タムロン TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD Model A057 @ review / 超望遠ズームレンズを使ってみました

7II04472,500 mm,F6.7,iso3200.jpg

鳥はほとんど撮らない人ですが、珍しい鳥だとて撮り始めると夢中になるのは皆さんと一緒。

鉄道と風景を絡める写真は大好物ですが、珍しい車両じゃなくても夢中になれるところは鳥撮りとちょっと違うところ.....なのか?

fecebook_お写ん歩バナー.jpg

 

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2021年5月撮影)

このところ望遠レンズとの縁が深く、癖になってしまったのか試用撮影が望遠レンズで無くてもつい望遠レンズ稼働率があがる今日この頃。

TAMRON_150,500DiIIIvc_02.jpg

TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD Model A057

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36431

ミラーレス一眼用(Di IIIシリーズ)としては初の500mmクラスズームレンズ、見た目からして「ミラーレス機とのバランスは抜群♪」的な香りがぷんぷん漂ってきます。

手で構えた時のバランスは超望遠レンズとしては超抜群!って表現は古いかも知れないけど、めちゃくちゃ良いっ!!

長く構えていても腕がぷるぷるならんのは嬉しい重量ですねー。

レンズの高性能さを維持する為に鏡胴口径をギリギリまで切り詰めず、全体的に余裕をもって82mmというフィルター径。

ズームリングに手(親指と人差し指)をかけると、小指がちょうどピントリングに掛かるので、ピント微調整しやすいのも二重丸◎級です。

7II04588,500 mm,F6.7,iso800.jpg

500 mm,F6.7,iso800

↑この画(アオバズク)のシャッター速度は 1/30 sec、手振れ補正効果がどんなもんか気になるので先ずは手持ち撮影です。

カメラボディが最新のものではないのであまり参考にはならんかも知れませんが、想像していたよりもはるかに上をいく「手振れ補正V.C.」性能でした。

普段手持ちで望遠レンズを使うときはある程度高感度に頼らんとあかん思うてましたが、静止物ならこれで上等。

※ 僕の場合、手持ち撮影時のISO設定はほとんどオートです

手振れ補正はモード1~3までありますが、タムロンレンズらしい「吸いつくような手振れ補正(個人的感想w)」はフレーミング重視の"モード3"で効力全開の気がします。

風景撮りが多いのでモード3ばかり使っていましたが、動画もモード3のほうが使い勝手良かったかな。

流し撮りは検証する間が無かったのでゴメンナサイ。 

TAMRON_150,500DiIIIvc_03.jpg TAMRON_150,500DiIIIvc_04.jpg

ズーム時の最短最長はこんな感じ。

スイッチが一直線に並んでいるので、ファインダーから目を離さなくても手探り操作OK。

三脚座についているストラップホールは便利でしたねー。

カメラストラップと二重になってしまいますが、肩から掛けて移動するときは三脚座に取り付けたストラップを肩にかけたほうがすこぶる調子善し。

写りのほうはこのあとの画像をご覧ください。(撮って出しでは良い色出なかったので久しぶりのオールRAW現像です)

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

7II04244,160 mm,F6.3,iso2500.jpg

160 mm,F6.3,iso2500

まだ紫陽花が咲き揃っていない久米寺さんの参道踏切。

いつも思うのですが、ここがゴング式の警報器ならなぁ.....って思うのは一部のファンだけ。

 

7II04415,187 mm,F6.3,iso500.jpg

187 mm,F6.3,iso500

「電車が来たーーー!!」って叫ぶ、名物ニャンコさん。

 

7II04377,159 mm,F6.3,iso250.jpg

159 mm,F6.3,iso250

電車が来るかどうかを確認してから、駆け足で踏切を渡るニャンコさん。

 

7II04296,500 mm,F6.7,iso320 1.jpg

500 mm,F6.7,iso320

きたきた.....

