オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1X を使ってみました。

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ふわり舞い上がるランタンに OLYMPUS OM-D E-M1X 飛躍の願いを込めて。

今回の主役機はとてもオールマイティ、どんなシチュエーションでもドンとこいでした。

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2019年1月~2月撮影)

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OLYMPUS OM-D E-M1X 、もの凄いスペックを引っ提げやって来ました。

スペック詳細は既に公開されている通りですので端折りますが、スペックだけでは語れない「扱いやすさ」を短い試用期間に感じ取ることができたと思っています。

当初の話しではデカいマシンを想像していましたが、実際手にしてみると既に使い馴染んでいる気もする感じ。

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僕が使うと大きさ比較も不明なままとなりますので、お知り合いさんにちょっと構えていただきました。

縦グリップ部が大きく感じられる要素ではありますが、厚みが少ないこととグリップの出来が大変よろしいです。

手が小さめでもボタン配置に無理を感じず、すぐに慣れ親しめる要素はこんなところにあるんだと再認識しました。

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巧みに隠された大型バッテリーが2個、実際の重さ加減はここだった.....

バッテリーを外すと軽いものですが、バランスをも考えられた安心のバッテリー2個装着なので常備しましょう。

SDカードはもちろんダブルスロットで、ロックレバーも別に装備された堅牢確実な設計です。 

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OLYMPUS OM-D E-M1X にプラス、今回の試用ではこの3本を持ち出してみました。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO は常備の1本、高倍率ながら解像感の高さはピカイチなので外せません。

面白かったのが OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO との組み合わせで、今回の試用では思いのほか出番多し。

夜間撮影で頼もしかったのが OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

高感度でも追いつけない動きものには、このF/1.2レンズが重宝します。 

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歪みもグッと抑えられた高倍率ファインダー。

画像処理エンジン「TruePic VIII」を2基搭載するおかげで暗部なども見やすく、このサイズにして大型O.V.F.を彷彿させてくれるような勢い。

システムがコンパクトであるがため.....というような犠牲は感じられない要素はこんなところにも見え隠れしていました。

 

画像処理エンジンTruePic VIIIの2基搭載恩恵はほかにもたくさん。

OLYMPUS OM-D E-M1X のウリであるA.F.性能は、まるで自分のウデが上がったような気になります。

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OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO で高速連写。

「まぁ、このくらいは容易いものよ♪」とカメラに言われてしまった感じ。

一発の外れもないターゲットモードは、安心してファインダーに集中できます。

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ここ! というところにピントが来るのは、あとで画像をチェックする際の楽しみも倍増。

少々雑に撮っても意外とイケてる画が撮れていたりしますから、このへんは多様にチャレンジしていただきたいですね。 

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今回は飛躍的に進化した画像編集ソフトウェア Olympus Workspace を積極的に使ってみました。

動作が軽くなった上に画像のビューワ速度も快速、画像編集だけでなく作品選びにも十分使えるところがミソ。

O.S.純正のビューワよりもうんと正確で視やすいですから、オリンパスユーザーさんはぜひ導入なさってみてください。

今後もどんどん煮詰められていかれるでしょうし、結構楽しみだったりします。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。

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↑3 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

奈良の若草山焼き。

薄青い時間に前撮りし、あとは花火の時間と山焼きの時間をそれぞれ。

周りを見渡すも、寒い中たった一枚の画を得るためにジッと待ち構える写真家がずらり並ぶ平城宮跡。

NDフィルターがございませんでしたので、F/22.0(iso64)まで絞り込み、一部は ライブND を設定。

他機種同様で例年の設定ですが、帰宅後に20枚近くの比較明合成⇒出力です。

 

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↑4 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

ロケ地は「こうのとり」が有名な兵庫県豊岡市。

ここでは C-AF の追従感度をちょこちょこ変えながら撮影しました。

ほとんど外れも無く、追従感度を気にしなくても標準のままで結構イケます。

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ものは試しとて、インテリジェント被写体認識 A.F. もここで使ってみました。

