東北会津へ・シグマ/SIGMA 工場見学 2019 (後編) / SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary

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レンズが並ぶ姿を見ると、ついレンズを向けたくなる。

外部関係者が会津工場見学へ向かうと、おそらくこの角度で撮っているはず。

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2019年7月撮影)

『東北会津へ・シグマ/SIGMA 工場見学』の後編。(前編はこちらからご覧ください)

工場見学時の撮影枚数がめちゃくちゃ多くなり、篩にかけて2次3次選考をも潜り抜けてしまう画像多数......な後編です。

 

撮影機材は引き続きコレ↓

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SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary (Lマウント)、これ1本。

場内で寄ったり引いたりしていたのはご想像通り、人が自然に感じる画角ですからご紹介中の写真も割と自然な感じかな?と。

2日目の番外編も含めご紹介いたします。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(縦1,080ピクセル・一部リサイズ無し)画像を見ることができます。

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さすが会津、紫陽花がちょうど満開で綺麗!

川辺寮のそばにある石碑に手をあわせ、創業当時の思いを馳せる。

 

前編では昨年稼働し始めたばかりの真新しいマグネシウム専用加工棟までご紹介でした。

では、次へ。

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レンズ工場としてのラインが並ぶ場内ですが、それらの元になる金型設計や製造も会津工場で行われます。

工具の加工部門もあり、本来外部に委託するところまでもが内部作業。

シグマブルーで統一された場内、どこかで見たような工場景ではあるのですが、どうも魅力の具合が高い。

全行程を山木社長直々に案内していただきましたが、「ここだ!」というところは撮影に夢中なってしまい、要点が疎かになってしまったことはご愛敬の範囲に留めてくださいませ。

 

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部署によってはそろそろ終業時間へ向けての清掃が始まっていました。

あとから考えると、この時間の清掃過程こそ神経を尖らせるところではなかったのでしょうか。

 

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小さな金属パーツがざくざく。

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網で受け取られていた金属の削り粉.......かと思いきや、これも全部パーツなんです。

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こんなにも小さな部品も自社工場生産。

驚きの事実であるほんのひとつですが、完全に made in JAPAN なんですね。

 

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まるで町工場のような素敵な光景。

年季の入った道具がそう思わせるのか、職人さんの手つきがそう感じさせるのか。

 

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油をだーだーに流しながら削り出されるパーツ。

なかなかの迫力を感じます。

 

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同じものがバラツキも無く整然と輝く(並ぶ)姿、あたり前のことでしょうけど妙に感動します。

金属のテープみたいなのがゆっくり巻き込まれ、パンチングされ抜き出たものがこれまたパーツになるんですね。

 

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プレスされる金型も自社生産、調整も当然ながら自社内で。

新しい発想はすぐに行動へ移すためのシステム、いつも「斬新だなぁ」と思う姿勢はこんなところにもギュウギュウに詰まっていました。

 

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自社内で完結すれば時間やコスト面でメリットも生まれてきますし、何と言っても製品コントロールが緻密で正確に。

「なるほど」と頷かれる方も居られると思いますが、世に送り出されてくる製品精度の高さが答なんです。

また店頭での魅力ある販売価格は、このような企業努力あってこそなのだと再認識。

 

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むむ。

どこかで見たような......、そんなパーツが至る所に。

まるで宝探しをしているようで面白い。

 

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気が遠くなるような細かい作業も、寸分狂いなく着実に進められます。

 

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部品から読み取られ完成品の名称が次々に出てくる。

その度に「へぇーーー!」「ほほぅ!」と心で呟き、目はきっと丸くなっていました。

 

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メッキ加工にアルマイト加工、整然と並ぶ部品。

 

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光学レンズが研磨剤の入った水をじゃぶじゃぶにかけられ、グリングリンと回され磨かれている行程。

レンズは三段階の研磨工程があり、「粗い削り」「精度出し」「整える」のどれかであります。

 

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コーティングも何もない素のレンズ。

レンズの行程こそ気になる箇所でしたが、ここはシークレットな場所も多うございました。

  

ん? ( ,,`・ω・´)ンンン---!?

