PENTAX K-1 MarkII with HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR(15mm・20.0sec+80.0sec・iso6400・F/2.8)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2018年4月14日撮影)
高感度で撮る夜空の星。
10年ほど前なら iso6400 なんてエマージェンシーな設定だと感じていましたが、最近では当たり前に使える高感度設定となりました。
ノイズに埋もれない無数の星、尖っていないニュートラルな色再現、リコーイメージング社のフルサイズ1号機「PENTAX K-1」や最新のAPS-C機「PENTAX KP」撮影で感じた率直なイメージです。
正直言うと「PENTAX KP」のほうがより優れている感があり(個人的な意見ね)、フルサイズ「PENTAX K-1」でも「PENTAX KP」並かそれ以上の画質を望みたいところ。
ファームウェアで何とかならんのか?と思っていたら、ここにきて「PENTAX K-1 Mark II」としてリニューアルされるという発表がございました。
見た目は「PENTAX K-1」そのもので、「Ⅱ」の文字が無ければ見分けはつきませんが、中身はグッと性能アップ。
高感度画質に加え解像感や色の再現性までもが向上、オートフォーカス(シングル)の精度が上がり合焦速度もアップ、オートフォーカス(コンティニュアス)の動体予測性能までもが向上しているとされています。
実際使ってみるとオートフォーカス(シングル)のピタッと感が抜群であり、オートフォーカスを再作動させても止まったまま。
すなわち迷い無く完全に合焦しているということなんです。(HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR 試用時の所感)
手に馴染む使用感はそのまま、APS-C機からのステップアップをお考えでしたら「PENTAX K-1 Mark II」の登場は朗報に違いないでしょう。
ここでちょっと面白いサービスが始まるとのアナウンスもございました。
面白いと言えば語弊もございますが、「PENTAX K-1」の基盤を交換して「MarkⅡ」仕様にしてしまおうという、何ともリコーイメージング社らしい親近感あふれる素晴らしいアップグレードサービスです。
受付は2018年5月21日からで気になる料金は54,000円(税込)、現在このサービスを受ける予定のユーザーが予想受付数を大きく上回るそうなので、アップグレードサービスをお考えの「PENTAX K-1」ユーザーさんはリコーイメージングホームページをこまめにチェックしていただきたいと思います。
細かいことはこのへんまで。
より詳しい情報は、世界で一番詳しいと言われている当社S氏ブログ「PENTAX K-1 Mark II ご予約開始 ペンタックス K-1 マークⅡ 新発売」をご覧ください。
僕は実写を貯めつつありますので、順次載せていこう思てます。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
↑2
この2枚目は現地に着いて撮影し始めた直後(am 2:00 頃撮影)のもので、奈良県の南部に位置する通称「ナメゴ谷」を望む展望台からのショットです。
1枚目(am 3:00 頃撮影)もそうですが露光時間を変えた2枚の画像をフォトショップで重ねました。
というのも、写っているのが星空天の川だけだと、何処で撮っているのか判らない画が量産されてしまいます。
尾根を描く桜木ラインが見えてこそナメゴ谷なので、何となく写っている程度の画を重ねた.....という訳です。
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この3枚目は am 4:30 頃の画です。
月の出時刻を過ぎているので、星空がやや明るくなっているのは月明かりの影響だったと思っていましたが、日の出時刻が迫っているので何とも言えず。
深夜からずっと薄雲が出たり消えたりの繰り返しで、結局仮眠も取らぬまま夜空を見上げていました。
↑4 HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR (53mm・13.0sec・iso100・F/8.0)
空が明るくなってきた午前5時。
↑5 HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR
せっかくなので「リアル・ レゾリューション・システム(動体補正オフ)」設定での画も載せておきます。
↑6 HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR
ヤマザクラが咲いているはずでしたが、今年は何処とも開花が早く、ナメゴ谷も流行に乗ったかたちです。
早く来れば良いだけの事ですが、ここまで来る国道308号線の冬季通行止解除は訪れた日の前日夕刻。
桜狙い写真家さんにとっては残念でありますが、ここは葉桜と新緑のラインも綺麗なので僕は再度訪れる予定です。
↑7 HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR
引いた画も載せておきましょう。
中腹辺りから上で桜は咲かんのかなぁ.....、何となく気がかりなままここを後にします。
↑8 HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR
行者還付近の桜はこれからと言う感じでした。
山の斜面に咲く姿はここならではと言えるでしょう。
↑9 HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR
天川村側の布引谷では、至るところにミツバツツジが全力咲いています。
ビビッドな色合いをカスタム「雅」設定で。
↑10 HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR
数日もすれば新緑で一変することでしょう。
↑11 HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR
釣人とヤマザクラ。
秋の紅葉も美しい川迫川渓谷ですが、僕は新緑の頃がもっと好きかも知れません。
この季節に使う「PENTAX K-1 Mark II」、レリーズの回数が一番増えるときです。
ペンタックス K-1 Mark II 28-105 WR レンズキット(2018年4月20日発売予定)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28410
ペンタックス K-1 Mark II ボディ(2018年4月20日発売予定)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/28409
ペンタックス HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/22488
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。