SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary を使ってみました / 滋賀紅葉 2017

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OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII with SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。 (2017年11月15日撮影)

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秋色深まる某日、久しぶりに SIGMA 社の「DN」レンズを使いました。

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2017年11月22日発売予定の SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary 、ショートフランジバックカメラに適した設計の「DN」レンズです。

昨年の春に SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary が発売されたあと、ハイコストパフォーマンス「F/1.4 」画質にどっぷりハマって居られる方も多いはず。

この SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary は第2弾に当たるわけで、DN Artシリーズとはまた違った立体感を味わえるシリーズになります。

Artラインは光学設計のみで高画質を追求したものですが、このContemporaryラインはカメラ内収差補正機能に完全対応させて高画質を達成しています。

だからと言って光学設計が緩いわけではなく、両立させて高画質を叩き出すというレンズメーカーらしいポテンシャルをしっかり見せ付けてくれました。

 

試用期間は超短期間(相変わらずですな(笑))でした。

ちょうど滋賀県の紅葉撮影へ出掛ける予定でしたので、半ばダイジェスト版のような感じでご紹介させていただきます。

「おっ、広角だけで行くかー?」、そんな心配もございましょう。

あたしゃこう見えても慎重派、さすがに 16mm(35mm判換算 32mm)1本では心もとないので、SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary(35mm判換算 60mm)もカメラバックに同梱させています。

 

1枚目、今や「インスタ映え」の聖地級として名高い、滋賀県長浜市の鶏足寺(旧飯福寺)。

ちょっと見頃には早いかな?と思いつつ行ってきましたが、何の何の個人的には見頃バッチリです。

皆さんの話しを聞いていると、「散りが少ないから撮り頃はまだまだ先だね」ってな意見で凡そ一致しているようでした。

ここは木々の紅葉よりも散り紅葉がメインなのでしょう。

 

アップした画像は全てサムネイルです。

ウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポイン(カーソル)変わればクリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。

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       ↑2 30mm(35mm判換算 60mm) F/5.6 1/5sec

       きっと 50~70mm 前後の縦構図が定番なのでしょう。

 

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       ↑3 16mm(35mm判換算 32mm) F/4.5

       16mm(35mm判換算 32mm)では広い。

 

どれも微妙な構図だとお思いでしょう?

もうね、カメラ構える幅は4メートルほどで、みっちみちに混んでいるのですよ。

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ちょっと失礼して、上からの状況俯瞰。

お顔を識別できぬよう拡大は出来ません(↑)が、これが週末になると更に凄まじい状況となる.....とのことです。

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↑5・6 16mm(35mm判換算 32mm) 

鶏足寺の紅葉はなにもここだけではありません。

参道横から上を目指せば、美しい紅葉がたくさん待っています。

 

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↑7 16mm(35mm判換算 32mm) F/6.3

暗い中を歩いてきて気付かなかった石道寺も綺麗な紅葉。

 

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↑8 16mm(35mm判換算 32mm) F/6.3

到着するまで霧の中を走ったりもしていましたが、湖国のガスかかる里山はじつに美しいものでした。

 

さて、ここから一気に移動し.....

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↑9(←等倍)  16mm(35mm判換算 32mm) F/1.4

「血染めのもみじ」として名高い湖東三山「金剛輪寺」の池泉回遊式庭園。

ちょうど見頃のところに前夜の雨露が助長し、なんとも美しい色を放っていました。

これは SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary で絞りは開放のF/1.4です。

等倍の画をご覧いただくとよくお判りかと思いますが、合焦付近はきちんと芯があり解像感も抜群。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII との画質相性も素晴らしく、扱いやすい操作性と相まって無駄に楽しくなってきます。

絞り開放で手前をぼかしたのは、奥行き感が出るかな?と思いまして。

 

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↑10 16mm(35mm判換算 32mm) F/7.1

ヌケの良さや透明感もあり、画そのものにリアルを感じます。

 

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↑11 16mm(35mm判換算 32mm) F/1.4

絞り開放時の解像力に併せて観ていただきたいのが「ぼけ」。

結構なふんわり感があり、広角で寄ったとき特有の立体感を楽しむことが出来ます。

 

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↑12 16mm(35mm判換算 32mm) F/6.3

「もっと広角がほしい!」、最近超広角を使ってばかりで目が馴染んでしまった影響でしょう。

ここは引けば良いだけのことで、単焦点レンズ本来の楽しみ方を思い出させてくれます。

 

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       ↑13 16mm(35mm判換算 32mm) F/1.4

       紫陽花のころが最も美しい地蔵堂。

       案外紅葉も似合っており、つい見入ってしまいました。

 

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↑14 30mm(35mm判換算 60mm) F/5.0

まるで仏に導かれるような参道景です。

SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary はフレアやハレにも強いようで、こんなシーンでも空気を感じる透明感を撮らえてくれています。

 

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↑15 30mm(35mm判換算 60mm) F/1.4

蜘蛛の糸も綺麗なF/1.4。

 

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↑16 30mm(35mm判換算 60mm) F/1.6

本堂の屋根に陽があたりはじめ、湯気が踊っているように見えます。

 

このあと移動した先は.....

