9 mm,F8,iso200(JPEG)
いつもお世話になっています、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2024年1月撮影)
日の出までの時間帯に空と大地をバランスよく撮るのは難しいですね。
ハーフフィルターを駆使したり、黒紙の紙技を使ってみたり.....
荷物になる道具(フィルターや三脚)なども持ち込みますから、カメラやレンズ以外にも機材がかさばってきます。
「明るい時間以外に撮り行くことは減ってしまった」
そう仰られる写真家さんも少なからず居られるわけで、むしろ最近では目立つようにも感じます。
これね、レンズ前のフィルターは何も使っていません(装着していません)。
新機能ライブGNDを設定しただけです。
シャッター速度は 1/10sec. ですが、三脚も持たず手持ち撮影。
撮ったままの画像だと申しますと「えっ?」ってなるかも知れませんが、撮ったままのJPEG画像を載せました。
ご注文はこちらから https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/43900
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II
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1枚目の写真は2月下旬発売開始予定の OM SYSTEM OM-1 Mark II と OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II 、この組み合わせで撮影したものです。
「II」型へと進化したOM SYSTEM OM-1 Mark II、機能面でもグイッと進化しました。
中でも注目なのがデジタル画像処理技術"コンピュテーショナル フォトグラフィ"の新機能『ライブGND(グラデーションND)』、1枚目はこの機能をONにして撮影です。
フィルター無しでハーフNDフィルターの効果が得られ、そればかりでなく細かな調整も自在!!
空と地上の明暗差が大きい時間帯、こんな場面で最高の効果を得ることができます。
驚きますでしょ?
どんなふうに設定するのか動画にしてみましたので、ご参考まで。
操作はとても簡単で、あらかじめ境目「Soft・Medium・Hard」とGND段数「2・4・8」を設定します。
途中でライブ画像を視ながら変更することも可能なので、とても判りやすくて便利。
構図を固定したまま、境目の上下調整や回転までできるという優れもの。
ハイライトを抑えるのではなくNDフィルター同様に自然なトーン調整ができるので、違和感なく使えると思います。
もちろん仕上がりも自然で、撮影後の画像をアプリケーションで無理くり調整した様には感じません。
今回一番驚かされた機能がこの『ライブGND』でした。
同じようなところで、ライブND撮影機能に「ND128」が加わっています。(SとMモードで使用可能)
明るい時間帯のスローシャッター用途が広がりますし、スローシャッターを切るために絞り込んで画質を落とすなどの心配もグッと減るはず。
滝撮りはもちろん、街中の撮影にも使えそうです。
新たに認識する被写体として「人物」が加わったことも朗報の一つ。
横向き、後ろ向き、顔が隠れていてもピントを合わすことができる優れた「人物検出」機能です。
AI被写体認識A.F.で複数の検出が可能になり、検出被写体はスーパーコンパネで設定可能となりました。
もうひとつ新製品なニュースがございまして.....
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
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OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS の発表となります。
(35mm判換算)300-1200mm相当をこのレンズ1本で楽しめる、野鳥撮影など離れた場所から被写体を狙う際に重宝しそうな超望遠ズームレンズ。
MC-20テレコンを使えば何と2400mm相当へ。
今回はずっと手持ちで撮影していたのですが、それは強力な手振れ補正効果のおかげです。
レンズ単体で6.0段(ワイド)~5.0段(テレ)、シンクロI.S.時には何と7.0段(ワイド)~6.0段(テレ)という強力な手振れ補正効果。
それ以外では、なんとなんと、ボディ(OM SYSTEM OM-1 Mark II)単体で最大8.5段という驚異の手振れ補正が待っています。
防塵防滴性能(IPX1)も十分機能しており.....
473 mm,F6.3,iso400(JPEG)/185 mm,F5.4,iso400(JPEG)
今の時季あるような降雪時にも使用することが可能です。
結構な降雪でしたが、問題なく撮影を続けることが出来ました。
600 mm,F16,iso200(JPEG)
どうせならと600mmで最接、グッと寄ってみました。
シャッター速度 1/15sec.、強力な手振れ補正(シンクロI.S.時でwide7.0/tele6.0)のおかげもあり、0.39倍(35mm判換算・2.8m)まで寄ることができます。
ちなみにワイド端では0.7倍(35mm判換算・0.56m)ですね。
深度合成機能にも対応されていますので、昆虫などが活発に動き始めると更に出番が増えそうです。
作例を辿るような感じで説明を加えました。
つらつらっとご覧ください。