氷点下5℃のなか手袋もせんと撮影しとりまして、右手だけ"しもやけ"(凍瘡)になってしまうという.....
指先に集中したくて手袋をしなかった.....と言えば聞こえは良いが、単に手袋を忘れただけである。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2021年1月9日撮影)
強い寒気が関西にやって来たけど、気圧は高いので雪景には恵まれないだろうというそんな日。
写友さんの情報で知った琵琶湖の飛沫氷に期待を掛けて、朝から北上してみました。
経由地でマイナス9℃の極寒地域もあり、ハンドル握る手も慎重になるっちゅうもんです。
前回に引き続きTAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD Model B070の̪試撮です。
雨こそ降っていませんでしたが、波飛沫が飛んでくることもあるので、"簡易防滴構造+防汚コート"であることは結構ありがたいこと。
ゴーストやフレアの低減に貢献する"BBARコーティング"はもちろん採用されていますし、氷の透明感ある写りに期待満々。
暈けも綺麗かなー、色も良いかなー、こういうのはカメラ性能にも左右されますので行き当たりばったり感も漂いますなー。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
53mm(79mm)/F22.0
こりゃまた素敵なロケーションです。
主役の飛沫氷にメインの琵琶湖、雪の比良山系と琵琶湖大橋のコラボ。
こりゃぁ観光写真ですな(;´Д`)
17mm(25mm)/F2.8
普段気にもかけない雑草の枯れ枝、これに飛沫氷が着くと一変。
氷点下の中ずっと水をかけ続けるとこんななるんですね。
17mm(25mm)/F20.0
広角で寄って被写界深度をグイグイ深め、氷アートのモリモリ感を出してみました。
17mm(25mm)/F20.0
軽量なレンズで地を這う体勢、ここはバリアングル液晶モニターが便利です。
P.L.フィルターも使っていないのに空の色が深い.....
70mm(105mm)/F8.0
向こうの山の雲が綺麗だったので。
陽射しが強くてキラキラ!白飛びなんて気にしない気にしない!!
なのにここは氷点下3℃、そんな条件で撮影していると服にかかる飛沫はすぐに凍る。
身体を動かすと耳元で服に着いた飛沫が「パリパリ」音を立てるんですよ。
70mm(105mm)/F5.6
更に飛沫氷を求めて長浜へと移動してみました。
iso800まで上げて、S.S.は1/2000sec.、何度も何度も飛沫を待って30カットです。
なかなか選べなーいw
54mm(81mm)/F5.6
ざっぱぁーーん!.....を待って待っててんこ盛りレリーズ、もうあとの選択選別が大変(笑
多分写っているあの島が竹生島だと思いますが、行ったことないので自信ありません。
28mm(42mm)/F/20.0
太陽が雲から顔を出さなかった湖北長浜では、意外と飛沫氷も少なく、また元の場所(守山)へと戻りました。
北へ行くほど寒くなるはずですが、気温だけでは無い「飛沫氷」条件は難しいものです。
17mm(25mm)/F20.0
さすがにこの条件ではフレアゴーストも避けられそうにありません。
レンズ前玉に付着した飛沫も反射しますが、これはこれで綺麗ではありませんか?
キラキラ感が増すと言いますか、このへんの感覚は自由で良いのです。 知らんけど。
17mm(25mm)/F20.0
グイグイ寄ってみました。
氷の冷たさを写真で表現するって思いのほか難しい。
17mm(25mm)/F20.0
飛沫がバンバン飛んできます。
ムーミンに出てくるニョロニョロみたいですが、光が当たらないとちょっときしょい。
70mm(105mm)/F2.8
ニョロニョロにピント持ってきて、向こうの湖面をキラキラにしてみました。
暈けが綺麗なズームレンズ、F/2.8通しのおかげですね。
45mm(67mm)/F2.8
F/2.8 でどれだけ解像感があるのか、小さいサムネイルは等倍画像なのでご確認してみてください。
飛沫氷に閉じ込められた気泡のリアル感もしっかり汲み取っているのがよく解ります。
70mm(105mm)/F20.0
自然界が作り出す造形は、人工物と違って本当に素晴らしく美しい。
これはいっぽう方向に氷は伸びず、いろんな角度から飛んでくる真水飛沫(しぶき)次第なんでしょう。
しかし一定のパターンも見て取れますし、この規則性は想像以上の面白さ。
詳しくは分からない人ですが、撮ったデータをチェックしているとついつい見とれてしまいます。
TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056
この日は TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056 も持ち込んでいました。
TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD Model B070 とセットで35mm判換算25~270を F/2.8 通しでカバーできる訳です。
コンパクトですし写りも申し分ないコンビ、できるなら V.R. を載せといて欲しかったー.....というのは贅沢でしょうか。
TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056
氷点下3℃で撮影していると、服にかかる飛沫はすぐに凍ります。
身体を動かすと耳元で「パリパリ」、極寒の地で生活されている方には申し訳ございませんが面白い体験でした。
TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056
移動途中に"守口なぎさ公園"の菜の花をパチリ。
比良山系の山々にはこの時季らしい雪があり、なかなか見ごたえある風景になります。
17mm(25mm)/F20.0
おもしろい形の雲がずっと同じ場所に居座っていました。
よく小高い山の上で見かける雲にも見えるのですが、これまた不思議ですねー。
この日は不思議ばかりです。
おもしろいです。
TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD Model A056
「ざっぱぁーーん!」、ええ感じの飛沫を待つこと十数分。
どうせ連写するなら"露出ブラケット"、比較的容易に撮れるような明るさならちょうど良い機能なんです。
E.V.F.主流になり"露出ブラケット"の出番もうんと減りましたが、こういう使い方はアリでしょう。
とにかく寒い日でした。
TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD Model B070、頑張ってくれたと思います。
移動途中に立ち寄った南彦根駅前の「まるいし」さん、まぁお写ん歩でもよく利用させていただく昼食ポイントです。
初めて訪れるようになったのはいつの頃からですかねぇ、10年以上は軽く前のことだと思うのですが、ホンっとかれこれ長く利用させてもろてます。
湖東や湖北へ撮影に来れば"まるいしさんのチャンポン"、数も数えられぬほど通い続けているのに、この「チャンポン」しか注文したことがないのですよ。
地元のお客さんは他の麺類をホイホイと注文したはりますが、こっちはそうしょっちゅう来れませんから気に入ったモンしか注文でけませんわな。
「伊吹山よりも高いのではないか!?」と言われるかどうか分からない驚きのビジュアル、麺は底のほうでスタンバイしており、ほぼ"野菜"が占めております。
ボリューム満点でビックリ仰天丸ですが、並み食い系の方でもペロリいけるのはスープがとても美味しいから。
途中からお酢を掛けて味変も善し、ソースをかけるのもなかなか美味しいのでお試しを。
こちらでも換気はバッチリ、サッと食べて喋ることもなくパッとお会計。 ご馳走様でした。
もう1回ほど続きます。
TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD Model B070
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/35675
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。