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これはきっとfpですなぁ。

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間違いございません。

もうジャンジャン量産され始めていました。

 

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わたくし、SIGMA社製品の塗装が大好きなんです。

質感と言いますか何と言いますか、「うんうん、これこれ」って感じなんですよね。

 

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だいたいこの辺りの撮影は厳しい精査を潜り抜けたもの。

画になるところ多うございましたが、またそのうち非公開で良いから撮らせていただきたいな。

 

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これも限界ショット。

 

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マスク越しの真剣な表情を読み取れますか。

 

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暗闇のスポットライト下で作業されている方が浮かび上がる、こんな画が大好きです。

 

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これを撮ってくれと言わんばかりのプレート。

工場見学はこんな感じで締めくくりを迎えます。

 

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元の場所まで戻ってきましたが、改めてみるとシネレンズも身近になってきたんですね。

どのような映りになるのか気になるところですが、代表的なものとして.....

Top Gun: Maverick - Official Trailer (2020) - Paramount Pictures/YouTube

2020年公開予定の、トム・クルーズ氏主演『Top Gun "Maverick"/トップガン マーヴェリック』では、シグマシネレンズ"FF High Speed Prime Line" 10本による撮影でした。

さすがシグマレンズを使っているというだけで、予告編の画像がシグマ監修だったかのように見えるのは僕だけでしょうか?

 

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あぁ、堪能しましたよー。

一拠点だけに凝縮された「会津工場」、SIGMA社のすべてがここにありました。

その感動をこの一枚で表してみましたが、お分かりいただけますでしょうか?

時間も押してしまい、結構駆け足感もございましたが、ますますカメラ機材に対しても想いが深まった気がします。

 

このあと会津で一泊するために移動です。 

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この日泊まったお宿が東山温泉の『旅館 芦名』さん。

レトロな雰囲気だけではない、本当のレトロがじつに心地よい宿でした。

もちろん温泉ですから、到着直後にザブン!

予想していなかったと言えば失礼に当たるけど、かけ流しの泉質がじつに素晴らしい!

ここ数年で温泉好き度が増し、遠く撮影に出かけた先で日帰り温泉を見つけるとタオル片手に入浴するようになりました。

洒落でもちょっとくらいは泉質も判るようになりまして、これがまた温泉にハマるきっかけに。

 

到着後部屋でもたもたしていたら、皆さんは入浴完了。

最後のひとりで貸し切り状態でしたが、期待の欠片も無い僕の入浴シーンは割愛させていただきましょう。

  

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あぁ、予習で見た通りのお料理の姿に萌えるばかり。

「盆と正月がいっぺんに来たみたいだ」という例えが適切です。

  

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終始素敵な笑顔ふりまく会津娘さん、用意された日本酒も「会津娘」だからたまりません。

こちらの日本酒はホンっと美味い!!

 

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そうか.....

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お酒がどんどんすすむのは日本酒が美味しいからだけでは無かった。

芦名さんのお料理があまりにも素敵で美味しいから。

素材の良さを余すところなく提供される料理の数々、皆さんの話しに夢中なり、料理の全てを撮りきれなかったことの悔しさ。

 

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さて、どこぞのポスターでお見掛けしたこともあるでしょうか。

「あ!!」っと思われた方は会津ツウであり、JR観光ツウでもあるでしょう。

 

夜遅くまで底なしのように語り続けて飲み続ける。

僕なんて業界の中ではまだまだ初心者なんだなぁ、そう思わずにはいられない知らなかったことがたくさん飛び交う。

会津の空気ってそういう気持ちを優しく包んでくれる素敵な土地なんだと思いました。

 

他にも写真は『てんこ盛り』ございますが、この記事は「工場見学」主体なのでこのへんで。

 

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あっという間に朝です。

名残惜しいお別れのご挨拶。

 

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皆さんにお見送りいただきました。

ほんとうにありがとうございました。

 

さてさて、思いのほか暑かった会津観光が始まります。

ここからサブに持って来た SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM Art が混在活躍。

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うーーーん!赤い瓦が素晴らしい!!

