フォクトレンダー Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs / 滋賀 豊郷町 豊郷小学校旧校 と 東近江の新八日市駅

D85_0670,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

F1.2,iso100

遠く離れた高槻駅前店でもゆっくり周期で長く揺れた北陸の地震、これ以上被害が広まらぬよう祈ります。

昨夜から続いた大雨もなんですが、今年の自然災害もいろいろあるんでしょうなぁ.....。

八百富写真機店 Facebook.png 八百富写真機店 店舗公式 Twitter.png

いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2023年4月29日撮影)

皆さん大型連休はどちらへ撮影に出掛けられたのでしょうか。

予報では雨ばかりの連休になりそうでしたが、ふたを開けてみればまぁまぁ晴れの多い連休となりました。

昨日の雨はしっかり降りましたが、雨は雨で「恵みの雨」と捉えられる方もおられます。

自分の周りでも恵みの雨と捉えるカメラマンが居てはりますが、昨日の成果はどうだったでしょう?

雨と言えば昼間でも暗いですし、カメラの感度上げたくなければ明るいレンズが必須となります。

今となっては大口径レンズらしい「ぼけ」を求めるほうが多いですね。

NOKTON 55mm F1,2 SL IIs_yaotomi,001.jpg

Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42406

コシナ社さんの新製品Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs、CP+2023で参考展示されていたうちのこの1本が今月5月16日に発売されることになりました。

製品ページを覗くと_35mm判一眼レフ、創成期へのオマージュ。_そんなキャッチコピーでタイトルとされています。

自分の中でフォクトレンダー銘のレンズとは「ちょっとクラシカル」で「小さくて明るい」という感じ、どことなくニコンさんのレフ機に似合うレンズ.....そんなイメージがあるのかも知れません。

外観で一番目を引くのが露出計連動爪の存在で、これが付いているところも"SL IIsシリーズ"の特徴。

「ニコンのレフ機に装着して全力で使ってほしい」そんな気持ちの表れだと思って、今回はNikon D850とペア組んでみました。

ほんとはDfで使いたかった.....ゴニョゴニョ

NOKTON 55mm F1,2 SL IIs_yaotomi,004.jpg NOKTON 55mm F1,2 SL IIs_yaotomi,008.jpg

特殊なレンズは使っておられず、絞り開放からキリッキリの写りを見せてくれるようなレンズでは無さそうです。

とは言えそこは新設計された光学系、"F/1.2スタート"であるからして気合抜群と見ました。

凡その写りは想像できるのですが、自分はこの写りこそが"らしさ"であると思うのです。

PKP_0542,85 mm,F36,iso100(RAW).jpg PKP_0544,85 mm,F36,iso100(RAW).jpg

しかしこのサイズ(小さい)でF/1.2は苦労されたことでしょう。

そこにきてCPU搭載(Ai-s)接点付きですから、そういう仕組みのところに強烈萌えてしまいます。

後ろ玉を眺めているとすーーんごく透明、まるで純水みたい「レンズが溢れとるやん!」と叫んでしまいました。

NOKTON 55mm F1,2 SL IIs_yaotomi,002.jpg NOKTON 55mm F1,2 SL IIs_yaotomi,003.jpg

Voigtlander LH-55s(メタルフード)

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42408

オプションですがメタルフードがかっくいい!

見た目から入る派の自分ですから、これは同時にご注文されることを目いっぱいお勧めしたいところです。

 

いつもの感覚で多少の工夫も加えた撮影をしてきました。

ありのままの写りが一番なので、いつも通りJPEG撮って出し画像を並べてみます。

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

D85_0499,55 mm,F1.2,iso90(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso90(JPEG)

よその標準クラスレンズを使ったあとだったのですが、このレンズ使うと何だか「素晴らしい!」の連呼。

絞り開放のF/1.2でこの写りとは恐れ入りましたが、マニュアルフォーカスでのピント合わせは劣化の一途を辿る自分の目に鞭打つ感じ。

 

D85_0511,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

しかし明るいレンズはピント合わせがじつに楽ちんです。

良い意味でフリンジが出ますが、レンズの大きさとF/1.2であることを考えれば「素敵!」。

 

