F1.2,iso100
遠く離れた高槻駅前店でもゆっくり周期で長く揺れた北陸の地震、これ以上被害が広まらぬよう祈ります。
昨夜から続いた大雨もなんですが、今年の自然災害もいろいろあるんでしょうなぁ.....。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2023年4月29日撮影)
皆さん大型連休はどちらへ撮影に出掛けられたのでしょうか。
予報では雨ばかりの連休になりそうでしたが、ふたを開けてみればまぁまぁ晴れの多い連休となりました。
昨日の雨はしっかり降りましたが、雨は雨で「恵みの雨」と捉えられる方もおられます。
自分の周りでも恵みの雨と捉えるカメラマンが居てはりますが、昨日の成果はどうだったでしょう?
雨と言えば昼間でも暗いですし、カメラの感度上げたくなければ明るいレンズが必須となります。
今となっては大口径レンズらしい「ぼけ」を求めるほうが多いですね。
Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42406
コシナ社さんの新製品Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs、CP+2023で参考展示されていたうちのこの1本が今月5月16日に発売されることになりました。
製品ページを覗くと_35mm判一眼レフ、創成期へのオマージュ。_そんなキャッチコピーでタイトルとされています。
自分の中でフォクトレンダー銘のレンズとは「ちょっとクラシカル」で「小さくて明るい」という感じ、どことなくニコンさんのレフ機に似合うレンズ.....そんなイメージがあるのかも知れません。
外観で一番目を引くのが露出計連動爪の存在で、これが付いているところも"SL IIsシリーズ"の特徴。
「ニコンのレフ機に装着して全力で使ってほしい」そんな気持ちの表れだと思って、今回はNikon D850とペア組んでみました。
ほんとはDfで使いたかった.....ゴニョゴニョ
特殊なレンズは使っておられず、絞り開放からキリッキリの写りを見せてくれるようなレンズでは無さそうです。
とは言えそこは新設計された光学系、"F/1.2スタート"であるからして気合抜群と見ました。
凡その写りは想像できるのですが、自分はこの写りこそが"らしさ"であると思うのです。
しかしこのサイズ(小さい)でF/1.2は苦労されたことでしょう。
そこにきてCPU搭載(Ai-s)接点付きですから、そういう仕組みのところに強烈萌えてしまいます。
後ろ玉を眺めているとすーーんごく透明、まるで純水みたい「レンズが溢れとるやん!」と叫んでしまいました。
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42408
オプションですがメタルフードがかっくいい!
見た目から入る派の自分ですから、これは同時にご注文されることを目いっぱいお勧めしたいところです。
いつもの感覚で多少の工夫も加えた撮影をしてきました。
ありのままの写りが一番なので、いつも通りJPEG撮って出し画像を並べてみます。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
55 mm,F1.2,iso90(JPEG)
よその標準クラスレンズを使ったあとだったのですが、このレンズ使うと何だか「素晴らしい!」の連呼。
絞り開放のF/1.2でこの写りとは恐れ入りましたが、マニュアルフォーカスでのピント合わせは劣化の一途を辿る自分の目に鞭打つ感じ。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
しかし明るいレンズはピント合わせがじつに楽ちんです。
良い意味でフリンジが出ますが、レンズの大きさとF/1.2であることを考えれば「素敵!」。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
50mmクラスでこの被写界深度、ピントをどこへもっていくのか楽しくて仕方がございません。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
この階段では手摺でウサギとカメが競争をするのだそうです。
55 mm,F5.6,iso160(JPEG)
最初の踊り場でもう寝てはりました。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
周辺光量もわりと自然です。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
長い木製の廊下は小学生以来。
ワックス塗ってはコケてシミになって怒られてましたね。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
技術家庭の授業は大好きでした。
いや、それ以外に好きな科目はありませんでした。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
足もとでテカる木製階段。
こういったシーンでF/1.2が生きてくる、そんな気がします。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
レフ機の楽しさは光学ファインダーによるピント合わせ。
E.V.F.のように早くから目が疲れず、肉眼で眺めていた風景が撮らえやすくなります。
55 mm,F2,iso100(JPEG)
ちょっと絞ったF/2.0。
人の目で感じる後ろ暈けはこんな感じ?
