タムロン TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD Model B060 @ review / APS-C用の明るい超広角レンズを使ってみました

DSC02282,11 mm,F13,iso2500.jpg

花撮りは派手なほうが似合うということに薄々気付くアラフィフ男子。

センサーのゴミには薄々も気付かないアラフィフローガン。

fecebook_お写ん歩バナー.jpg

 

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2021年6月撮影)

いやぁ、ホンっと雨がよう降ります。

これを"梅雨"と言うには違和感の塊、スコールと言えば聞こえは良いけど"豪雨"という表現が適していそうな。

しかし「雨が降らない」ってのも困りもんで、季節がら紫陽花にとっては必需のもの。

そんな紫陽花、今季は小振りながらも色が綺麗ですし、雨が多いから萎むことも少なく綺麗な形状をそこそこキープ。

そんな被写体相手に撮影するとき、簡易防滴構造であったり防汚コートだったりすると、この1枚目のような撮影に対して積極度も上がるってもんです。

TAMRON 11_20 F2,8_01.jpg

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD Model B060 (E)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36437

TAMRON 11_20 F2,8_04.jpg TAMRON 11_20 F2,8_02.jpg

軽量コンパクトな明るい超広角レンズの登場です。

35mm判換算約16~30mmというスペックは、今どきの超広角ズームレンズの中でチョット平凡に感じるかもしれません。

しかしお求めやすいプライスに加え何と言っても明るいF/2.8通し、これはなかなか面白い撮り方が出来そうではありませんか。

手のひらにすっぽし馴染む大きさも善し、アクティブに使える要素がたっぷり詰まった新製品です。

今回はサブレンズにTAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD Model B070をチョイス、手振れ補正機能を搭載したフルサイズ機を用いてクロップ機能も使ってみました。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

DSC02042,11 mm,F8,iso400.jpg

11 mm,F8,iso400

せっかくの超広角です、ちょっと構図を捻ってみました。

 

DSC02290,11 mm,F10,iso160.jpg

11 mm,F10,iso160

岩船寺さんと言えば定番のポイント多し。

この日は山霧も出ずだったので、ならばとてこれまた超ワイドに.....

 

DSC02161,20 mm,F2.8,iso100 1.jpg DSC02161,20 mm,F2.8,iso100 4.jpg

DSC02161,20 mm,F2.8,iso100 3.jpg

20 mm,F2.8,iso100(トリミング 700px)

ここに来たら天邪鬼先生へのご挨拶を忘れたらあきません。

天邪鬼先生、連日ご苦労様です。

※3枚の写真は全て同じものでトリミングしています

 

DSC02213,17 mm,F8,iso160 (2).jpg

17 mm,F8,iso160

本堂の縁側も素敵なんですよ(撮影許可済)

 

DSC02150,11 mm,F8,iso160.jpg

11 mm,F8,iso160

ぐぃーーっと引いてモリモリ感、こんな時は光学ファインダーを覗きたくなりますなぁ。

 

DSC02245,11 mm,F5.6,iso500.jpg

11 mm,F5.6,iso500

雫を撮ろうと必死のパッチですが、自分の影が邪魔です。

 

DSC02088,11 mm,F14,iso640.jpg

11 mm,F14,iso640

こちらも流行りの花手水、さほど目立たないところにあったので独占撮影。

絞ったとは言え、この接近間でビシッとくるのは素晴らしい。

 

貸出デモ機の予備バッテリーが無く、撮影現場で電源が落ちて悔しい思いすること数回。

ならば手前のフルサイズ旧機を使っちゃおう!.....ということで

TAMRON 11_20 F2,8_05.jpg

五軸ボディ内手ぶれ補正なので、TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXDもブレをそんなに気にせず撮れるということになります。

レンズそのものがAPS-C用設計なので、全体的にコンパクトさも生かせるということ。

クロップしたぶん画素数は落ちますけど、勤務店のフジカラー銀塩プリントなら大伸ばしにも十分耐えてくれます。

 

7II05089,11 mm,F2.8,iso100.jpg

11 mm,F2.8,iso100

さて、場所を福知山の観音寺さんへと移しました。

いつも「福知山の観音寺へ行こかー」と言いますが、"華觀音寺”とか"丹州観音寺"など呼び名がいろいろあって実際のところよく判りません。

だから福知山の紫陽花寺と言えば凡そ気付いてもらえるようです。

 

7II05115,11 mm,F10,iso100.jpg

11 mm,F10,iso100

ワイドなレンズはワイドな撮り方にもってこい。

.....当たり前ですが。

 

7II05179,11 mm,F2.8,iso100.jpg

11 mm,F2.8,iso100

本堂横の小さなお池で、今季もカエルちゃんが待ってくれていました。

こっちが近付くとカエルも近付いて来る、際のところでお見合いになるんです。

 

7II05190,13 mm,F8,iso800.jpg

13 mm,F8,iso800

だるまさんがびっしり!

