カメラ業界、めちゃくちゃ頑張ってる思う。
そんな中、まるで応援の証しみたいなええレンズが出てきた!
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2020年撮影)
これ、何の花か分かりますか?
僕も最近知ったのですが「木通(あけび)」の花なんです。
小さな小さな花で、白い萼(花弁ではないらしい)は10mm程度だったかと。
「じゃぁ、中望遠マクロがちょうどエエねー」ってところでしょうけど、ここは TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056 に頑張ってもらった。
TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/33407
ご予約受付中!! 2020年5月14日(本日)発売予定/特別な価格はメールでお知らせ !!
.....小さいのです。
テレが200mmちゃうぞ!とは言え、70-180mmの通しF/2.8でこの鏡胴サイズは驚異的でしょ?
そして当然「軽い」、810gって。
同社 SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025)が1,500gですから、無理くり判定で半分の重さですよ、これ。
小ささ軽さだけで仰け反ってはあきません。
新開発の「VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)」(リニアモーターフォーカス機構)も小型軽量化に貢献していますし、その動作性能も非常に高い。
予想していたよりもずっと俊足で精度も抜群!
今回は α7II での試用でしたが、ボディ側が最新の高性能機なら追随性も素晴らしいとのこと。
トップ1枚目にチョイスした画は野生の木通(アケビ)の花。(咲いているのはほとんど野生ですけどね^^;)
ご存知なら話は早いのですが、大変小さな花を70mmの最接で撮ったものです。
同じ距離で構図を変えたものがこの2枚(左:F/3.5 右/F/13.0)
ふわっふわの暈けだって十分期待できるのもすごーーい。
どれだけ寄っているのかと、もうちょっと判りやすく.....これ↑
上のパトローネ写真が70mmの最接、マニュアルフォーカス時のみと限られはしますが最短撮影距離で27cm!
他社の70mmマクロレンズが最短25cm程度ですから、然程変わらずという驚きのポテンシャルを兼ね備えています。
※ 最大撮影倍率 AF時/1:4.6・MF時/1:2(Wide)~1:4.6(Tele)
ちなみに左が100mmで右が180mm。
室内でのブツ撮りにもとんでもなく適していると言い切ってしまいましょう。
システムがコンパクトに収まるので、体調コントロールの散歩時にも気軽に持ち歩けるという利便性。
ガッツリ作例は控えましたが、地元県内で散歩がてらチマチマと撮ってみました。
※ 作例の写真ファイル名に「焦点距離*絞り値*感度」を加えていますのでご参考ください。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
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絞り開放 F/2.8 を積極的に使ってみました。
E.V.F.の拡大機能を使い、「ここ」というところにピントを置いて奥行き感を表現しています。
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太陽光だけではなく、辺りに茂る木々の葉のフィルター光も加わります。
迷うところは現場でグレーバランスを取得し「らしい」色を維持しますが、何もそればかりが写真じゃないかな、と。
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桁外れの"脱線色"(笑)は僕にとってナンセンスですが、ちょっと遊びのある色に撮ってみるのも面白い。
そこにリアル感を加えるとその場の雰囲気が再現出来て、プリントも楽しくなってきますねー。
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何気ない画ではありますが、こんな画が大好きです。
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「悪疫悉除祈祷札」をいただきに訪れたお寺で。
今年は華やかさも控えめですが、来年はぜひ今季分も含めて華やいでほしい。
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TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056は、ハレーションやゴーストにもとんと強い。
これこそが BBAR-G2(Broad-Band Anti-Reflection Generation 2)コーティングの素晴らしい長所。
レンズ特有の癖も嫌いではないのですが、これは使っていて直ぐに気付く性能ぶりでした。
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イトトンボの小さな目にも俊足A.F.、老眼には嬉しいA.F.精度も小声で推したい
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自宅近所でも新緑でいっぱい。
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ヒヨドリちゃんに見つめられるw
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最近見かけなくなった蓮華畑、これをザクッと撮るのはひじょーに難しい。
ピンポイントでアップに撮るのは工夫次第ですが、ホンっと難しい.....の一枚。
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青椛の葉を前暈けにすると目障りになることもあるのですが、TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056は全くそれを感じない。
「画作りの工夫がしやすい」と書けば値打ちが下がりそうですが、なんのなんの、そこは"しやすさ"に頼り切って欲しいと思います。
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こうなってくると、そのへんに生えているツツジまでもがおもしろい被写体に。
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ゴーストやハレーションの心配が無ければ、案外作風も変わってきます。
標準系のレンズも持参していたのですが、TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056試用時は他のレンズを全く使いませんでした。
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180mmでいつもと違う場所から。
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藤棚を下から覗き込むように撮ることも珍しい。
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今はサクランボが目立つ季節、早く写真教室とかできるようになると良いな.....
写真が多いので前編と後編に分けさせていただきます。
次回は撮鉄(静止画、動画)も交えてご紹介しましょう。
後編もアップしましたので、こちらからどうぞ
https://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2020/05/nara-tamron70180f28diiii,a056.html
TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056
ご注文はこちらのURLから⇒ https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/33407
ご予約受付中!! 2020年5月14日(本日)発売予定/特別な価格はメールでお知らせ !!
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。