シグマ SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary @ I series review vol.7 / 奈良 桜井の三輪素麺 と 梅花黄蓮 2021

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

最近24mmという画角にどっぷりーず、10mm台の超広角をとんと使わなくなった。

広角28mmファンも結構いてはったり、なるほどなー、こういう感覚になるんかー.....と。

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2021年2月撮影)

さてさて、この日はの~んびり桜井までお出掛け撮影です。

奈良の真ん中あたり(中和)に位置し、大神神社(おおみわ じんじゃ)や三輪素麺(みわ そうめん)の生産地として名が知られている桜井市。

最初の写真は、数ある三輪素麺生産所のひとつでもある老舗"玉井製麺所"さん工場前。

ここ玉井製麺所さんでは今も素麺の寒干しをされていて、昔しどこかで見たかのような懐かしい冬の風物詩を目にすることができます。

特に寒風吹く晴れの日はよく似合う訳で、奈良県景観資産に登録されているのも頷けますよー。

 

SDIM1773,105 mm,F2.8,iso100.jpg干さはる時間は午前中の特定時間だけで、

 その時間も日によって微妙に違ったり.....

天候次第で急に中止される場合もありますから、

 所謂ところの"運次第"ってやつです。

到着時はまだ干してはりませんで、

 作業場の大きな扉も閉じたまま.....

何より気になるのは工場前に止まっている可愛らしい軽三輪、「天日干しと似合うやろになぁ......」と、川向かいの土手から眺めていました。

予定時間もどんどん過ぎて行き、「どうしたんやろ?」気になって気になって工場前へと移動します。

アップした画像は全てサムネイルです。( Capture One Pro にてリサイズ処理)
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

工場の中から微かに機械音するし、「どーなんてんやろー?」と僅かな隙間にへばりついて覗き込んでみたり。

たまたま通りがかった近所のねえさんが「ちょっと待っとき、聞いたげるわw」言うてくれはったんです。

「素麺の調子が良くなくて遅れてんねんて」「すぐ干しに出さはるって^^」、おおきに!

素麺がまるで生きているかのような表現に妙な感動、そのあとすぐ素麺さんが出てきはりました。

 

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

うーーん、こらまた何ちゅう美しさでしょ。

素麺の繊細さは芸術的だと耳にすることありますが、こうして干されている姿を目の当たりにすると感動すら覚えます。

 

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

ハタで天日干しされる素麺を長いお箸(?)で丁寧に割かはる姿は、まるでオーケストラ指揮者のよう。

ぽかぁ~んと眺めてしまいましたが、これは目が疲れそうやな.....と、いらん心配をしてみたり。

 

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SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporary

大和の乾風吹く初瀬川の畔、映り込みに期待していましたが、青空なのに青空が映えないという.....orz

おっと、軽三輪のことを忘れていました。

 

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SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

すとととと。。。。。。

軽快なエンジン音、普通に走り始めたじゃぁございませんか。

丁寧に時間をかけてレストアされたMR型ミゼット、見た目も動きも楽しそう。

 

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

なんとカーラジヲまでオリジナル、ちゃんと受信してましたよ!

オリジナルにとことん拘られた気持ちがひしひし、カメラにも通ずる想いが伝わってきます。

 

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SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

どこに停めても画になる姿はまるでカエルちゃん、隣のカブが大きく見えますね。

"もーれつア太郎"に出てくる「なんちゃらかんちゃら べし!」とか喋るキャラクターにも似てません?

 

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SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary

天日干しの素麺からちらり。

 

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SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary

一日中干さはる訳じゃなく、だいたい1時間程度で工場の中へと戻されます。

このあと裁断され製品化されるのでしょうね。

新コロの影響も無くなったら工場見学をしてみたいな。

 

軽三輪MPミゼットのオーナーさんは、八百富写真機店のことをよくご存じでいらっしゃいました。

会話の中から気付いた古くからのお得意様、ぜひまたお越しくださいね。

 

このあと明日香村へシュッと移動です。

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SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

栢森の紅梅はそろそろ見頃かな?とて、奥明日香へと向かいました。

瓦屋根フェチにはたまらない風景が広がり、この紅梅が彩を添えてくれます。

 

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SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

明日香村内の白梅もそろそろ見頃を迎えようとしていました。

 

