20 mm,F10,iso100
現場で気付くことなく撮りまくったアスペクト比設定は「4:3」.....orz
超広角レンズを使わなならんのに「4:3」から「3:2」へ戻すのを忘れていたという痛恨のミス。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2022年8月11日撮影)
福井県では先日の大雨で何かと被害が出ましたが、ここ小浜は通行止も無くすんなり到着。
心配していた天気もグッと回復してご覧の青空が広がっていました。
「先ずはもって広い場所を広く撮ろう」ってな感じなこの日、今回の主役がこんなレンズだからなんですよ。
SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art (2022年8月26日発売予定・ご予約受付中)
(L)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/40702
(E)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/40703
星撮りにもってこい的なSIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art、この夏は星も撮っちゃおー!っと撮影計画を立てる練る。
ところが撮影日は尽く悪天候、晴れたとしても月が明るいだろうしこれはどうしたものか.....
「究極の星景レンズ」という触れ込みにかなりそそられたのですが、こればっかりは仕方ございません。
だからと言ってSIGMA 20mm F1.4 DG DN | Artが星撮り専用ではなく、それだけ強烈な性能を携えているということなんです。
ピントの合っているところは隅々までビシッと、これはSIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Artの時も安心して使えたスペシャルな要素。
今もなおSIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Artをご愛用なされているユーザーさんは多いことでしょう。
SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Artの光学性能を"さらに進化"、内容を知ったあと「まだ進化するのかー」とビックリしました。
「隅々まで像が流れない(滲まない)」を全力で主張するところ、それを試してみたいという想いが撮影地がふつふつと湧き上がります。
大きく進化したのはレンズ性能だけでなく、外観からも見て取れる便利な機能が搭載されました。
露の付く星撮り時のことになりますが、レンズヒーターが前玉にずれてくることを防ぐ「レンズヒーターリテーナー」(左)を搭載。
鏡胴先端の形状がそうなっている訳ですが、レンズフードを取り付けるところがグッと広がってますでしょ?
これだけ盛り上がっていれば前へズレる心配もありませんが、こんどはピントリングに掛かってピント位置が変わってしまうのではないかと心配なりますよね。
そこは「MFLスイッチ(機能)」(右)を搭載することでカバーするのですが、そもそもこの"MFLスイッチ"機能を欲しかったユーザーさんは多かったはず。
いつもなら星景撮影の時にピントが合ったことを確認し、テープでピントリングを固定するというめんどくさい作業が待っています(これが好きだとおっしゃられる強者も)
これがMFLスイッチのロックで解決、ピントリング回してもクルクル回るだけで稼働しないのです(ギアが外れたような感じ)
これはホタル撮影や花火撮影でも使えるので超絶嬉しい!!.....ので、それはまた後日現場で試してきましょう。
今回は今が旬の"ひまわり"が主役です。
1枚目は広大に広がる小浜のヒマワリ畑、超広角でも収まらないので動画で振ってみました。
雲の流れが速く、まるで空の上を龍が駆け巡るような雰囲気。
望遠レンズでも撮りましたが、先ずは超広角SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art縛りでご紹介です。
アップした画像は全てサムネイルです。( 今回は Capture One Pro にてRAW現像⇒リサイズ&文字入れ処理)
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
20 mm,F10,iso100
今回はうっかりアスペクト比を「4:3」のままで撮ってしまい、同時記録のRAWから「3:2」のデータ救出。
JPEG撮って出しではないので、なるべくSIGMAさんらしい色に近付けてみました。
フィルターも何も無し、レンズ素のままの画です。
ちなみにフロントのフィルター径は82mm、ってことはリアフィルターにも対応ですよー。
20 mm,F1.4,iso100
個人的に印象的だったのは「暈け」加減。
合焦ポイントはパリッとシャープ、そこから滑らかに暈けていく感じは鳥肌モノ。
20 mm,F1.4,iso100
当たり前ですが、広角でもF/1.4は被写界深度が浅いっ!
その場で眺めるような立体感が優しくよみがえる感じ。
20 mm,F1.4,iso100
∞からちょっと引いて撮るとこんな感じ、もう向こうが暈けている。
1本だけ背伸びしているヒマワリを主役にしたことがよくお分かりかと。
20 mm,F1.4,iso100
時折強く吹く風。
高いヒマワリから「はうっ!」と煽られる。
20 mm,F1.4,iso100
ならば絞り開放のオンパレード。
空の雲が絵画のようになります。
20 mm,F1.4,iso100
でもまぁ、結構暑かったんですよね(汗
20 mm,F1.4,iso100
わちゃわちゃ。
20 mm,F1.4,iso100
下のほうでひっそり美人なヒマワリさん。
この暈けがたまらんです。
20 mm,F1.4,iso100
風でぐらんぐらん揺れる。
これはF/1.4ですが、次は.....