以前はこのあたりに"大阪鉄道"時代の「橿原神宮駅」があったそうです(知らんかった)

現:橿原神宮前駅は昔し"吉野鉄道"「久米寺駅」だったとされていますし、この付近の歴史は奥が深いなぁ.....と改めて。

 

近鉄 南大阪線 16400系You Tube:お写ん歩チャンネル

橿原神宮前駅の近くなので、電車が頻繁にやって来ます。(警報機の音量にご注意ください)

以前は阿部野橋~橿原神宮前間に「あじさい号」というカン付きの急行があったそうで、ちょっと復活して欲しいなぁ。

 

7II04421,150 mm,F6.3,iso320.jpg

150 mm,F6.3,iso320

ニャンコさんは警報音が鳴ると渡らはりません。

 

朝から曽爾村の山へ。

7II04187,431 mm,F6.3,iso3200.jpg

431 mm,F6.3,iso3200

歌うヤマガラちゃん。

 

7II04202,429 mm,F6.3,iso3200.jpg

429 mm,F6.3,iso3200

忍者のようなキバシリちゃん。

木を登ったり駆け下りたり、忙しい忙しいw

 

7II04222,500 mm,F6.7,iso3200.jpg

500 mm,F6.7,iso3200

黄昏るアオゲラちゃんは日本にしかいないのだそうです。

  

用事あって黒谷さん界隈へ。

紫陽花はどうかな?と、直ぐ近くの真如堂へと訪れてみました。

7II04996,150 mm,F6.3,iso200.jpg

150 mm,F6.3,iso200

緑綺麗な境内、奥のほうにチラ見する菩提樹の花は未だ蕾だった頃。

 

7II05008,180 mm,F11,iso1000.jpg

180 mm,F11,iso1000

早咲きのガクアジサイが綺麗に咲き始めていました。

 

7II05011,200 mm,F16,iso1250.jpg

200 mm,F16,iso1250

色が着く前の淡い紫陽花も綺麗でして、むしろこちらのほうが好みだったりします。

 

7II05028,150 mm,F11,iso2000.jpg

         150 mm,F11,iso2000

         望遠レンズの縦構図、何故か手持ちで難しいと感じる.....のは僕だけでしょうか。

 

7II05030,197 mm,F11,iso800.jpg

197 mm,F11,iso800

シャドウ潰れてしまうコントラストきつい日でしたが、こういう雰囲気は嫌いじゃありません。

 

7II05034,204 mm,F5.6,iso320.jpg

204 mm,F5.6,iso320

望遠レンズ縛りの撮影は、新たな構図の発見もあるから面白い。

通い慣れた場所も新鮮に感じるので、ぜひ皆さんにも「機材縛り」をお勧めしとうございます。

(よく反対されますけどw)

 

7II05066,500 mm,F6.7,iso2500.jpg

7II05065,500 mm,F6.7,iso2500.jpg 7II05070,500 mm,F6.7,iso2500.jpg

500 mm,F6.7,iso2500

境内に軽やかなドラミングが響きます。

ちょっと目の衰えも感じるお年頃、ファインダー越しに小さな被写体を探すの巻。

.....おったおった。

 

コゲラ お寺の境内You Tube:お写ん歩チャンネル

動画で録るも、内蔵マイクでは遠すぎて音を拾えません(笑

雰囲気で音を想像してください。

 

7II05038,500 mm,F6.7,iso500.jpg

500 mm,F6.7,iso500

意外と種類豊富で楽しめる小さな紫陽花苑。 

500mmの最接ですが、レンズそのものが軽量なのでこんな楽しみ方もできます。

 

7II05046,500 mm,F6.7,iso2500.jpg 7II05049,500 mm,F6.7,iso1600.jpg

500 mm,F6.7,iso2500

左のカメムシはすぐにカメムシだと判りましたが、右の虫がさっぱり判らず。

トラシマ模様で目立つ目立つ。

 

7II05052,401 mm,F6.3,iso1250.jpg

401 mm,F6.3,iso1250

門越しの椛、赤いプロペラ。

  

膳所で所用済ませ、京都へ移動するまでに1時間空きがございました。

びわこ浜大津駅で途中下車し、付近をチョイ撮りです。

7II04692,500 mm,F6.7,iso400.jpg

500 mm,F6.7,iso400

旧道の路面併用軌道を下る京津線の800系。

 

7II04710,319 mm,F6.3,iso400.jpg

319 mm,F6.3,iso400

電車にも信号待ちがあります。

 

7II04665,500 mm,F6.7,iso400.jpg

500 mm,F6.7,iso400

落ちたものをくまなく探す鳩、線路の溝は宝庫の様です。

 

7II04734,150 mm,F6.3,iso400.jpg

150 mm,F6.3,iso400

初めて訪れた方だと、たいてい大型の電車が路面を走る姿に驚かれます。

電車の行き先は京都市内の太秦天神川駅、特例併用軌道~急勾配~急カーブ~専用軌道~地下鉄線というバラエティ溢れる日本唯一の鉄道線。

 

