「ここに来ればハズレは無い」、風景写真家って幾つかのそんな場所を持っていると思う。
最近の撮影条件と合致しない天候が続くなか、いちかばちか熊野方面へ向かったことは幸いだった。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2020年2月22撮影)
顔優先+瞳優先AFの検出性能の向上にもえらい驚いてしまったOLYMPUS OM-D E-M1 Mark III。
スタジオ撮影での活用はもちろん、僅かな瞬間も見逃せない舞妓さん撮る時なんかにもフル活用しそうな気がします。
オリンパス社さんの新製品は発表の度に驚きのアイテムがあるのですが、今回一番気になったのは「星空A.F.」。
星撮りをされる方はご存知だと思うのですが、「星」そのものにピントを合わせるのって結構大変なのですよね。
凡そ広角レンズで撮る方なら遠くの街灯や灯台なんかに合焦させますが、何も対象物(明るいもの)が無ければライブビューの拡張機能などに頼ることもしばしば。
なるべくたくさんの光を取り込みたいがために、明るく高性能なレンズを手に入れ、さらに絞りも写りに影響しないところまで開ける。
ってことは被写界深度も浅くなるので、精度の高いマニュアルフォーカスによるピント合わせ。
.....という一連のお作法が大変重要となる訳です。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III (2020年2月28日発売予定)
ご注文ご予約はこちらから⇒https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32894
試してみたかった星空A.F.、出動日までずっとG.P.V.と睨めっこ(笑
もうこの日しかないと思い、店頭業務を終えたその足で紀伊半島の南端「串本」へ行ってきました。
熊野は星空と絡める被写体が多いし、何と言っても星が抜群に綺麗なのですよねぇ。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(縦1,080ピクセル/βプログラムの為)画像を見ることができます。
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「速度優先」と「精度優先」を選べるのですが、三脚使っての撮影でしたので「精度優先」をチョイス。
最初の想像では「ジワァ~~」っとピントが合ってゆくのかなー......なーんて思っていたら、あらま俊足!!
数秒ではなく1秒すらもかかりませんし、ちょっと過去機種のA.F.と同等と言えばピンとくるでしょうか。
到着後すぐに撮影開始、そんな姿を写友さんに撮っていただきました。(明るいレンズはこの距離で星が暈けることに驚きw)
簡単にピント合ってしまうので、「うひうひ♪」言いながら星と地表の構図組みに集中していた頃かと思われます。
2枚目は最初の撮影地「荒船海岸」、トップの1枚目は東の空がほんのり明るくなる頃の「橋杭岩」。
星空A.F.、むっちゃ凄いです、楽ちんで仕方ありません。
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日の出まで晴れる予報を信じ、橋杭岩でずっとねばる。
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現地の写真家さんが「今日はダルマがくるでー」って。
橋杭岩から急遽「鯛島」へ移動、初日の出の海霧で感動したポイントです。
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渡船も居ましたなー。
レンズはOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの100mm、手持ち撮影で十分です。
高倍率ズームレンズ(24-200mm相当)ですが、恐ろしく高性能なレンズなので常用。
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予報通り背後(西側)の陸側から雲が広がりはじめました。
これ凄くええ感じで、このあと展開するドラマに期待。
撮っていただきましたm(__)m
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日の出です。
鯛島のお目めがキラーーン!
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立ち位置を北へデデデーーっ!と数メートル走って、来ました「だるま」。
これを撮ってみたかったんですよねー!
焼けも良いし雲の位置も良かった。
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ほぼ予想通りの展開、美しいオリンパスカラー炸裂です。
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ドラマチックな朝はお腹も減ります。
↑ 写真家Sさんお勧めの民宿喫茶「たい島」、撮影地の目の前で朝食です。
ちょっと遅めの 8:00 開店ですが、場所がとても良い!
お勧めの理由は「生パスタ」がメニューにあること。
朝食メニューには掲載されていませんでしたが、ご店主さんの計らいで作っていただきました。
生しらす丼にも目をくれず気持ちは生パスタ、絶妙な食感とソースまで絶妙な美味しい!
パンとサラダも付けてくれはりました^^;
ちょうど雨が降り始めたので、しばらく移動時間に充てます。
海沿いの国道をひたすら北上し......
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三重の津に到着、結城神社の枝垂れ梅狙い。
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わっさわさの満開でしたが、とんでもなく曇天で残念賞。
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仕方なく空を入れない方向で.....と思っていたら小雨が降り始めました。
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仕方ないので退散です。
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プロキャプチャーで撮りまくったうちのひとコマ。
以前はメジロなんてとんでもなく難しい被写体でしたが、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIならあとで選ぶ楽しみがもれなくついて来ます。
小型軽量なマイクロフォーサーズシステムを十二分楽しめるようOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIが送り出されると言っても過言ではありません。
正常進化のⅢ型、それ以上の楽しみが凝縮されていますので驚かないようにw
ご注文ご予約はこちらから⇒https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32894
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III 12-40mm F2.8 PROキット
ご注文ご予約はこちらから⇒https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/32895
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。