美しい姿を見せつける鶴ヶ城天守閣を中心にぐるりお写ん歩。

  

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鶴ヶ城に合わせているのでしょうか、来てみたかった会津若松駅。

プラットホームで列車を待ちたいところですが、そこはグッと堪えて......

 

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飯盛山は長ーい"動く坂道"で。

あとから階段を駆け上がってくる小学生たちを見ながら、何故か黙り込んでしまう.....

 

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何かの写真で見てからずっと訪れてみたかった国指定の重要文化財「会津さざえ堂」。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM Art の広角側めいっぱい、強引な角度で紫陽花を構図に含める(笑

 

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おもしろい!不思議!!

フィッシュアイレンズを持ってくれば良かった!!

木造建築の真髄を垣間見たような気がして、てっぺんまで登り切った途端に鳥肌が立つほど感動しました。

ホンっと感動です。

 

では帰る前に.....

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お昼ご飯は郡山駅からほど近い『蕎麦彩膳 隆仙坊(りゅうせんぼう)』さん。(スマートフォン撮影)

たまたま入店できたのは運が良かったそうで、いつも混み混みなのは食するとその理由がよく判ります。

  

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隆仙坊さんのお隣に在る「平田屋 清水台本店」さん。(スマートフォン撮影)

ここで元祖ゆべし饅頭をお土産用に購入。

 

郡山駅で二日間お世話になりましたシグマ社の皆さんとお別れです。

ここからS氏と別行動。

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あぁ、東京駅だー。(スマートフォン撮影)

目に飛び込んでくる列車全部が新鮮!

ここで某社鉄人氏と合流する予定なのですが、乗る列車や車両番号も知らせていないのに後ろから肩を叩かれびっくり!

僕のことだから先頭車であることに間違いは無いだろうと勘ぐられるところは、さすが本気の鉄人氏です。

 

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難易度が極度に高かった途中下車。

大船駅では駅職員総出で「どうしたものか.....」と悩むも、結局鉄人氏の案が正解で出場。

駅職員よりも切符に詳しい鉄人氏、訂正しまくりの切符は保存版です。

 

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きたーーー!

念願の湘南モノレール乗車だ!!

 

スリリングな懸垂式モノレールは動画も録ってみた。

湘南モノレール(湘南深沢~西鎌倉)/ YouTube

Panasonic LUMIX DC-S1R with SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art

まるでジェットコースター、ほんとうに驚いてしまった前景車窓でした。

 

鎌倉に来れば..... 

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江ノ電に乗っちゃいますよねー。

今や貴重な存在となった 300形、はい待ちましたよw

 

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湘南の海と300形。

もう何だか奇跡の一枚。

 

何で奇跡かと言うと.....

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何処へ行ってもご覧の感じです。

特にここはアニメファンの聖地だそうで、想像以上の人々にこれまたびっくり!

ほとんど外人さんでもっとびっくり!!

 

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江の島は見えたけど、富士山は見えなくてすごーーく残念。

 

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良いなぁ、江ノ電。

こんどは沿線を歩きながらガッツリ撮りたい。

 

前日に僕が東日本へ行くとFacebookに載せて、急に開くことになった緊急オフ会1時間。

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すいません、遠くからお越しいただいた方も居られて恐縮です。

皆さん当社のE.C.サイト売り上げにご貢献いただいてることもあって、一部初めて会う方とも初めてじゃない気分。

もちろんレンズも売り込みます! 仕事しごと!!

カメラごとのご注文をお待ち申し上げておきます。

 

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終電の一本前に間に合った余裕の乗り換えパターン。

じつは新横浜駅までご一緒いただきました。

ひとりだったら間に合わなかっただろうなぁ^^;

 

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記念のお品を頂戴しました。

何が感動したかって、これを実際に手にしたことですよ。

もうね、これは宝物です。

 

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SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary

 ライカLマウント用 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/31420

 ソニーEマウント用 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/31421

 

長編二部構成の お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2019年9月19日 18:00に書いた記事です。

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