7II04667,500 mm,F6.7,iso400.jpg

500 mm,F6.7,iso400

坂本と石山寺を行き来する車両は2両編成でちょっとかわいい。

 

7II04660,220 mm,F5,iso800.jpg

220 mm,F5,iso800

ごぅごぅと音を立てて走る石山坂本線。

 

7II04807,500 mm,F6.7,iso800.jpg

500 mm,F6.7,iso800

500mmなら駅をぶち抜いてやって来る電車が撮れる。

 

7II04822,262 mm,F6.3,iso800.jpg

262 mm,F6.3,iso800

鉄粉で錆々のプラットホームが良い感じ。

 

7II04836,270 mm,F6.3,iso800 1.jpg

270 mm,F6.3,iso800

ゴミを拾いながら横断するおじさん、地元密着型の鉄道なんですね。

望遠レンズの圧縮効果で判り難いですが、ずいぶんと距離が離れているので安全な状態です。

 

7II04853,345 mm,F6.3,iso800.jpg

345 mm,F6.3,iso800

狭い道路をパツパツに走る電車。

どこか懐かしい大津情景は健在です。

 

7II04679,500 mm,F6.7,iso400.jpg

500 mm,F6.7,iso400

お目当てだった紫陽花はちょこっとだけ咲いていました。

「あれー?、こんなだったかなぁ......」と思いつつ、頭ん中で勝手にイメージが膨らんでいただけかもww

 

先日お昼ごはん作る機会がありましたのでちょっとご紹介。

DSC_5505,4 mm,F2,iso200 1.jpg DSC_5499,4 mm,F2,iso160.jpg DSC_5503,4 mm,F2,iso250.jpg

僕は「産直市場よってって」さんの大ファン、新鮮なものが魅力の産直価格はもちろん、ちょっと珍しい食材もあったりして宝探し気分です。

天狗ハムのウインナーを消費期限切迫の半額ゲットできたので、久しぶり茹でることにしました。

沸騰した鍋の火を消して冷えたままのウインナーを投入、蓋をして10~15分放置でプリップリのウインナーが出来上がりという超簡単さ。

添えるのは粒マスタードやからしで良いのですが、簡単に作ってみることにしました。

ニンニクをバターでこんがり炒め、エシャロット(無かったので玉葱ですw)と多めのパセリを投入し、塩と黒コショウで更に炒めるだけの簡単ソース。

炒めるソースに茹でたウインナーを投入して、軽く焼き色付けるのも良さそうです。

DSC_5510,4 mm,F2,iso400.jpg DSC_5507,4 mm,F2,iso800 1.jpg DSC_5513,4 mm,F2,iso160 2.jpg

サイドメニュー(メインか?)は簡単にペペロンチーノ、ちょっとオリーブオイル足らんかったか.....

普段は外でぱぱっと食って帰るほうですが、自分で作るのは安上がりで美味しいからありがたいですね。

DSC_5517,4 mm,F2,iso200 2.jpg DSC_5519,4 mm,F2,iso250.jpg DSC_5521,4 mm,F2,iso200 1.jpg

ウインナー(ソーセージ)はもっと簡単に美味しく食べれると思い、余ったウインターをあくる日のお弁当に入れるために調理してみました。

フライパンに熱湯浅く(5mmくらいかな)ウインナーを投入し、蓋をして超弱火で沸騰しないよう皮が破れないようゆ~っくり蒸し茹でます。

そのうち湯は蒸発して無くなるので、そのまま表面が軽く焦げ目付くまで炒めたらちょー簡単出来上がりっ。

ちょっと破けた皮から適度な脂分が出て表面は照り艶や、何もつけずにこのまま「パキン♪」っと戴くのが一番美味しいですね。

特価販売のウインナー(ソーセージ)でも十分美味しく頂けますし、宅飲みビールのお供にいっちょ如何でしょ?

  

TAMRON_150,500DiIIIvc_01.jpg

TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD Model A057

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36431

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2021年6月15日 18:00に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「オリンパス OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO @ review / OLYMPUS OM-D E-M1X と一緒に使ってみました」です。

次の記事は「オリンパス OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO @ review / 超広角高倍率レンズを使ってみました」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.0.1