21 mm,F20,iso400
一度で良いから湖東三山をゆっくり巡りあるいてみたい。
毎年そう思いながら三山のうち一ヶ所だけに留まってしまうのは、一ヶ所での滞在時間が長すぎるのだと思う。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2022年11月19日撮影)
滋賀紅葉の魅力が(自分の中で)年々増していて、特に湖東から湖北への紅葉繋がりがじつに素晴らしく感じる今日この頃です。
今季の紅葉も山寄りではそろそろ終盤、じつは山紅葉の終盤こそがとんでもなく綺麗なのだからたまりません。
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/41555
PENTAX KF(18-55WR KIT)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/41556
本日発売開始の「PENTAX KF」と一緒に紅葉巡りをしてきました。
「こんなに小さかったっけ?」手のひらにコロンと収まるこのサイズ、これでレフ機なのだから恐れ入ります。
ファインダー形式はO.V.F.ファンにはたまらないペンタプリズムだし、マウントを覗き込めば美しいミラーがキラリ。
以前にもここでお話ししましたが、自分が電子ビューファインダー(E.V.F.)を使うと眼の疲労で撮影の帰りには眼鏡が必須となります。
ところが光学ファインダー(O.V.F.)だと疲労の具合がとんと違う訳で、最後までマニュアルフォーカスでのピントの山も掴めてしまうのですね。
今やE.V.F.のメリットこそ数知れずですが、こうしてO.V.F.を一日使っていると「写真を撮る」という"純粋な楽しさ"が付いて回ることもあるのです。
PENTAX KFがファインダー視野率が100%であるというところにも理由はありますし、今回はミラーとシャッターの動作音も「写真を撮る」という意欲を掻き立ててくれました。
カスタムイメージ Special Edition「九秋(KYUSHU)」は最初からメニューに加えられています。
良いタイミングでの発売になりましたね。
カスタムイメージ Special Edition「九秋(KYUSHU)」は、『色彩豊かな秋の風景や情景、秋の儚さを表現できるような、少し特徴的な色彩表現を目指した』、なるほど.....それはこの秋に使わない手はありません。
HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited
HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited
smc PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6AL WR
小型軽量で持ち歩きしやすいHD Limited単焦点レンズとキットレンズも使ってみました。
15mmと18-55mmのカスタムイメージは「雅(みやび)」に設定、21mm、40mm、70mmの3本は終始「九秋(KYUSHU)」です。
ホワイトバランスはオート(一部除く)、全てJPEG撮って出しの画での更新といたしました。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
55 mm,F32,iso3200
これはキットレンズなので「雅」、開門前の受付付近を柵越しに狙ってみました。
ちょうど陽が上がってきてキラリンです。
21 mm,F9,iso400
なるほど、「九秋」イメージもよろしいなぁ。
こちらの庭園、見た目はもっとビビッドですが、朱色と緑色の加減が絶妙です。
15 mm,F9,iso400
これは15mmなので「雅」。
大好きな"雅"設定なのに、この日に限っては妙な違和感が湧いてくるという不思議。
21 mm,F9,iso400
21mm(31mm相当)の画角が結構好みなのです。
K-1IIで使うHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedが好きなので、当然の結果と言えるかもー。
21 mm,F3.2,iso200
うーん、何かシブいぞー。
大人の色、そんなイメージで撮り選びました。
21 mm,F3.2,iso100
しっとり雨上がりがもっと似合いそうな.....
