タムロン TAMRON 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD Model A069 レビュー / 三重 いなべ市 大安町 三岐鉄道と水田 2024

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75 mm,F5,iso250(JPEG)

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いつもお世話になっています、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2024年6月8日撮影)

 

やっと梅雨入りしましたね

高い気温が続いてからの梅雨入り、いきなり蒸し蒸しの不快指数はトップギヤな日々が続くという.....

憂鬱になるなる人、ちょっと嬉しくなる人、いつも通りの人、それぞれだと思います

蒸し暑ささえ無ければ梅雨はとても素敵だと思うのですが、まぁ蒸し暑さは避けることができないかも

そんな季節のカメラマンはあれこれ工夫凝らして楽しむわけですが、例年のタイミングを逃すのは避けたいところ

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TAMRON 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD Model A069(E)

 ご注文はこちら⇒https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/44413

なかなか良いレンズが登録されました

このタイプの望遠レンズはずっと前から70mmスタートが多かったのですが、ここにきて50mmスタートの登場です

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50 mm,F10,iso1600(JPEG)

少し俯瞰で撮る構図ですが、これは50mm(手持ち撮影)です

撮り方や構える位置によって感覚は違うものですが、50mmというと結構広く写るんですよ

普段ですと標準レンズに着け変えるか、多少画角に我慢をして使うところ

たった20mmですが使ってみると、この20mm恩恵はなかなか大きくて侮ることはできません

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F/2.8通しの大口径ではない、標準的なF/4.5-6.3レンズです

なのでご覧のようにコンパクト(ここが大切)であり、最近のデザインコンセプトによって手にも馴染みやすく作り上げられています

そのあたり、動画で簡単にまとめてみましたのでご覧ください

特筆すべきところはリニアモーターフォーカス機構VXDを搭載されたとこ

「タムロン史上最高レベル」と謳われている高速かつ高精度なA.F.性能、どの位置からでも瞬時に合焦する軽快さは使って初めて驚かされます。

レンズ構成は14群19枚、2枚組みこまれた特殊硝材レンズXLD(eXtra Low Dispersion)レンズと、2枚のLD(Low Dispersion:異常低分散)レンズがとても良い結果を見せつけてくれました

このへんはこのあとに並べた作例をご覧ください

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

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219 mm,F10,iso1600(JPEG)

三岐鉄道の三岐線、西武鉄道時代の赤電復刻色が良い感じです

ホワイトバランスをマニュアルで調整した画像、こんな色もちょっと面白いかな.....

 

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300 mm,F10,iso1600(JPEG)

頭上の電線から良い声が聞こえます

見上げてパチリ.....名前はわかりません

 

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300 mm,F10,iso1600(JPEG)

赤電は近鉄冨田駅へ

 

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123 mm,F10,iso1600(JPEG)

今や三岐鉄道普通車の最古参(だと思う)

国鉄101系や103系全盛期の頃ですから、似たようなデザインの車両は全国各地で見られたと思います

 

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229 mm,F6.3,iso800(JPEG)

微妙な混在形式編成です

気軽に持ち出せそうな望遠レンズですが、意図する雰囲気がしっかり撮れる

 

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262 mm,F6.3,iso800(JPEG)

釣り掛式モーター音を響かせながら下りの貨物列車が登ってきたー

西藤原方面が下りなので変な表現ですが、緩い角度の棚田を縫って登ってきます

 

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50 mm,F10,iso800(JPEG)

ちょっと表現が結びつかないかも知れませんが、上の3枚ともなかなか厳しい逆光条件

地表にも僅かな靄が発生しているのですが、こういうシチュエーションでBBAR-G2コーティングの恩恵を感じること多しです

映り込みを狙っていたのですが、西陽でないとあきませんな

 

ちょっと場所を変えて丹生川駅界隈へ

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300 mm,F10,iso100(JPEG)

もともと蕎麦畑だったところに麦畑へと変えられ、変えられたその合間に名前がわからない花が一面に咲いていて「綺麗だなぁ」って思った年がありました

その名残りが雑草のように咲いていましたが、何かやっぱり綺麗なんですよね

300mmで前後暈して被写界深度浅くしたらとても良い感じ

 

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200 mm,F10,iso125(JPEG)

「名」って書いてある貨車、麦畑越しに撮っています

 

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300 mm,F6.3,iso100(JPEG)

赤電が往ったり来たり、ローカル狭軌らしい車両の揺れ方が良いっ!

