高性能機材が小さくなることは、いろんな面でのメリットも増えたのではなかろうか。
ミラーレス機を普及化へと導いた「オリンパス」社が新たに世に送り出す OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III を使ってみると、つくづくそんな想いに浸れる正統派の小型機なんだと思う。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2019年11月3日撮影)
ガッツリ山へは登らないけど歩き回ることは大好き、だから機材の小型化は大歓迎なのです。
しかし、小型化ばかりで画質が犠牲になることは自分の中で許されず、大型の機材を頑張って持ち歩くことに......
だから今回試用した新しい機材は"大歓迎"だったのですよ。
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III、なるほど想像していたよりも小さくて軽い。
どのくらい小さくて軽いのかって言いますと、僕の大好きな OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III とほとんど変わらんのですね。
金属製のダイヤルやボタンが所狭しと並ぶ姿が大好きで、機を手にしたときに顔が緩んでしまった.....
ところが痒いところに手が届きにくいエントリークラス、ガチ撮りするには少々物足らなくなるのは仕方のない事。
そんな思いを実現したかのような OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III の発表は、オリンパスファンの中で結構盛り上がったのではなかろうか。
大きさや重量は OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III 並みにサイズダウン、中身性能は OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II へと進化、これを勧めないテはないだろうってところです。
先ずはいつもの撮影地でいつものように使ってみました。
本来ならばキットレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II を使うところですが、高倍率ズームレンズとしてはキレッキレの写りを見せつけてくれる OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO をチョイス。
この組み合わせなら 6.5段(シンクロ)手振れ補正をも試せるというところでございます。
※ 今回の試用機はベータ版のため、フル画像の公開は控えさせていただきました
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(縦1,080ピクセル)画像を見ることができます。
↑2 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
早朝の屏風岩公苑、明るい星が少しだけ残る時間。
東の雲が少なく、朝焼けの代わりに素敵なグラデーションが広がる。
結構薄暗い時間なのですが、A.F.性能の向上が素晴らしく、合焦後にピント微調整なんてのは皆無。
↑3 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
紅色に染まる東の空の明かり、屏風岩の斜面を色濃く照らし始めます。
まだ紅葉しきっていないのに、もう既に見頃のような.....それ以上の朝色に夢中。
見た目はもっと濃く感じた絶景色、僅かに控えめな仕上げにしましたが.....濃ゆい。
↑4 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
日の出、黄砂の影響が少し残っていたのかも知れません。
そのおかげもあっての1、3枚目です。
↑5 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
朝のススキは綺麗なんですよー。
E.V.F.越しに瞬時拡大、どのススキにピントを持ってこようかとコントロールも自在。
↑6 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
上北山村のナメゴ谷へ偵察。
空の雲が綺麗だったので、ここはグッと広角で。
↑7 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
シーズンでもなかったのに、あたしゃしっかり撮ってしまうほう。
ヌケの良いレンズは写りもしっかりクッキリ。
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III と OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO の相性がとても良い!
他社含める高倍率ズームレンズの中で、僕はこのレンズがトップ3に入るかも。
↑8 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
行者還トンネル付近。
今週のこの辺、散り始めているかも知れません。
今週の後半は冷え込む予報ですから、紅葉と霧氷(積雪 or 樹氷)のコラボが撮れるかも。
↑9 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
繊細な写りを三脚ハイレゾショットでお見せしたかった......
布引谷から弥山を見上げる。
↑10 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
いつもの場所は、陽当たり良いところがやっと紅葉し始めたばかり。
↑11 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
国道309号線沿いには、渓谷美を狙える場所がたくさんございます。
国道を通り抜ける自動車やバイクを妨げないよう、十分考慮しながら撮影に挑んでくださいね。
↑12 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
ここも今ごろが見頃でしょう。
晴れの日も綺麗ですが、雨上がり直後のガスが掛かる姿こそが絶景。
国道は何処も狭く、離合困難な場所がたくさんあります。
運転の自信ない(幅寄せ離合や後退が苦手等々)運転手さんは、無理して走らないほうが無難。
山斜面にぶつけるだけではなく、乗り物同士の接触事故も頻繁に起きているようです。
常々離合できる場所を確認しながら走行し、対向車が来たらすぐに後退できる余裕が大切。
お気をつけて。
撮影は別の場所でも試していますので、このあと続けてご紹介したいと思います。
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III (ボディ/ブラック・シルバー)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32212(ブラック)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32213(シルバー)
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkIII 14-150mmII レンズキット(ブラック/シルバー)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32214(ブラック)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32215(シルバー)
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/24176
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。