シグマ SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art @ review vol.1 / 奈良 宇陀鳥見山のツツジ 宇陀向淵のスズラン 川上御船の滝のシャクナゲ 2021

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雨上がりの曇天、滝を撮るにはもってこいの気象条件だろう。

山の香り漂う1,000mポイント、ここへまた通うことになる。

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いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2021年5月5日撮影)

こういう場所へ単焦点レンズだけで乗り込むと、「......どうしたん?」と言われること多し。

週末ともなると写真家さん数人は見かけるこの場所ならではのツッコミ話しですが、誰も居ないこの日はのびのびと新レンズを満喫させていただきました。

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SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art (L)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36445

SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art (E)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36444

その場の空気感を表現するにちょうど良い35mmレンズ SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art、絞り開放で無限直前でピントを置いたときの被写界深度がたまらんのです。

ただしこの「たまらん」条件は絞り開放時の解像感と暈け具合で作品の全てを左右する.....と言っても過言では無いでしょう。

怒涛の大口径レンズ SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art を使っていた時がソレでして、A.F.精度を試されているかのような使い心地は、ドンピシャくるとゾクゾク~っときたなぁ。

これは感性や懐にも優しい F/1.2 ではない F/1.4 、結果を先に申し上げると「バーゲンプライス」「ハイコストパフォーマンス」という表現がピッタシでした。

 

先日このレンズを使いヒメボタルを撮ってみたんです。

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35 mm,F1.4,iso1000

ヒメボタルの点光源が大好きで、ゲンジボタルよりも撮る確率がとても高こうございます。

この写真は比較明合成無しの1発撮り、枝に止まってオスを待つメスが光ったタイミング。

400枚強を撮りましたのでフリーソフトで全部(笑)比較明合成してみました

ヒメボタル 202105You Tube:お写ん歩チャンネルhttps://youtu.be/zZ5xyRjYaNs

SIGMA fp L with SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art (F/1.4・10.0sec・iso1000/JPEG)

フリーソフトは合成と同時に動画も仕上がる仕様ですから、ここは残像感っぽく設定して出力してみました

20210519_09_01,35 mm,F1.4,iso1000 1.jpg

で、これが出来上がりの画像です。

約1時間半撮ったものを重ねるとこうなる訳で、黄金色の絨毯になりました~。

 

とりあえず作例をたんまり撮影中ですので、先ずは使い始めの頃の一部を放出ご紹介とさせていただきます。

どーぞ。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(一部等倍)画像を見ることができます。

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35 mm,F1.6,iso100

咲き始めだったのか、見頃だったのかよく判らなかった宇陀の鳥見山公園。

のんびり明るい時間の出動です。

 

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35 mm,F1.6,iso100

被写界深度を浅くし、前後の暈けで紅色のツツジを強調。

あーでもない、こーでもない、単焦点レンズで前後左右ウロチョロ動き回るのが楽しい。

 

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35 mm,F1.6,iso100

割と自然な暈けで、むしろ優しささえも感じれるように撮れてしまいます。

 

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35 mm,F1.6,iso100

ただ歩き回るだけでは面白くありません。

奥行き感も表現しながら撮り進む.....

 

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35 mm,F1.6,iso100

小雨混じりの空を仰ぎ撮る、レンズに水滴が着かぬようモミジの下から。

ややシアン寄りにしてやると曇天も綺麗なのです。

 

SDIM1789,35 mm,F1.6,iso100.jpg

35 mm,F1.6,iso100

ツツジの株が呼ぶからそれに応えよう。

ここで地面と水平に撮るか、水準計に合わせるか、好みが別れるところですなぁ。

 

SDIM1798,35 mm,F1.4,iso100.jpg SDIM1798,35 mm,F1.4,iso100 1.jpg

35 mm,F1.4,iso100

曇天の透過光に輝く眩い新緑色。

4.8Kで撮った等倍画像のサムネイルは右下です。

 

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35 mm,F1.4,iso100

ところどころに咲く山藤が華やかさを増し増しに。

 

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100 mm,F5,iso500 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

パウダーブルーで撮ると藤の花が爽やか系のイケメンへ変身。 

 

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100 mm,F5,iso320 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

帰り際に振り返るとカラフルな饗宴が待っていました。

  

直ぐ近くの向淵へスズランを視に行ってみましょう。

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35 mm,F1.8,iso100

このときはまだまだ咲き始め。

民家の方のご厚意でお庭のスズランを撮らせていただきました。

 

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275 mm,F6.2,iso800 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

この咲き方はドイツスズランだったかなー。

小雨の雫が綺麗でしたが、ハナグモにとっては厄介なこと。

スズランのしたで雨宿りです。

 

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35 mm,F5,iso100

向淵の水田はカエルの大合唱。

ケシのオレンジ色が華やか。

 

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35 mm,F1.8,iso100

毎年移動途中に見掛けることになる山藤の群咲き。

山霧でも入れば格別なのですが、ここは待ちきれずにそそくさと移動。

 

ちょっと山奥へ入れば石楠花はまだ見頃。

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35 mm,F14,iso100

川上に在る御船の滝、ここは 9.5K で撮りました。

等倍の画を載せようとしたら、画像が大きすぎてサーバーに歓迎されず撃沈。

等倍で2/3トリミングしたものを右下(サムネイル)に載せておきます。

 

SDIM1952,35 mm,F14,iso100.jpg

35 mm,F14,iso100

高画素なんてそんな使わないかな?.....なんて思っていたのですが、こうしてブログ用にリサイズしても緻密さが生きるのですね。

かなり絞り込んでいますので回析現象は避けられないはずなのに、高画素化のおかげで繊細な表現は損なうことも無く.....といった感じです。

  

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         35 mm,F14,iso100

         ボディが軽くてレンズがちょっと重い、三脚使用するときにやや苦労する。

         んなものは、堅牢な三脚で対応しましょう。

  

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35 mm,F1.8,iso3200

飛沫を止めるために絞りを開け感度も上げてシャッター速度は 1/8000sec、飛沫がこの距離でミクロ粒子の如く撮れるんですよー。

SIGMA fp L の性能を全力で引き出すレンズって"もの凄い"はずですが、SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art はしれっと応えてくれています。

 

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35 mm,F1.4,iso100

帰りしなに立ち寄った吉野山の金峯山寺。

金剛蔵王大権現さまにお会いできて、特別御開帳期間に併せた写真展も観れたからホッとしました。

 

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35 mm,F1.4,iso100

早く新コロが収まります様に。

 

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この辺りでお昼ごはんと言えばここになってしまいます。

換気が良いからなのかどうかは別として、ありとあらゆるところから煙がもうもう.....

喋ることも無く、ひたすら焼いて食べるスタイルがちょうど良い山奥の焼肉店。

写真仲間と集って訪れる日がホンっと待ち遠しいです。

 

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SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art (L)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36445

SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art (E)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36444

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2021年5月21日 18:00に書いた記事です。

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