20 mm,F10,iso100
F/10まで絞ってみる。
20 mm,F1.4,iso100
個人的に絞り開放時に周辺光量が落ちるの好きなので、あえて周辺光量補正だけはOFFです。
そこでもうひとつ特筆したいのが「"逆光"に強い!」
画角の上にカンカン照りの太陽さんが頑張ってはりますが、このヌケの良さは何なんでしょ。
クリア過ぎてたまりません。
20 mm,F10,iso100
咲き終わったヒマワリを土にすき込み、明くる年に育つお米。
目で見て楽しむ、食で楽しむ、なんとも素晴らしい農業でしょか。
空も綺麗、大切な電気を運ぶ高圧線もアートに見えてきました。
20 mm,F10,iso100
空が雲の博物館になってきた。
スカスカのヒマワリと葉の緑コラボが綺麗で一枚。
20 mm,F7.1,iso100/20 mm,F1.4,iso100
せっかくの大口径レンズ、どっちが良いか迷ってしまう。
20 mm,F1.4,iso100
撮影後も良い感じで見頃だったそうですが、今朝(8月15日)の大雨で傾いてしまったそうです。
残念ですが今度はお米に期待しましょう。
きっと来年も美しいヒマワリ畑と田んぼが見れることでしょう。
このあと.....
20 mm,F8,iso100
エンゼルラインへ向かいました。
若狭のリアス式海岸、遠ぉーーくまで良く見渡せます。
E.V.F.覗きながら「あれー?水平がうまく取れんなー」.....
20 mm,F8,iso100
なるほど、地球は丸かったんですね。
水平線が緩やかーに丸いです。
しかーしこれは左下がり、P.C.モニターの画像チェックで気付くの巻。
20 mm,F8,iso100
空が良い。
何だかSIGMA fp Lの色って性に合ってる.....と改めて思ふ。
帰りに.....
20 mm,F1.4,iso100
京北宮町の"黒田の百年桜"で知られる春日神社へ。
これF/1.4で鳥居の「春日大社」に合わせて撮りましたが、綺麗に暈ける広角レンズはこの距離でも背景がしっかり暈けます。
これ、サンプル用にプリントしようかな。
20 mm,F1.4,iso100
桜や公孫樹も綺麗ですが、この百日紅はじつに美しい。
青い空と白い雲たちの演出も素敵です。
20 mm,F1.4,iso100
チラッと見えるこんな感じもグー。
20 mm,F16,iso100
被写界深度深めるのに最小絞りまでグイグイ絞ってみました。
普通に綺麗にあっけなく撮れてしまう.....から良いのです。
うーん、じゃじゃ馬機材が好きだから表現に困りますなw
20 mm,F8,iso100
すぐ近くにあったヒマワリ畑。
広角レンズでは背景絡めるのが難しいところ。
20 mm,F1.4,iso100
鱗雲が出てきましたので、天気は下り坂かも。
20 mm,F1.4,iso100
かいらしいトラクタに呼び止められ、パチリ。
20 mm,F1.4,iso100
トラクタに似てなくもないかな。
この季節はヒマワリが元気をくれます。
暑くて暑くて、それこそ1時間程度が限界の夏撮影です。
でも撮りたくなるって凄い花風景ですよね。
小浜でお昼ごはんと言えば.....
なるべく密にならない広い場所で.....となれば(ならなくても)「Kitchen Boo(キッチンブー)」さんです。
福井県立大学 小浜キャンパス内にあり、学生食堂も兼ねたバイキング形式のレストラン。
バイキング形式だからとて残念に思うことは全く無し、一品一品がじつに丁寧こしらえてはります。
揚げ物にも工夫があるし、惣菜のそれぞれが美味しくて配分に困るほどw
野菜も新鮮で味も善し、お手製ドレッシングなども豊富で迷う迷う。
窓際の展望がよく、食事しながらこんなふうに小浜湾が一望できますよー。
バナナジュースが素晴らしく美味いという事も付け加えておきましょう。
(L)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/40702
(E)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/40703
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。