手持ちで露光時間「5秒」を設定してみた。 38mm(35mm判換算76mm相当) F/20.0 5.0sec iso200
心臓の鼓動を止めた訳でもないのに......撮像がブレないというこの不思議。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2020年2月撮影)
OLYMPUS OM-D E-M1X がこの世に送り出され始めたころ、あたしゃ試用する度に度肝抜かれたものでした。
「すげぇーーな」「何でもでけるがな」、そんな言葉を連発で耳にしながら撮影していたと記憶しています。
他社と比べてもボディは小さく軽い.....とは言っても、何方にでもオススメできるという訳ではありませんでした。
.....来ました来ました OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III 、「もうな、何でも詰め込んどいたれ」みたいな盛り盛り機能引っさげて。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III (2020年2月28日発売予定)
ご注文ご予約はこちらから⇒https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32894
実際 OLYMPUS OM-D E-M1X との機能的な差別化こそされていますが、ほぼ近い機能を盛り込んで更なる進化です。
画像処理エンジンはOLYMPUS OM-D E-M1Xから更に進化した"TruePic IX"、今回のOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIはこれがキーポイント。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(縦1,080ピクセル/βプログラムの為)画像を見ることができます。
先ずは「7.5段」の手ぶれ補正。
メーカーサイトでは手持ちでシャッタースピード4秒(個人差あり)が謳われています。
↑2
トップ1枚目と、この2枚目は手持ち「5秒」、ちょっと暗い場所なので2枚目のF値は「8.0」。
↑3
この画は手持ち「6秒」、ベータ機なのでリサイズ画像しかお見せできないことが残念。
キラキラな絞り羽根の光芒を撮りたいが為に、できるならiso感度を下げ長時間露光用の三脚を据えるところ。
今では夜のイベントで三脚使用禁止が当たり前、ひたすらブレないことだけに集中しての撮影が今のデフォルトでしょう。
ですが、これならiso感度下げ、絞り羽根はグッと絞り(小さく)、このくらいの明るさがあれば手持ち3~6秒でご覧のとおり。
画像処理エンジンはシングルなので、OLYMPUS OM-D E-M1X のウリのひとつであった「インテリジェント被写体認識AF」こそ省かれていますが、AFターゲットモードが秀絶の域にあり、「C-AF追従感度設定」でほぼほぼ文句なしの追尾A.F.が可能です。
AF/AE追従約10コマ/秒(連写Lモード)の高速連写は強烈.....といってもこの大きさじゃぁ判り難いかも。
ちなみに連写Hモードだと15コマ/秒、静音連写Lモードなら18コマ/秒、AF/AEが1コマ目固定なら、有効2,037万フル画素で最高60コマ/秒の超高速連写も可能。
コソッと切り抜き2コマでご勘弁。
きちーーんと最初から最後までビシィッ!!と追従しています。
16回の撮影で得られた3億2000万の画素情報を使い、約5000万画素の高解像写真を生成する「手持ち撮影ハイレゾショット」もちょっと試してみました。
↑6
うーん、リサイズ画像ではなかなか伝わり難いところ。
「F/8.0 1/13sec」、実際の画は僕だけしか判りませんが、とんでもない解像感です。
三脚使用モードなら8,000万画素級、トリミングをしても十二分に使えるところが頼もしいところですね。
ハイレゾショットモード(多枚数合成)によって、ISO感度約2段分のノイズ軽減効果が得られるのも特長ですし、うまく使ってうまく付き合ってもらいたいところ。
野鳥など予測できない動きをする被写体の“一瞬”を狙って撮る場合に有効な「プロキャプチャーモード」を搭載しています。
↑7
半押しで記録を開始⇒全押し時点からさかのぼって最大35コマ記録することが可能。
人の反応タイムラグやカメラの動作タイムラグが原因で撮り逃していた瞬間をより確実に記録できます。
撮影中のブラックアウトもなく、被写体の動きをしっかりと確認しながらシャッターが切れるのも特長。
鳥撮影愛好家さんが最も望んでいた機能でもあり、これまた鳥撮影愛好家さんが加えて欲しかった「RAW撮影」にも対応。
↑8
何ともすばしっこいメジロ、何とか良い加減で羽根を広げた姿撮ろうと構えてみる。
良いタイミングで撮れるには撮れるのですが、僕の場合先ず鳥の動きに対する予測から勉強ですな。
新画像処理エンジン「TruePic IX」は、高感度だって凄ぅーーんごく綺麗!
↑9
iso感度は「6400」、リサイズ画像であることを差し引いても十二分に綺麗な画像を叩き出してきます。
ノイズも良い加減で処理されているばかりか、諧調もじつに豊か。
↑10
ちょっとビビってiso6400どまりですが、これならiso12800でも十分イケたのではないか?
使っていただければきっとそんなふうに思うはずです。
↑11
薄暗いところなんですよ、ここ。
当時の雰囲気、まんま残せています。
どこで作例撮ろうかとウロウロしました。
同じ日の様子を数枚貼り付けておきます、ご参考まで。
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写友さんに教えていただいた畑の白梅。
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比較的撮りやすい(はずの)メジロ。
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この紅梅咲く場所、わかる人にはわかるはずw
↑15 手持ち3.2秒
なら瑠璃絵の最終日に、花火とのコラボを手持ち「5秒」で一発撮りしてみたかったなー。
↑16 手持ち5秒
↑17 手持ち4秒
↑18 手持ち2.5秒
梅が満開!
青いLEDに染まって^^;
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鮮やかで今ふうの良い色、こういうのも普通にパパっと設定して撮れます。
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そうそう。
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先日のこと、桜を撮っていて凄いツーショットに巡り会えました。
奈良線の103系って、まだ2編成が現役だったのですね。
このどちらかの編成の先頭車が、もともと山手線で走っていたものだと最近知りました。
昼間の運用、桃山駅も新しくなるのでそろそろ見納め、もっかい撮りに行っとこかな。
しばらく試用期間が続きます。
新開発の星空A.F.を試す機会がなかなかやって来ません。
撮影日+月の影響ない晴れた夜+光害の少ない場所、なかなか難易度が高い。
ライブN.D.も試せる場所を探さなくては。
次回はそんな感じの更新になると思いますのでお楽しみに。
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OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III 12-40mm F2.8 PROキット
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今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。