55 mm,F2,iso64(JPEG)
ピントリングの回転トルクが気持ち良すぎて無駄にピントを追い込んでしまいます。
これは文字にピントを合わすのではなく、ガラスの汚れにピントを合わします。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
校舎の壁で叩いて粉を落とす。
よく怒られました。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
これからお茶会.....的なイメージですが、全部作りもんです。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
これはピント浅すぎですな。
55 mm,F1.4,iso160(JPEG)
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
うーん、ちょっと前の50mm級単焦点レンズよりも写りが良いのでは?
新設計ですから当たり前なのでしょうけど。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
わざと雨漏りをイメージしてバケツを置いておられるのかどうか.....
雑巾のかけ方にこだわりを感じます。
55 mm,F2,iso110(JPEG)
「目が動いたらどうしよう」とか、つまらんことを考える人。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
こういうところがクラシック。
味だと思えるから不思議。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
55 mm,F2.8,iso250(JPEG)
どっちから読んでも難読でした。
55 mm,F2,iso450(JPEG)
手彫りなんでしょうか、メタル感に相通じるものを感じます。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
55 mm,F4,iso160(JPEG)
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
盛大にフリンジが出ると思いましたが、自分の中では「ほとんど出ない」だと感じるのです。
どうも自分基準が古くてあきません。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
55 mm,F2,iso110(JPEG)
55 mm,F2,iso100(JPEG)
このF/2.0辺りからが美味しい気がします。
55 mm,F16,iso1800(JPEG)
最少絞りでもミニチュアはこう写る。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
F/1.2~F/2.0がとても楽しく、絞った画が少ない.....
55 mm,F1.2,iso220(JPEG)
こんなシステムがあるのだと驚いた。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
そろそろ外へ出ますか。
ちょっと移動して.....
55 mm,F2.8,iso100(JPEG)
とあるお寺さんで見つけた紫陽花の蕾。
一昨年と同じ感じの開花になるかな?
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
木々の向こうに見える山門の感じがとても良かったです。
新緑がとても綺麗で惚れ惚れ。
ハクビシンと目が合いましたが、のそのそ歩く姿はご愛敬。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
これはまた素敵な鐘楼。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
明るさを上手くコントロールできるようになると、何気ないところ撮っても様になります。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
コデマリとオオデマリ。
55 mm,F2,iso100(JPEG)
良い笑顔で見送っていただきました。
またちょっと移動して.....
55 mm,F8,iso100(JPEG)
味のある駅舎です。
55 mm,F2,iso100(JPEG)
ちょうど電車がやってきた。
55 mm,F2,iso100(JPEG)
あっという間に行ってしまわれた。
55 mm,F2,iso100(JPEG)
何ともストレートな写りです。
混じりっ気のないと言いますか、アナログ感が凄く良い。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
55 mm,F8,iso100(JPEG)
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
帰ってきはりました。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
近江のハム屋さんがスポンサー。
55 mm,F8,iso100(JPEG)
懐かしい炭酸ジュースを発見。
.....こんな味だったかな。
55 mm,F8,iso100(JPEG)
岩尾池の一本杉、朝はこんな池へ寄っていました。
F/8.0辺りだと解像感がとんでもなく良い!
55 mm,F8,iso100(JPEG)
55 mm,F8,iso125(JPEG)
藤の色が判り難いけど、この日一番のお気に入り。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
池の周りを歩いてみたり。
55 mm,F1.2,iso100(JPEG)
自然がいっぱいの良いところです。
良い空気が朝ごはんでした。
55 mm,F1.4,iso100(JPEG)
北向岩屋十一面観音さんへ登りましたー。
55 mm,F1.2,iso72(JPEG)
ヘトヘトでしたが、琵琶湖の絶景が待っていました。
F/1.2で昼間の俯瞰写真を撮ったのは初めてだったかも。
この日のお昼ごはんは.....
いつものJR南彦根駅近く、「まるいし」さんです。
やはりチャンポンになってしまいました。
ブレない美味しさ、モリモリお野菜が身体に優しい。
タンメンのようなチャンポンですが、ほんっと美味しいです。
盛ってる天辺から味がしゅんでてアツアツ、前半はかき混ぜることなく天辺から食しましょう。
5~6合目までやってきたら底の麺を救出、これがまた美味いのです。
カレンダーがとてもパワフル!
駅近なので鉄道の旅途中にもご利用いただけますが、11~15時の昼営業のみですのでご注意ください。
Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs、もうちょっと使ってみます。
Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIs
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42406
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。