カメラ内のレンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)が有効であるため、ピシッと直線が記録されていますね。

 

7II05192,11 mm,F2.8,iso100.jpg

11 mm,F2.8,iso100

緑も美しい境内、紫陽花の色が映えます。

 

7II05231,11 mm,F2.8,iso100.jpg

11 mm,F2.8,iso100

あぁ、かわいらしい。

 

7II05267,11 mm,F2.8,iso1600.jpg

11 mm,F2.8,iso1600

こちらも花手水ですね。

湧く水のてらてら感を出すため、シャッター速度を少し上げ気味に。

 

7II05273,11 mm,F2.8,iso100.jpg

11 mm,F2.8,iso100

鬱蒼とした場所に太陽のスポットライト。

だからなのか、ここだけに小さく咲く姿が健気です。

 

7II05364,11 mm,F10,iso100.jpg

11 mm,F10,iso100

駐車場の前に広がる紫陽花もりもりポイント。

今季は特に色が良く、超広角寄り寄りで美しさもアップです。

 

7II05317,66 mm,F2.8,iso100.jpg

         66 mm,F2.8,iso100

         境内の鶏さんがなかなか良いポーズを提供してくれます。

         小国鶏(ショウコク)かどうかは判りませんが、とても立派な姿。

 

では、すぐ近くの綾部に在る東光院さんへと向かいます。

7II05407,11 mm,F9,iso100.jpg

11 mm,F9,iso100

この時季は紫陽花と一緒に風鈴が出迎えてくれるのですよ。

谷間に位置するからなのか、ずっと風が吹くので涼しくて賑やか。

 

7II05449,11 mm,F11,iso160 (2).jpg

11 mm,F11,iso160

人も少なく、ゆっくり楽しむことができます。

 

7II05475,11 mm,F9,iso160.jpg

11 mm,F9,iso160

綺麗に磨かれた木製の机にちょっと映り込み。

この11mmという画角、結構いっぱいいっぱいなのは訪れた者でしか判らない。

 

7II05533,11 mm,F11,iso125.jpg

11 mm,F11,iso125

超広角レンズ縛り、ハマると面白いのダ。

 

7II05546,11 mm,F10,iso400.jpg

11 mm,F10,iso400

今季の紫陽花テーマは「竹林の中に佇む紫陽花」でしたが、どうも見つけられない。

こんなふうに竹林の傍に咲く紫陽花はよく見かけたのですが、また来年のテーマへと持ち越し決定であります。

 

お昼ごはんを何処にしようかずいぶん悩みました。

7II05560,11 mm,F10,iso100.jpg 7II05561,11 mm,F10,iso125.jpg

チョイスしたのは「綾部 つむぎ」さん、古民家を良い感じにリノベーションされていました。

ここは綾部駅から徒歩10分、見晴らしも善い緑の多い山手の長閑な住宅地に位置します。

7II05562,20 mm,F2.8,iso400.jpg

20 mm,F2.8,iso400

最初に出てきたこの冷べたいお茶がたまらなく美味しい!

7II05568,11 mm,F2.8,iso100 (2).jpg

11 mm,F2.8,iso100

おだいどこで腕をふるわれる気さくなお二人。

お話ししながら屋内を爽やかに駆ける風がまた心地良いの何のって。 

7II05571,20 mm,F2.8,iso125 1.jpg

20 mm,F2.8,iso125

「いろいろあって気難しいんだけどねー」って言われていた猫ゃんこちゃん。

レンズ越しに尻尾パタパタで会話してくれました(笑

 

7II05580,16 mm,F3.2,iso500.jpg

16 mm,F3.2,iso500

7II05576,20 mm,F5,iso1000.jpg 7II05582,11 mm,F3.2,iso640.jpg

のんびり待っていると、美しいお昼ごはんがやってきました。

野菜が中心なんですが、うわさ以上のお料理腕利きっぷりに驚かされます。

食材に凝っておられるのですが、とにかく「美味しい」。

ひとつひとつに幸せを感じる美味しさがあり、奥深い味わいに自然と頷いてしまう不思議なのです。

7II05583,11 mm,F3.2,iso640.jpg

11 mm,F3.2,iso640

食後に出していただいた大粒のブルーベリー、こんなん食べたん初めてだったなぁ。

お店の名前である「つむぎ」、店主さんとお話ししていて「はっ!」っと思い出しました。

ここでお会いできるとは。

7II05591,33 mm,F8,iso3200.jpg 7II05585,70 mm,F2.8,iso800.jpg

カカオと一緒にいただくコーヒー、これがまた絶品。

毎日たくさんのおかずをこしらえ、大きな器に盛られてカウンターにずらり並びます。

いわゆる"お総菜屋"さんもされている感じで、手前の器を持ち込めばお持ち帰りができるのですね。

7II05557,11 mm,F10,iso100.jpg 7II05572,11 mm,F2.8,iso400.jpg

お店の裏から見る屋根がまたセクシー。

駐車場に自家用車を停めながら車窓越しに悶えておりました。

狭いと聞いていた駐車場と出入口ですが、腕の良い運転手さんなら3ナンバー車両でも楽に出入りでき、駐車場にも5台以上は十分停めれそうです。

小さな森の中に佇むような古民家食堂、こちら方面に来ることがあればデフォルト認定です。

毎回お料理の内容が変わるやなんて、素敵すぎるでしょ。

 

帰りしなは周山京北廻りで。

7II05596,17 mm,F2.8,iso100.jpg

17 mm,F2.8,iso100 TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD Model B070

京北中江町傳土の賀茂神社、近くの小学校跡で開催されていた写真展の写真家さんに案内していただきました。

ここね、立っているだけで不思議な感覚になります。

 

7II05597,29 mm,F2.8,iso100.jpg

29 mm,F2.8,iso100 TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD Model B070

あ.....、神さんが居てはった。

 

TAMRON 11_20 F2,8_01.jpg

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD Model B060 (E)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/36437

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2021年7月15日 18:14に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「パナソニック Panasonic LUMIX S 50mm F1.8 S-S50 @ review / 京都 善峯寺と奈良 久米寺の紫陽花 2021」です。

次の記事は「ペンタックス PENTAX K-3III / 奈良 御杖 岡田の谷の半夏生と蛙 ・ 天川 川迫川の岩サツキ 2021」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.0.1