訪れる度に魅力は深まるばかりのクマノザクラ、今季は月明りで撮ってみたくなった。
.....どんどん魅力に取り憑かれそうになる。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2020年3月11日+18日撮影)
今年も桜の便りがちらほら、先ずは和歌山県古座川町のクマノザクラです。
どうにか良い咲きっぷりを見たくて、現地の写友さんにタイミングを何度も確認。
日帰りは簡単ですが、奈良からですと片道200kmは優にあるので慎重にもなります。
.....とか言いながら気軽にホイホイ行ってしまうんですけどね。
参考ルート⇒ https://goo.gl/maps/FbWVHdz7HgnuPjuB8
店頭業務を終え、帰宅後すぐに自動車で走り出す。
紀伊半島のど真ん中を貫く国道をひたすら南下し、深夜に現場へ到着です。
車窓の向こうではクマノザクラの大木が月明りを浴び、それはそれは美しい姿。
「来て良かった」と思える瞬間ですよ。
アップした画像は全てサムネイルです。
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星は良く見えていましたが、筋状の雲も時々。
道中強く吹いていた風も収まっていたので、長時間露光を連発です。
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ホワイトバランスを今ふうに変えてみるの巻。
昼間に星が見えているような、そんな感じに見えません?
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望遠レンズを絞り開放で寄せてみました。
山向こうの明るい星が適度に暈けて、これはまたおもしろい。
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現場では白木蓮も咲いていたんです。
月の明かりで際立つ夜の白色、偶然とはいえ撮れてしまった嬉しさニンマリ。
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明け方の 6:00 、桜の姿が変わる時間。
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山の尾根から陽が昇り、クマノザクラのキラキラ感は増すばかり。
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ちょうど見頃でした。
ちょっと強い風が吹くと桜吹雪に。
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少し里へと下りてきました。
至る所で斜光の入る時間、何てことないのに見とれてしまう時間。
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近くで茂っていた樹木越しに。
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お気に入りのポイントへやって来ました。
川のキラキラが美しく、咲き初めのクマノザクラを演出するかの様。
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時間は9時、桜の美味しい時間は終了を迎えます。
この12枚目のポイントですが、個人的にちょっと極めてみたくなりましたので.....
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1週間後の深夜3時、再訪です。
運が良ければ星空バック、タイミング良ければ月明り。
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うーん、月の出後は抜群でした。
その画は作品用に一時未公開、ご勘弁ください。
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陽が出るまで撮る、撮る、撮る。
川側へ枝垂れるように咲くクマノザクラ、満開の美しさを全力で放出です。
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撮っても撮ってもきりがない。
このあとは古座川の山間を探検です。
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杉の木越しにチラ見えした姿。
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これはまた綺麗です。
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移動中の橋の上から。
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また山の中へ。
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大きな三又を見かけました。
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クマノザクラかな?
ちょっと判らんかったけど、綺麗だったからガチ撮り。
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ときどきこんな桜景に出会います。
撮るのは難しいけど、清々しい気分にさせてもらえる。
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早咲の桜にオウジロー。
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奈良へ戻る道中にも、国道沿いにクマノザクラがありました。
まだまだ寒い国道309号線"新伯母峯トンネル"の近くに位置するので、やっと開花したばかりのようです。
さて、
このところ交通量の減少による影響(かどうかは判りません)で、深夜の紀伊半島山間部では野生動物の出没がかなり増えています。
特に鹿と猪で、民家や畑が視界に入り始めれば要注意で、撮影日の2日間とも何度出くわしたことか.....
民家の軒先にある植物や農作物を好むので、山から下りてきて移動する際はこうやって道路をウロウロ徘徊。
近付く自動車の気配にはとても疎く、2、3メートル近付いても逃げない鹿がいるほどです。
ヘッドライトの明かりに目が眩むのか、「自動車と衝突して大破してしまった」という情報も増えています。
明るい時間でも鹿は出てきますので、いつでも急ブレーキ等で回避できる余裕を持ちながら走行してくださいね。
誰も居ない場所で桜と向き合う熊野時間。
普段のストレスが少しでも軽減されるようで心が嬉しい。
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今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。