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↑17 16mm(35mm判換算 32mm) F/5.6

ちょっと早かったうえにピーカン、ここは滋賀県近江八幡市安土町の「教林坊」です。

ハイライトとシャドウの配分はピーキーであり、ずいぶん OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII に助けられた感ある写真ですねぇ。

 

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↑18 30mm(35mm判換算 60mm) F/1.4

水琴窟の音色で心和ませる余裕。

 

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↑19 16mm(35mm判換算 32mm) F/1.4

硝子も綺麗だから絞り開放でも綺麗。

陽当たり良いところでは散りも始まっていますが、こちら教林坊の見頃は来週以降でしょうね。

 

このあと適当に帰路を選ぶつもりでしたが、強烈な睡魔に襲われ道の駅で仮眠。

.....よう寝ました(笑

すっかり外は曇天、これは紅葉の色が出るだろうと帰るの止めて、次の目的地をせっせと探します。

夕刻の紅葉と言えばライトアップかなー?、なんて思いながらやって来たのが.....

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↑20 16mm(35mm判換算 32mm) F/8.0 1/13sec

湖東三山 百済寺。

本坊と喜見院に囲まれる立派な庭園のライトアップ.....は、未だ3時でしたので早すぎです。

 

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↑21 16mm(35mm判換算 32mm) F/1.4

ようボケるレンズは無駄に絞り開放ばかり選びますが、これは必然的なこと。

僅かに射し込む西陽が映えを助けてくれます。

 

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       ↑22 30mm(35mm判換算 60mm) F/1.4

       大きな木々に囲まれる参道の石段、ここは早い時間からトーンを下げます。

       まだ4時ですけどね。

 

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↑23 30mm(35mm判換算 60mm) F/2.0

ずっと雲に隠れていた今日の太陽、綺麗な色に染まって落陽です。

近江平野の遠く先に比叡山、手前右が箕作山と観音寺山(繖山:きぬがさやま)かなー。

日の入の真下あたりが長岡京あたりでしょう。

チラッとゴーストが出てしまう SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary、このくらいなら上出来です。

問題ありません.....と言いますか、結構優秀じゃないですか?

 

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↑24 30mm(35mm判換算 60mm) F/4.5 1/5sec

眼下でライトアップが始まっていました。

開始時間はこれと言って定めておられず、薄暗くなると点灯、18:30 に消灯されますので結構タイトなライトアップ。

 

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↑25 16mm(35mm判換算 32mm) F/4.5 1/2sec

ライトアップも綺麗ですが、元気に泳ぎまくる鯉の姿が気になる気になる。

鯉の餌が撒かれるので、池が鏡面になり映り込むことはありません(笑

 

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↑26 16mm(35mm判換算 32mm) F/4.5 0.6sec

それでも十分綺麗で、何だか得した気分になりました。

 

そうそう、朝の鶏足寺で OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII のハイレゾショットを使っています。

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0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影した画像をもとに生成される50Mハイレゾショット。

レンズ性能を要求される撮影設定ですが、SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary なら十分解像してくれています。

良いですね、それだけハイポテンシャルだということでしょう。

 

この日いただいたお昼ごはん↓

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web検索で地道に選び出した南彦根駅西口から程近い「まるいし」さん。(撮影機はOLYMPUS STYLUS XZ-2)

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滋賀県って「近江ちゃんぽん」が有名なのですね。

京都に住んでいた頃はぜんぜん知らなかったのですが、探せば隠れた銘店がいくつも出てきます。

とにもかくにも「まるいし」さんのチャンポン、これ!めちゃくちゃ美味い!!

絶妙な塩の旨み加減、ちょっとビックリ(?)した細麺もよーく合っています。

僕は大盛り頼みましたが、よその注文聞いていると大盛り注文率高いですねー。

店員さんも活気あって愛想も良いし、これで湖東撮影時の昼食はデフォルト化しました。

     

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2017年11月17日 00:00に書いた記事です。

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