手前に木々が被ってしまったのですが、これがまた驚くことにちゃんと追随するんですよね。

コウノトリが真ん中に来ていないのは、自分が被写体を見失いかけて迷っているから。

OLYMPUS OM-D E-M1X のほうがうんと賢い。

 

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↑5 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

E.V.F.でコウノトリを追いかけていたら、うっかり逆光に。

その産物ともいえる画ですが、この状況であってもそのまま A.F. は喰らいついています。

 

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↑6 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14

これはテレコン噛ませて420mm(840mm相当)の手持ち撮影。

手持ちでマニュアルフォーカスによる微調整もできてしまいます。

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次は高速被写体へ。

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↑7 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

どうせ試すならこんなところで高速被写体も狙ってみたくなります。

構える場所選びに失敗した(汗)ものの、何とか撮れたドクターイエロー。

息を切らして適当(失礼)に撮っても、このくらいは朝飯前。

 

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↑8 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

インテリジェント被写体認識 A.F. 設定による練習中の一枚。

構内は曲線なので最高速ではないと思いますが、それでもちょっと怖いくらいの高速です。

さすが画像処理エンジン「TruePic VIII」を2基使ってのA.F.、フロントガラスにぐいぐい喰らいつく!

 

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OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

日本が誇る新幹線、じつに美しいデザインです。

抱きつきたくなりますが、ここはグッと堪えるところ。

 

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO での手持ち動画も貼り付けておきましょう。

OLYMPUS OM-D E-M1X 動画撮影テスト(2) YouTube

35mm判換算で600mm相当を手持ち撮影ができるところに驚きですが、ちゃーんとそれぞれに喰らいついているところがもっと凄い。

 

OLYMPUS OM-D E-M1X 動画テスト(1) YouTube

ふらふら揺れているのはご愛敬。(酔わないでくださいね)

身体も支え無し、三脚も無しですから言い訳もできるってもんでしょう。

 

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↑10 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

ツルンとした質感もしっかり再現。

こんなところにも処理能力の高さを感じます。

 

その帰りしな.....

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↑11 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

これは手持ちでハイレゾショット(8160 × 6120)

気合一発で挑みましたが、良い意味で簡単に撮れてしまうちょっと拍子抜け。

撮像後の処理時間は少々長くなりますが、手持ちで超高解像撮影できるところはかなりの強みでしょう。

 

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↑12 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

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レンズボールを使ってみました。(画像を180°回転)

マイクロフォーサーズ機としては大きなボディですが、グリップの出来が秀絶であるため片手持ちでもこのとおり。

むしろ小さなボディを使うよりもブレは減りそうです。

 

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↑13 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

京都美山かやぶきの里。

結構足場の悪いポジションで三脚を設置。

重いシステムだと三脚ごとジワリ沈む可能性もございますが、OLYMPUS OM-D E-M1X と OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO との軽量コンビはその心配もほとんど無し。

あとの選択+比較明合成も楽ちんです。

 

場所は変わって.....

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↑14 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

もうすぐ桜色に染まる奈良 吉野山。

これは三脚設置でハイレゾショット(RAW:10368 × 7776/Olympus Workspace

金峯山寺は薄っすら雪化粧、等倍はまるで中判デジタル画像を視ているようです。

 

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左が手持ちハイレゾショット、右は普通のRAW現像。

 

吉野といえば近鉄吉野線。

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↑16 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

塗装面の質感が素晴らし過ぎて、つい見入ってしまいました。

  

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↑17 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

奈良市で開催された「なら瑠璃絵」。

ここでずっと感動していたのが手振れ補正の恩恵と高感度時の美しさ。

これはたかが iso800 程度(s.s.1/10)ですが.....

