奈良では修二会「お水取り」の真っただ中、じつは数日前に「お水送り」という行事があることをご存知でしょうか。
離れた場所での撮影で多く、TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025)はとても良い仕事をしてくれました。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2019年3月2日撮影)
わたくし恥ずかしながら「お水送り」があるとゆーのを一昨年に初めて知りまして、今年になって休みが重なりやっと訪れることができた次第です。
お松明の灯り照らされるこの行事、高感度に強いカメラ機材と明るいレンズが欲しくなる状況。
TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025) をメインに TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032) を携行。
暗い場所でなるべくカチッと動きを止めたい、その思いを絞り開放から納得の写り期待できるこの2本に託す勢いで出向きました。
大三元になるもう一本 TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041) はここで出番が無く、二月堂修二会のお松明で盛大に試用しましたので、その画はまた次回です。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(縦1,080ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
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なかなか雰囲気のあるところに辿り着きました。
↑2 24mm F2.8 0.3 秒 iso3200 TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032)
大変立派な「お水送り堂」の若狭神宮寺。
京都から自動車で1時間半のところにある小浜市の山間部です。
神事は引き続き行われていて、お松明が照らすお堂も厳か。
↑3 24mm F2.8 1/50秒 iso6400 TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032)
達陀、これは4枚のデータを比較明合成。
三脚も使えないところですから、構図内に三支点を決めて撮影です。
でもね、ちょっとズレているから拡大はご勘弁w
↑4 70mm F5.1 1/60秒 iso3200 TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032)
御香水を持ち出される。
↑5 200mm F3.2 1/40秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
護摩焚きなどが行われた後(人が多すぎて撮影を端折った)、大中のお松明が白装束の僧侶や神人によって持ち出されます。
↑6 200mm F2.8 1/1600秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
これが何とも幻想的で、しばらく見入っていたんです。
↑7 200mm F2.8 1/1600秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
大松明の炎。
↑8 200mm F2.8 1/800秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
火がまるで生きているよう。
↑9 70mm F2.8 1/200秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
御香水。
↑10 70mm F2.8 1/250秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
お松明の行列が「鵜の瀬」の河原までの2kmをそぞろ歩きます。
↑11 200mm F2.8 1/1250秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
お松明の炎が強くなったり弱まったり、時々宥めながら。
↑12 200mm F2.8 1/4000秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
もの凄いお松明の煙があたりを包み込む。
その中で「わぁっ」と灯き上がる炎。
↑13 200mm F2.8 1/13秒 iso3200 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
報道系含むカメラマンが「鵜の瀬」の河原で先行スタンバイ。
↑14 83mm F2.8 1/50秒 iso1600 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
この位置からでははっきり見えませんが、ここでも護摩焚きが行われるのかな。
山深い河原でもの凄い炎が立ちあ上がる度に、辺りはかぁーっと炎色に染まる。
↑15 200mm F2.8 1/1600秒 iso6400 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
ご住職によって送水文が読み上げられ、
↑16 200mm F2.8 1/13秒 iso1600 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
読み終えた送水文は遠敷川へ。
あとで縦構図へとトリミングするつもりで感度を下げたのですが、トリミングしないほうが現場の雰囲気もあるしそのままに。
↑17 200mm F2.8 1/20秒 iso3200 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A025)
日本刀で邪気を払い、
↑18
筒中の御香水が遠敷川へ注がれると一斉にほら貝が鳴り響く。
何とも言えぬ、この世のものとは思えない光景が脳裏に焼き付けられます。
身体中にお松明の香りが沁み込むのですが、これが良い匂いなんですね。
3日間ほど匂いは取れませんでしたが、その間は何となく見守られているようで嬉しかったです。
↑19 24mm F9.0 1/125秒 iso125 TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032)
若狭三方五湖にも梅林があるとのことでちょっと寄ってみました。
なかなかの絶景、時間帯を選べば湖の色も映えそうです。
この日の昼ご飯はといいますと、
通称「パ軒」、ソースかつ丼で有名な敦賀のヨーロッパ軒さんへ。
市内に幾つかの支店がございますが、初パ軒なら本店でしょう。
不思議なつくりのビルから想像もできない、まさにザ「カツ丼」です。
パリ丼に載る「ミンチカツ」含むミックスカツ丼をチョイス、これがまぁ美味いのなんのって。
ソースが決め手なのでしょうね、蓋も閉まらぬという演出の中から香ばしい匂いが広がります。
「大」を頼んだわけでもないのにご飯も多め、ガッツリ食べない方は「ミニ」にしたほうが良さそうです。
ごちそうさまでした。
さて、次回は東大寺二月堂「修二会」のお水送りです。
お松明は強烈に混みあう12日の深夜、今年も観に行けるかな?
TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(model A009)
TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032)
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。