FUJIFILM X-T2 with FUJINON XF90mmF2 R LM WR
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年1月13日撮影)
前回更新分からの続きです。
弘法大師によって開かれた高野山、「一生に一度で良いから訪れてみたい」として崇められる日本の聖地。
全国ならぬ世界中からも多くの参拝者が訪れる金剛峯寺も、この雪深い冬季は静寂に包まれていました。
到着時の気温はマイナス6.8℃(明け方はマイナス8.0℃)でしたが、この季節の高野町としてはまぁ普通の気温でしょう。
融雪剤撒かれている場所では路面も露わになっていますが、黒光りしているところは要注意でカキンカキンに凍結。
圧雪もしかりでして、普通の靴ではあっという間に滑って転んでしまいますので要注意です。
この日はこんな(左画)アイテムを長靴に絡めましたが、おかげでスリップは皆無でした。
一応役には立ちましたが、「中(M)」サイズは僕の足にとって少々大きめでしたので、またバーゲンでもやっていれば「小(S)」でも購入しときましょ。
金剛峯寺の拝観時間は8時30分、もうそんな時間かと壇上伽藍からいそいそと正門へやって来ました。
アップした画像は全てサムネイルです。(Click on the image, you can see it magnified)
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大玄関と小玄関の間で「こうやくん」が出迎えてくれます。
キンキンに冷えた廊下をそろりそろり.......
枯山水小庭に雪が積るとまた違った風情に。
ここに小さな南天の木が生えているのですが、ひょろーっと伸びるその姿は雪の重みで折れてしまうのではないかと気になる存在。
ところがそんなふうに毎年感じる訳ですから、この南天はとても元気なのでしょう。
額縁構図で観る中庭。
その中庭を超広角で。
こうやくんに誘われるよう進むと......
↑↑8 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS ↑9・10
その先に在るのが蟠龍庭。
座ってゆっくり眺めたいところですが、あまりの寒さでスリッパ履く足の感覚は徐々に薄らぐほどですから拝観は短め。
↑11 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS
↑12 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS
堂内台所の水は氷が張っていました。
仏様がとても寒そうにされている前を通りすぎ......
奥の院でもこうやくんが出迎えてくれますよ。
看板ではないこうやくんに会えるのはいつのことでしょ。
もうすぐするとこの手水舎の水も氷柱になるでしょう。
既に土台は美しい氷塊です。
↑17・18 FUJINON XF35mm F2 R WR
奥の院弘法大師御廟へ参拝したあとは、頌徳殿で釜のお茶をいただきながら温まります。
ここのは何だか判りませんが美味しいお茶。
↑19
帰りに立ち寄った丹生都比売神社。
太鼓橋に残っていた足跡が気になって気になって.....
高野山へ向かう南海高野線は、昨年の台風21号による影響で、現在も高野下駅~極楽橋駅間が不通になっています。
橋本駅から紀北かつらぎI.C.・国道480号線を経由する「代行バス」が出ていますのでご安心ください。
なお国道370号線の九度山~高野下も現在不通のままですので、一般車両での高野山行きも国道480号線経由となりますからご注意ください。
ちなみに僕も国道480号線経由(初めて)で高野山へ向かいましたが、狭い箇所や急カーブも少なく、花坂まではじつに快走ルートです。
ひょっとしたら奈良からの所要時間も国道480号線経由のほうが早いのかも知れませんねぇ。
五條市に在る「豚珍館」さん、ちょっと久しぶりです。
まだ諸事情あってフルメニューは提供されていませんが、やはり美味いですねー。
あの美味しいチャンポン等がいただける日が来ることを心待ちにしながら後にしました。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。