から電話が入り「まだ着きませんの??」で気付くというオチ付き。
それも勘違い時間すら遅れてしまうという、ホンっとご迷惑お掛けしました
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まだ少し明るい時間ですが、もう天の川が見え始めました。
特別に向きを変えていただいた「8m電波望遠鏡」。
なんと!
この日は特別に撮影会のための画になる角度をみさと天文台さんがコントロールしてくれたはります。
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北側から雲がどんどん流れてきますが、皆さんの「星空撮りたいねん!!」オーラが雲を食い止めているような感じ。
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この角度で天の川を狙ってみたくなりました。
いそいそと移動して構えなおしたら、何とまぁ雲がやって来るのですよ。
ここで「Vixen POLARIE」の登場です。
事前にセットの仕方をレクチャーしていたのですが、現場の薄暗いところでセットしていると思いのほか上手くいきません。
ここはビクセン社風景写真家・講師の成澤先生に丸投げ(笑
あ、でもね、組み上げはちゃんと自分でしましたよー。
形状がとってもカメラ♪でして、普通の箱型よりもとっつきやすい形状です。
分厚さを感じる金属外装は見た目以上に丈夫そうで、FUJIFILM X-T2 と純正レンズのセットなら問題も無さそう。
こんど機会があるときにフルサイズ機と大口径レンズを組んで試してみよう。
カメラで言うところのマウント部分に在る金属カバーは2本のネジで止められており.....
外してから雲台を取り付けて再装着するという工夫がなされています。
別売りではありますが、このポーラメーターがあるとないで操作感に差が出ます。
同時購入をオススメしますよー。
とりあえずこの2点と自由雲台が在れば使えることになります。
使ってみなければこの善さが判らない.....と言っても過言ではない、ちょっと星空撮影に慣れてきたらこんなシステムは如何でしょう?
↑8
うーん.....超広角撮影だと、現場で即座にカメラモニターで確認するも、その違いが判り難いことに気付きました。
ポラリエは「1/2星景撮影モード」、iso6400 で F/4.0 の 15秒露光。
このシャッター速度 15 秒という短さが、違いの判らなさを助長したようです。
60 秒くらい露光しなければ、ONとOFFの違いを判別していただくことはできないみたい。
↑9
それでも星は点でビシッと止まっていますよ。
等倍で切り出したアンドロメダ星雲(銀河?)。
超広角 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS での等倍、感度も iso6400 ですから上出来の画質でしょう?
ちなみに FUJIFILM X-T2 のノイズリダクションはOFFですから恐るべし高画質。
↑10
雲って良いアクセントにもなる.....のかな。
そんな意味も無いようなことにも気付ける、とても素敵な夜でした。
帰りしなに食べた久しぶりの「和歌山ラーメン」。
撮影途中に何度か風の強い時間もあって、冷えた身体を温めるにちょうど良い郷土ラーメンです。
和歌山の写真家さんに教えていただいたオススメ店へ向かいましたが、スープ切れか何かでお店は早仕舞い。
こうなりゃ何処でもそこそこ美味いんじゃない?.....ってことで辿り着いたのが「まるしげ(○繁)」さんでした。
和歌山ラーメンって各店それぞれに味の違いがありますが、ここはあっさり馴染みやすいスープでとても美味しかった!
夜の25:00まで営業されているところがありがたいですねー。
今日のシータΘ (RICOH THETA V)
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。