40 mm,F8,iso1600
実際見た目どうかな?と思った参道の紅葉。
「九秋」が良い具合にはたらきました。
21 mm,F8,iso3200
ずっとisoは100~6400のオート、PENTAX KFの高感度って思いのほか善ろしいです。
これはiso3200ですが、それでも精細な写りと諧調が見事に表現されていると思いました。
15 mm,F4,iso200
本堂付近は予想通り見頃前(ちょっと早かった)。
このグラデーションも綺麗なんですけどね。
70 mm,F2.4,iso200
「九秋」の具体例みたいな色、初めてな感じが新鮮です。
21 mm,F3.2,iso800
この画、「九秋」色はツボでした。
名前こそ"秋"ですが、梅雨時にも設定したくなりそうです。
15 mm,F14,iso800
境内には朝霧が残っていて、陽が入るとそりゃぁもう綺麗の何のって。
15 mm,F22,iso1600
光線に遊ばれていました(笑
15 mm,F7.1,iso200
光学ファインダーが調子良いと眼に飛び込んでくる景色がどれも綺麗に見えてきます。
落葉ビッシリの絨毯も紅葉色の太陽ライトに照らされて綺麗な"雅"。
40 mm,F7.1,iso1600
40mm(換算値60mm)は"九秋"、自眼で見る感じ。
静かな場所で「カシャ!カシャ!」、軽やかな音も良いスパイスです。
15 mm,F9,iso200
庭園らしい光景ですが、程よいお手入れ感がちょうど良いです。
15 mm,F22,iso800
観光客がドッと増えて来たので、縦構図が多くなります。
分かるかどうか、この感覚もまた楽し。
15 mm,F9,iso200
「雅」の本領発揮。
これは晴れの日のほうが良いですね。
70 mm,F4,iso200
こういう場所、O.V.F.のKFがとても使いやすい。
透過する色が「九秋」で良い感じです。
湖東の紅葉名所が一気に混みそうでしたので、このあと湖北へと移動します。
彼岸花を撮っていた時に気になったポイントを巡ることにしました。
40 mm,F2.8,iso200
移動途中ですが、遠目に見える集落の中に黄色く染まった公孫樹を見つけ近付いてみます。
15 mm,F9,iso200
神社、稲荷大明神、観音堂、それぞれを覆うように大きな公孫樹がそびえていました。
15 mm,F9,iso200
見た目では「おぉー、すごぉーーい!」ですが、これをカメラに収めるのはなかなか難ずい。
育ち具合や染まりかたも微妙にズレているのですが、このバラつきがまた綺麗なんです。
15 mm,F4,iso200
足もとに何故か紅い花一輪。
こんなときバリアングル液晶モニターが活躍します。
21 mm,F3.2,iso200
"九秋"は晩秋のイメージも増強!
公孫樹は「雅」が似合いそうですが、背景に何を絡めるかで使えそうな気もします。
21 mm,F22,iso800
大木です。
パラメータをちょこっと弄ってみたら普通になってしまいました。
慣れないことをする前に勉強せねば(汗
70 mm,F2.4,iso200
陽射しの加減でいろいろ転ぶ「九秋」。
70 mm,F3.2,iso100
びっくりするほど落ちていた銀杏、辺りに〇〇な香りが漂っていました。
15 mm,F20,iso200
ふかふかの公孫樹絨毯。
21 mm,F9,iso200
よく見ると.....
15 mm,F4,iso200
ここ、ラッパ公孫樹ですな。
さらに北上、お目当ての公孫樹を目指します。
26 mm,F9,iso200
ここからキットレンズ1本で散策しましょう。
18 mm,F9,iso200
彼岸花咲く頃に訪れていた神社です。
秋の黄葉を観てみたいという思いが繋がりました。
18 mm,F10,iso200
ここは集落の姿までもが美しい。
18 mm,F14,iso800
すばらしい、じつに素晴らしい公孫樹ですか!
18 mm,F22,iso800/18 mm,F20,iso400
どこから眺めても存在感あります。
標準ズームレンズではちっとも収まらない。
18 mm,F9,iso400
守られている感が半端ないですね。
38 mm,F4.5,iso200
ずっと18mmだったのに、ここにきてやっとテレ側へ。
18 mm,F8,iso200
曇天になる予報もちょっとハズレ、素敵な空が見送ってくれましたよ。
この写真を撮っていてグッときた、この日の一番だったかな。
ありがとう、湖北。
この日のお昼ご飯は、やっぱり.....
南彦根の「まるいし」さん。
劇的に美味い名物「チャンポン」です。
ちょっと値上げっちゃいましたが、クオリティはブレることなく最高のスープをキープ。
混ぜることなく天辺から美味しい野菜、後半はお酢をかけて味変がまた美味いのです。
ひょっとしたらカラシや柚子味噌も美味いのではないか?と気持ちがブレそうになりますが、夢中で食べていたらそんなこともすっかり忘れてしまうのですね。
いつもの店員さん、笑顔が一番のスパイス「まるいし」さん。
また行きまーーす(予告)
PENTAX KF(ボディ)(2022年11月24日発売開始です)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/41555
PENTAX KF(18-55WR KIT)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/41556
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。
-お写ん歩・K-