D85_0532,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

         55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

         50mmクラスでこの被写界深度、ピントをどこへもっていくのか楽しくて仕方がございません。

 

D85_0521,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

この階段では手摺でウサギとカメが競争をするのだそうです。

 

D85_0536,55 mm,F5.6,iso160(JPEG).jpg

55 mm,F5.6,iso160(JPEG)

最初の踊り場でもう寝てはりました。

 

D85_0544,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

周辺光量もわりと自然です。

 

D85_0547,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

長い木製の廊下は小学生以来。

ワックス塗ってはコケてシミになって怒られてましたね。

 

D85_0550,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

技術家庭の授業は大好きでした。

いや、それ以外に好きな科目はありませんでした。

 

D85_0552,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

足もとでテカる木製階段。

こういったシーンでF/1.2が生きてくる、そんな気がします。

 

D85_0564,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

レフ機の楽しさは光学ファインダーによるピント合わせ。

E.V.F.のように早くから目が疲れず、肉眼で眺めていた風景が撮らえやすくなります。

 

D85_0569,55 mm,F2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso100(JPEG)

ちょっと絞ったF/2.0。

人の目で感じる後ろ暈けはこんな感じ?

 

D85_0576,55 mm,F2,iso64(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso64(JPEG)

ピントリングの回転トルクが気持ち良すぎて無駄にピントを追い込んでしまいます。

これは文字にピントを合わすのではなく、ガラスの汚れにピントを合わします。

 

D85_0578,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

 

D85_0584,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

校舎の壁で叩いて粉を落とす。

よく怒られました。

 

D85_0588,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

これからお茶会.....的なイメージですが、全部作りもんです。

 

D85_0595,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

これはピント浅すぎですな。

 

D85_0604,55 mm,F1.4,iso160(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso160(JPEG)

 

D85_0605,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

うーん、ちょっと前の50mm級単焦点レンズよりも写りが良いのでは?

新設計ですから当たり前なのでしょうけど。

 

D85_0632,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg D85_0637,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

わざと雨漏りをイメージしてバケツを置いておられるのかどうか.....

雑巾のかけ方にこだわりを感じます。

 

D85_0640,55 mm,F2,iso110(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso110(JPEG)

「目が動いたらどうしよう」とか、つまらんことを考える人。

 

D85_0673,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

こういうところがクラシック。

味だと思えるから不思議。

 

D85_0676,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

 

D85_0699,55 mm,F2.8,iso250(JPEG).jpg

55 mm,F2.8,iso250(JPEG)

どっちから読んでも難読でした。

 

D85_0785,55 mm,F2,iso450(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso450(JPEG)

手彫りなんでしょうか、メタル感に相通じるものを感じます。

 

D85_0710,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

 

D85_0715,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

 

D85_0730,55 mm,F4,iso160(JPEG).jpg

         55 mm,F4,iso160(JPEG)

          

D85_0741,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

盛大にフリンジが出ると思いましたが、自分の中では「ほとんど出ない」だと感じるのです。

どうも自分基準が古くてあきません。

 

D85_0748,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

 

D85_0767,55 mm,F2,iso110(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso110(JPEG)

 

D85_0778,55 mm,F2,iso100(JPEG).jpg D85_0781,55 mm,F2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso100(JPEG)

このF/2.0辺りからが美味しい気がします。

 

D85_0808,55 mm,F16,iso1800(JPEG).jpg

55 mm,F16,iso1800(JPEG)

最少絞りでもミニチュアはこう写る。

 

D85_0820,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

F/1.2~F/2.0がとても楽しく、絞った画が少ない.....

 

D85_0823,55 mm,F1.2,iso220(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso220(JPEG)

こんなシステムがあるのだと驚いた。

 

D85_0825,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

そろそろ外へ出ますか。

 

ちょっと移動して.....

D85_0836,55 mm,F2.8,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F2.8,iso100(JPEG)

とあるお寺さんで見つけた紫陽花の蕾。

一昨年と同じ感じの開花になるかな?