 

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↑18 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

iso感度200だと三脚必須ってとこですが、ここは全域で三脚使用は厳禁です。

これで手持ち 3.2 秒、先日は「5 秒でもイケる」と言った理由をご理解いただけましたでしょうか。

 

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↑19 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

露光オーバー気味でちょうどいいL.E.D.イルミネーション。

 

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↑20 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

こんな感じが大好きです。

 

春日大社祓戸神社前で行われた「光の夜神楽奉納」

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↑21 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

寒い夜なのに暖かいウェルカム。

ライトこそ照らされていますが、ここはかなり暗い場所です。

  

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↑22 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

被写体をブラして撮る動き感も良いのですが、こう何と言いますか「びしっ!」と止めて撮りたいことが本望。

ものは試しですから感度を iso12800 まで上げ、レンズは絞り開放の F/1.2 で撮影です。

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↑23 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

現像時にシャドウを持ち上げたりもしましたが、この粒状感なら善しでしょう。

幸いなことにこれはマイクロフォーサーズ、被写界深度も深めになりますから背景も暈け過ぎない恩恵。

 

ちなみにここではほとんどが「インテリジェント被写体認識A.F.」です。

正直適当にA.F.を充てていましたが、不思議と"思っているところ"に合焦しているのですね。

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↑24 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

プリントにも十分耐えうる画質、OLYMPUS OM-D E-M1X の高性能さはこんなところでも発揮します。

疑色も少なく忠実、持ち帰ったデータを眺めているだけで現場でのイメージが復活。

 

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↑25 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

感性を揺さぶらさせる OLYMPUS OM-D E-M1X 。

機材の小型化に貢献するマイクロフォーサーズシステムのフラッグシップです。 

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ご協力いただいた可愛らしいケーキ屋さんで、奈良名物「田川」さんのカレーライスを出前していただきました。 

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(OLYMPUS OM-D E-M10)

事前の準備よろしく、らっきょうを持参w 

漫画みたいなカレーライスですが、味のほうは逸級品。

懐かして味わい深く、最後まですっきりいただけるおススメです。

 

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システムが小さいからガッツリ三脚も必要なし。

.....とは言え、堅牢であることに変わりないので Fotopro カーボン三脚 X-6CN を持参です。

OLYMPUS OM-D E-M1X に超望遠レンズを組み合わせてもこんな感じ。

何もかもがコンパクトなので、コウノトリ撮影時の移動もしっかり楽をさせていただきました。 

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(OLYMPUS OM-D E-M10)

じゃぁ、という訳でもないのですが、豊岡まで来たのなら出石蕎麦でしょう。

ご同行者のお薦め、手打ちそば処「本陣鸛屋(つるや)」でいただきました。

出石蕎麦なんて30年ぶりでしょうか、美味しゅういただきましたよ。

 

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米原駅での撮影では入場券のお世話になりました。

2時間なんて全然足らず、追徴金 140円で3時間強という長丁場。

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(OLYMPUS STYLUS XZ-2)

おなかが減ってはまともな撮影もできませんので、麺屋「まるいし」さんで ちゃんぽん チャージ。

このあたりで撮影となればココがデフォルト、見た目大盛りですが、ほぼ野菜なので女性にもおススメ。

抜群に美味く「食べれるかなぁ?」の心配もよそに皆さんが完食です。

 

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度々撮影地で大型フルサイズ機ユーザーさんから評価を尋ねられました。

バズーカ砲のようなレンズを組み合わせるシステム、自動車でしか移動できないというジレンマから脱却したい方も多いようです。

トリミングに耐えうる画質の必要性もクリアできますし、色のほうも実に忠実。

何と言ってもカメラ用ショルダーバックに収まるコンパクトさは何にも増して強みと言えるでしょう。

OLYMPUS OM-D E-M1X もう間もなく発売開始です。

 

ご予約はこちらから↓ OLYMPUS OM-D E-M1X (2019年2月22日発売予定)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/30445

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2019年2月15日 10:00に書いた記事です。

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