170 mm,F8,iso100
日の出を撮ること、これってじつは凄ごぉーく難しい。
太陽は飛ぶしゴーストも盛大に出るが、これが当たり前だと思うと撮影に没頭できる(.....ようになった)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2023年1月1日撮影)
前回の長谷寺さんで2023年を迎え、そのあとノンストップで熊野へ向かいます。
昨年は国道169号線新伯母峯トンネルの峠で積雪があったりして例年通りの慎重運転でしたが、今年は路肩に根雪が残っている程度でスイスイ走りきることができました。
もちろん安全速度で安全運転ですが、今年は鹿の出没が多かった.....。
下北山村では大きな雄鹿が道路を塞ぎ、「あわわわ!」と目の前で停車するも全く微動たりしません。
仕方がないのでゆっくり自動車を微動前進、バンパーで鹿の足に軽く触れさせてもろたところでやっと気が付いてくれたという冗談みたいな行動でした。
衝突でフロント大破(全損)したという声も年々多くなりつつあるようですし、とにかく直ぐに停車ができる安全速度で走行するしかないのです。
鹿が出没するのはだいたい山間部の田畑や民家のある場所、物陰などから突然飛び出すこともあるので減速必須。
そんなで年々気疲れが増す夜間走行ですが、皆さんも十分お気を付けください。
1枚目はNikon Z7IIにNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sですが、今回(も)久しぶりにハーフフィルターを使ってみました。
マルミ光機社のマグネットホルダーシステムに同社のフレーム付き角型フィルターを組み合わせています。
今回は水平線の日の出なので.....
MARUMI Magnetic Filter 100x150 ソフトグラデーション ND8
MARUMI Magnetic Filter 100x150 ハードグラデーション ND8
MARUMI Magnetic Filter Holder M100
.....という出番。
マグネティックフィルターという名の通り、フィルターホルダーに磁力で「カチン」とくっつけることができます。
磁力は適度に強力で、撮影で一時的な装着ならネジロック無しでも使用できると思います。
ロックされていませんから位置調整も簡単自在で、ファインダー覗きながら位置合わせも容易でした。
しかしフレーム仕様とは言えフィルターそのものはガラス製なので、自分的にはなるべくロックするようにしています。
ちなみに小さなローレットではありますが、手袋をしていてもきちっと締めることができました。
MARUMI Magnetic Filter Holder M100には脱着式のホルダーリングが備えられており、MARUMI Magnetic Filter Holder M100専用 MARUMI Circular PL for M100 を使うことができます。
MARUMI Magnetic Filter Holder M100の円先端にダイヤルが付いているのでMARUMI Circular PL for M100の回転も容易、併せて揃えるのが都合良さそうです。
ひとつ注意したいのがE.V.F.(液晶ビューファインダー)の自動光量補正がONだと上下に動かす度に明るさが変わってしまうので要注意。
またアクティブDライティング(H.D.R.等々)機能をONにすると、フィルターで減光させたところが補正されてしまうのでOFF設定が良いかも知れません。
サーキュラーP.L.フィルターでも同じような経験があるのですが、ここは好みにもよりますので使用しながらの判断で大丈夫だと思います。
自分は普段なら奈良名物の紙技を使うところですが、シャッター速度に左右されないフィルター撮影もなかなか良いなと感じました。
こう何と言いますか明るさに左右されない安定感が素敵ですし、片手で微調整しやすいところも二重丸。
ガラスフィルターはMade in Japan、 帯電防止+撥水+防汚+防傷の各コーティングに加え、一番感動したのがフレアやゴーストを防ぐデジタルコーティング(低反射コーティング)でした。
加えてレンズ口径が変わってもホルダーリングを変えることで使い回しができる、これはとても便利!
至れり尽くせりなマルミ社製マグネティックフィルターはこちらからご注文可能です。
使い方はマルミ社さんの『marumi 角型 Filter(YouTube)』でご確認ください。
彩色少ない季節ですが日の出や夕暮れはとてもドラマティックカラー、このフィルターで撮影スタイルを変えてみてはいかがでしょうか。
時系列みたいな感じですが、Nikon Z7IIで撮る初日の出の画像が続きます。