 

D85_0842,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

D85_0847,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

木々の向こうに見える山門の感じがとても良かったです。

新緑がとても綺麗で惚れ惚れ。

ハクビシンと目が合いましたが、のそのそ歩く姿はご愛敬。

 

D85_0883,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

 

D85_0892,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

         55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

         これはまた素敵な鐘楼。

 

D85_0905,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

明るさを上手くコントロールできるようになると、何気ないところ撮っても様になります。

 

D85_0915,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

         55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

         コデマリとオオデマリ。

  

D85_0922,55 mm,F2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso100(JPEG)

良い笑顔で見送っていただきました。

 

またちょっと移動して.....

D85_0987,55 mm,F8,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F8,iso100(JPEG)

味のある駅舎です。

 

D85_0937,55 mm,F2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso100(JPEG)

ちょうど電車がやってきた。

 

D85_0953,55 mm,F2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso100(JPEG)

あっという間に行ってしまわれた。

 

D85_0962,55 mm,F2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F2,iso100(JPEG)

何ともストレートな写りです。

混じりっ気のないと言いますか、アナログ感が凄く良い。

 

D85_0969,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

 

D85_1001,55 mm,F8,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F8,iso100(JPEG)

 

D85_1016,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

帰ってきはりました。

 

D85_1036,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

近江のハム屋さんがスポンサー。

 

D85_0993,55 mm,F8,iso100(JPEG).jpg D85_0995,55 mm,F8,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F8,iso100(JPEG)

懐かしい炭酸ジュースを発見。

.....こんな味だったかな。

 

D85_0071,55 mm,F8,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F8,iso100(JPEG)

岩尾池の一本杉、朝はこんな池へ寄っていました。

F/8.0辺りだと解像感がとんでもなく良い!

 

D85_0135,55 mm,F8,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F8,iso100(JPEG)

 

D85_0120,55 mm,F8,iso125(JPEG).jpg

55 mm,F8,iso125(JPEG)

藤の色が判り難いけど、この日一番のお気に入り。

 

D85_0105,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

池の周りを歩いてみたり。

 

D85_0141,55 mm,F1.2,iso100(JPEG).jpg

         55 mm,F1.2,iso100(JPEG)

         自然がいっぱいの良いところです。

         良い空気が朝ごはんでした。

 

D85_0425,55 mm,F1.4,iso100(JPEG).jpg

55 mm,F1.4,iso100(JPEG)

北向岩屋十一面観音さんへ登りましたー。

  

D85_0449,55 mm,F1.2,iso72(JPEG).jpg

55 mm,F1.2,iso72(JPEG)

ヘトヘトでしたが、琵琶湖の絶景が待っていました。

F/1.2で昼間の俯瞰写真を撮ったのは初めてだったかも。

 

この日のお昼ごはんは.....

DSC_1671,4 mm,F2,iso80(JPEG).jpg

DSC_1664,4 mm,F2,iso40(JPEG).jpg DSC_1667,4 mm,F2,iso64(JPEG).jpg

いつものJR南彦根駅近く、「まるいし」さんです。

やはりチャンポンになってしまいました。

ブレない美味しさ、モリモリお野菜が身体に優しい。

タンメンのようなチャンポンですが、ほんっと美味しいです。

盛ってる天辺から味がしゅんでてアツアツ、前半はかき混ぜることなく天辺から食しましょう。

5~6合目までやってきたら底の麺を救出、これがまた美味いのです。

カレンダーがとてもパワフル!

駅近なので鉄道の旅途中にもご利用いただけますが、11~15時の昼営業のみですのでご注意ください。

 

Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs、もうちょっと使ってみます。

 

NOKTON 55mm F1,2 SL IIs_yaotomi,001.jpg

Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs

 https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42406

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

お写ん歩・- fecebook_お写ん歩.jpg

この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2023年5月 8日 19:00に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「トキナー Tokina atx-m 11-18mm F2.8 E + Tokina atx-m 85mm F1.8 FE / 20230426_三重 亀山 太巖寺(たいがんじ)の藤棚 2023」です。

次の記事は「ペンタックス smc PENTAX-FA 50mmF1.4 Classic & HD PENTAX-FA 50mmF1.4 / 奈良 長岳寺のカキツバタ と 鳥見山のツツジ 2023」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.0.1