205 mm,F5.6,iso1250(JPEG)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2023年8月26日撮影)
秋海棠(シュウカイドウ)と言えば河内長野の岩湧寺(いわわきじ)、広範囲での群生で咲く姿はじつに圧巻。
ハイカーや撮影だけでなく散歩で訪れる方も多いようで、山斜面いっぱいに咲き広がる姿を見かけると時折大きな歓声が聞こえてくることもあります。
もともとは人の手で植えられたのだそうですが、そのまま野生化して現在に至るといった感じでしょうか。
他ではなかなか見ることの無い秋海棠の群生、山斜面をうねる様に咲くので山霧などが入った時も幻想的でなかなか良いものです。
今回は訪れるのがちょっと早かったようですが、それなりに楽しむことができたので善しとしましょう。
今回は2023年9月21日発売予定の望遠ズームレンズが主役となります。
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary X mount
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/43130
富士フイルムX(エックス)機はAPS-Cセンサーなので35mm判換算値「150-600mm」相当です。
ファインダーの出来が秀絶なFUJIFILM X-H2Sで使用すると、”相当"ではなく実際に150-600mmレンズを手持ちで使っているような錯覚に。
自分はこの100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryが大好きで、Lマウントフルサイズ機などでもよく使用します。
F/5.0-6.3とやや暗めながら100-400mmとしてはとてもコンパクト。
写りの切れ味も善く線も繊細、F/2.8とは比較できないにしてもテレ側を上手く使えば暈けがじつに綺麗。
コストパフォーマンスがとんでもなく高いこのレンズ、マウントの種類が増えて多くのユーザーさんに使っていただく事はとても嬉しいことです。
細かなところを確認してみると、AFとMFの切替スイッチはAF-LとAFの切替になりました。
これはカメラボディ側で切り替えるための仕様変更です。
これでAF-LボタンはAFファンクションへ変更、操作感が変わります。
100-400を各マウントで使用されているのなら慣れは必要かも知れません。
しかし富士フイルム機だけを使われるのならすぐに使い慣れると思います。
これに併せて.....
SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary Xmount
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42340
同日に発売開始が決定となりましたSIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary Xmountも同時に試用しました。
どっちかというとここ岩湧寺の秋海棠撮影は広角系が似合うかも.....
撮影枚数も多いので、この画は次回の「後編」更新時にご紹介したいと思います。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
100 mm,F5,iso1600(JPEG)
到着時は晴れていましたが、ここは曇天がお似合いです。
212 mm,F5.6,iso1600(JPEG)
曇天を狙ってせっせとレリーズ。
100 mm,F5,iso1600(JPEG)
100 mm,F5,iso640(JPEG)
100mmですが150mm相当です。
ちょっと望遠すぎてワイド側(?)100mm設定が多くなってしまった。
355 mm,F6.3,iso1600(JPEG)
寄って使えるのも特筆できるポイント。
340 mm,F6.3,iso1600(JPEG)
100 mm,F5,iso320(JPEG)
155 mm,F5.6,iso320(JPEG)
陽射しが入って明暗がくっきり、これも良い感じ。
100 mm,F5,iso320(JPEG)
とっさのA.F.も素早い。
100 mm,F5,iso250(JPEG)
ちょっと気味が悪い画で失礼。
蜘蛛の巣にアブが掛かったところ、蜘蛛はすぐに糸を出してグルグル巻きにするのです。
そのあとで食すわけですが、なぜすぐに飛び掛からないのか何とも不思議。
306 mm,F9,iso320(JPEG)
最接です。
135 mm,F5.6,iso1600(JPEG)
パステルカラーのような、日陰でややオーバーに撮るとこんな色に撮れます。
ホワイトバランスとの駆け引きにはなりますが、この色こそが秋海棠のような気もしますね。
100 mm,F5,iso1600(JPEG)
雄花と雌花が同じ茎から咲くのですが、どれがどうだったか忘れてしまった。
212 mm,F5.6,iso1600(JPEG)
望遠をうまく使えば暈けも優しい。
205 mm,F5.6,iso1600(JPEG)
今季はいつもと違う場所で白い秋海棠を見つけました。
205 mm,F5.6,iso800(JPEG)
この清楚な感じも善いのです。
観れて良かった。
198 mm,F6.3,iso1600(JPEG)
テッポウユリだと思います。
所々で咲いていましたが、雰囲気似合うのはココだけだったかな。
306 mm,F6.3,iso320(JPEG)
183 mm,F5.6,iso1600(JPEG)
黄色のリコリスがタイトなところに咲いていました。
280 mm,F9,iso1600(JPEG)
この色が咲き終わりを迎える頃真っ赤な彼岸花がピークを迎えますね。
100 mm,F7.1,iso320(JPEG)
紫陽花の種類もいろいろあるようで、これはタマアジサイと言うのだそうです。
340 mm,F7.1,iso1600(JPEG)
蕾が玉の様であることからついた名前だそうで、くす玉が割れたようにばぁ~っと広がり咲きます。
319 mm,F7.1,iso1250(JPEG)
何とも不思議な紫陽花.....ですが、咲いてしまえば普通の紫陽花みたい。
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary X mount
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/43130
前編の望遠ズームレンズ編はここまで。
後編は広角単焦点編でご紹介いたします。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。