これまた別の日に、梅の花にもよく似た可愛らしい花を観に行きます。 

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SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

"梅"という漢字はつきますが、これは梅花黄蓮(バイカオウレン)。

県内の山中ではこんな可憐な花が咲く時季なんですね。

 

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

20mmにも満たない大きさの小さな小さな花ですが、杉林の中にびっしり咲き揃っていました。

 

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

「"妖精"が舞う」という例えが似合いそう。

SIGMA fp のLCDビューファインダーを覗いていると、まるで別世界へ入り込んだような気になります。

 

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

昨今"メルヘン"という単語も使わなくなりましたが、現場ですぐに思い浮かんだ言葉がメルヘンでした。

まだ雪も降り積もるような季節なのに、心温まるような不思議な花の群生。

 

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

黄蓮にはいくつかの種類があるようで、梅花黄蓮群生する中にちょっと違った種も見られました。

葉のカタチで判別するのを知ったのは帰宅後のこと、もうちょっと調べてから探せば良かったかな。

花の大きさは、写っている小さな蟻んこで判断できると思います。

 

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

よく見ると八重も咲いていたり.....

 

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

これもまた違う種だとは思うけど、さっぱり判らず.....

 

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SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

ご覧のようなスギシバ(杉芝?⇒風呂の焚きつけに使う杉の葉の枯れたやつです)が多いとたくさん咲かないらしく、山主さんがバイカオウレンの為に丁寧に取り除かれているのだそうです。

気が遠くなるような作業ですが、たくさん咲くよう努力されている作業が凄い。 

 

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SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

可憐な姿ですが、その姿に我を失うような人間も居られるようで......

 

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残念ですが2回目に訪れた際に、このような警告票が新たに掲示されていました。

関係者の方に確認をしたところ、花域へずけずけ入り込みスマートフォンやカメラで撮影する心無い人間が増えてしまったのです。

どういう目的なのか、バイカオウレンを採って(根こそぎ抜いて)持ち帰るというとんでもない人間もいました。

「バイカオウレンは踏むと消えます」、どうかこの言葉の重さを感じ取ってほしいのです。

  

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

数日前(1回目)の晴天に訪れたときのキラキラ。

梅花黄蓮はアスファルト道路(生活道路)から十分観て楽しむことができます。

ここは観光地ではなく完全私有地のため、花(バイカオウレン)のご紹介ということで。

 

皆さん見逃されていることが多いそうで、じつはこのバイカオウレン山中の至る所で見かけることができるそうです。

咲いている期間が短いため僕も全く気づきませんでしたが、来季は撮影の度に探してみようかな.....と思える魅力ある花姿でした。

  

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

帰りに谷瀬の吊橋へ立ち寄って......渡れなくて眺めてみたり^^;

 

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

果無集落(小辺路)にもヒョイと寄ってみたら、いつものおじさん相変わらず元気してはったな^^

「今年はなー、いつもより寒ぅて雪が多いわっ!ガハハハw」て言うてはりましたが、奈良も場所によってずいぶん違うものです。

 

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

この撮影日の朝、出発前に立ち寄った大池から見る朝焼けと薬師寺の塔。

写真やってて良かったなーって思える瞬間、こういうのん大切にしたいです。

 

ちょっと洒落こんで......

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SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporary

午後はちょっと贅沢し、奈良のケーキカフェ"ラ・リベルテ"さんでスイーツタイムです。

いつも善くしてくださるオーナーパティシエさんに紅茶を淹れていただ.....くの図。

ボーンチャイナという磁器を使こてくれはったんですが、その価値を知らぬままへらへらと笑い頂く甘い時間。

すんません、そういう価値が判らん奴ですねん^^;

ケーキの凝り方もハンパないですが、じつは僕も大好きな紅茶も凄っごい凝りようです。

ひとときとは言え、幸せな時間を過ごさせていただけることに感謝。

あ!新コロ収まったらこちらお店のフリースペースをベースに写真教室(お写ん歩会)しませんかー!?.....と、各メーカーさんに振っておきまーす。

こないだN社さんがここで開催したはりましたなぁ^^

 

Iシリーズ、まだ続きます(笑

 

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SIGMA 24mm F3.5 DG DN | Contemporary

 (L)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/35663

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今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2021年2月22日 18:00に書いた記事です。

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