少し高い場所にある東藤原駅、と言っても標高はせいぜい150mくらいのものである。
しかし旧車勢ぞろいの鉄道車両にとって、思いのほかハードに感じる勾配を登ってこなくてはならない。
いつもお世話になります、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2020年1月29日撮影)
無性に訪れたくなる場所のひとつ、三岐鉄道。
奈良や京都からでも割と近いので、無計画思い付きで出かけることができます。
夕刻も良いのだそうですが、やはり朝の薄暗い時間がツボにハマる時間。
セメント工場の重々しい雰囲気が藤原岳の裾野に広がっているようにも見えますが、周りを見渡せばとても長閑な雰囲気が広がる良い場所なのです。
三脚も使わず気軽な手持ち撮影。
手振れ補正だけでは補えないので、ついこんな時間帯には高感度に強いカメラを持ち込みたくなる。
そう、Nikon D780 が適役ではないですか。
前編はここから、後編は海へ向かったのですが、Nikon D780 のおかげでドラマティックな一日になりましたよ。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
↑2
富田から「うんしょうんしょ」とモーター音唸らせて登ってくるのが年齢50歳の電気機関車。
セメントの材料を引っ張るために関東の東武鉄道からやってきた力持ち。
遠くに見えるの四日市コンビナートまで、この貨物列車はJR線を経由して折り返してゆく。
↑3
ご苦労さんからの休憩中。
↑4
通勤通学で忙しくなる時間、元西武鉄道車両が頑張る。
↑5
旅客車両を見送ったあとは駅構内で入れ替え作業が始まる。
踏切の真横で行われる鉄道作業員によるポイントの切り替え作業を流し撮り。
↑6
セメント工場へ貨物車両を押し込んだあと、再び構内作業のために機関車が戻ってくる。
朝の良い色が照りはじめ、Nikon D780 がその良い色をニコンらしい味付けで写すことができます。
↑7
作業を一旦終えてしばし休憩.....そんな感じでしょうか。
↑8
東の空が少し晴れてきて、何とも言えないドラマティックな空が広がる。
↑9
西武鉄道の赤電リバイバルカラー車両。
空が露出オーバーで飽和してしまったけど、これはこれでアリじゃね?ってことで採用。
↑10
これも年齢50歳くらい。
モーター音をわんわん唸らせ登ってきた。
↑11
明るくなってくるとヘッドライトは消さはるんですね。
↑12
こんどはタンク車を連結して下っていく働き者。
ご褒美のような虹が現る。
↑13
急激に晴れはじめ、セメント工場から少し伸びていた虹が、藤原岳を囲うように大きなアーチを描いた。
この虹、50分間もこんな感じで撮りまくったが、そんなときに限って列車はやってこない。
30分待ってやっと来た!!.....な画です。
↑14
振り返ると向こうにある小さな谷に朝霧が流れていました。
消えるように走り去る姿がたまらん!
↑15
「そろそろ移動しますか」、連れの写友さんと一緒に走り始める。
サイドミラー越しの虹が「もう行きますのん?」と呼び止める。
もうちょっと撮ろうか(笑)と降りてとった縦構図、良い朝でした。
ここで遅めの朝食。
もう「お写ん歩」で何度登場したことでしょう、7:00から営業されている四日市の「ヒモノ食堂」です。
干物の表面はパリッ!と、中はホクホクふぅんわり絶妙な焼き加減。
骨まで食べれてサイコーに美味いです。
後編へ続きます。
Nikon D780 是非商品サイトをご確認ください!
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32665
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。