員弁川支流の青川橋梁がとても短く見えます

 

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300 mm,F9,iso160(JPEG)

300mm流し撮り、この日は一貫して手ブレ補正機構VCの恩恵にあやかっています

静止状態の被写体でもISO感度を下げて撮れるのはじつにありがたいこと

特に絞り開放から美しく撮れる50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD、美味しい絞り値で感度を下げる撮影の敷居をグッと下げてくれます

カメラ(SONY α7RⅤ)とのバランスも良いのでしょう、まるで車両以外が動いているみたい

 

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300 mm,F9,iso800(JPEG)

300mm最接、蜂の後ろ姿が可愛い

 

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100 mm,F5,iso800(JPEG)

色を残すのに露光量を落とす

結構な陽射し、絞り開放でも実に優秀です

 

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         97 mm,F10,iso400(JPEG)

         紫陽花のシーズン、紫陽花と三岐車両とのコラボも撮っておきたい

 

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166 mm,F5.6,iso100(JPEG)

丹生川駅は島式ホーム、駅舎を含め昭和テイストたっぷり

 

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51 mm,F4.5,iso250(JPEG)

50mmならこんなふうに空を入れて撮れます

今ならこんなラッピング車両が走っているので、空絡みで撮るのも良いのではないかと

 

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219 mm,F6.3,iso640(JPEG)

北勢町の賀毛神社前、宮司さんが笹竹刈りをされていたその真上から

手前にどうしても笹竹が被るのですが、これは鉄道側の敷地なので刈れないのだそうです

何れ刈られるとは思うのですが、ぎりぎり笹竹越しに赤電パチリ

向こう民家との絡みが素敵なポイントです

  

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93 mm,F7.1,iso640(JPEG)

ということで、緑美しい賀毛神社へお参りです

6月30日は夏越の大祓へ・茅の輪潜り、日曜日なんですよね.....

 

阿下喜駅からほど近い万葉の里公園へ向かいました

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100 mm,F7.1,iso200(JPEG)

紫陽花がとても綺麗な公園です

 

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50 mm,F7.1,iso640(JPEG)

ここでは50mmの最接を楽しみました

なるほど暈けも綺麗だな

 

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50 mm,F7.1,iso1250(JPEG)

ハイキーもコントロールがしやすいです

このレンズ、欲しいです

 

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50 mm,F7.1,iso500(JPEG)

よく見ると色が混在しているのですね

遠目で見るとやや紫色ですが、ブラウン管のテレビを思い浮かべました

 

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300 mm,F6.3,iso6400(JPEG)

水飛沫遊び

もっとキラキラになるはずだったのに.....

 

帰りに保々駅(ほぼえき)へ寄りましたら、新しいお下がり(?)の国鉄型211系(JR期の製造だそうです)が留置されていました

西武の旧車パラダイスがそろそろ終盤へ向かうとみられるので、これはまた通わねばなりません

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50 mm,F4.5,iso6400(JPEG)

しかしリバイバル色の赤電は画になるなぁ

 

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50 mm,F10,iso2000(JPEG)

この日の締めくくりはED45で

運転士さんに手を振るのもこっぱずかしいお年頃になりました

お若い運転士さん、頑張ってくださいね

 

この日のお昼ごはんは.....

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以前からずっと気になっていた食堂へGOです

菰野町にある「ごはん屋 食の広場」さん、なかなか親近感を感じる食堂ネーム

店舗の見た目だけで萌えてしまいそうな、これはワクワクしまくりです

メニューが豊富で.....安い!

気さくな店員さんが良いスパイス、本日の日替わり定食から豚のしょうが焼きを選択しました

美味しかったのですが何故か料理を撮らずじまい、これは痛恨の極みでございます

あとから淡々と入店されるお客さんの反応を見ていると、訪れてからファンになってしまった感がありますね

注文の仕方もそれぞれで、こりゃまた訪れなくてはなりません

 

帰りに....

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滋賀県の東近江市池之脇町にある「ワイルドキッチン」さんへ、久しぶりの訪問です

ずっと楽しみにしていたパン屋さん、この日もしこたま買い込みました

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手作りだと仰られる母屋工房がじつに素敵で、ここに来るだけでも嬉しくなります

ハード系のパン屋さんですが他ではなかなか買うことができない独特のパン(むしろパンらしさがある)

めちゃくちゃファンになってしまい、近くを通りがかる事があれば必ず寄りたいパン屋さんです

ハード系のパンがお好きなら是非一度お試しください

個人的感想になりますが、感動します

 

じつはTAMRON 17-50mm F/4 Di III VXD Model A068もカメラバックに同梱していたのですが、十分50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD Model A069だけで事足りてしまいました

別の言い方をすれば50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD Model A069だけで縛り撮影をした.....と言うことなんです

標準角のお好きな方ならこのレンズ1本で十分お写ん歩ができそうでした

たった20mmですが、こんなにも使用感が違うとは本気で驚きます

そしてA.F.速度がびっくり俊足、正確さも追随しているので瞬時の被写体対応が可能でした

手振れ補正もとんでもなく優秀なので、手持ち撮影での行動範囲もグッと広がりそうです

 

50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD試用編、もう少し続きます

 

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TAMRON 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD Model A069(E)

 ご注文はこちら⇒https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/44413

 

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました

 

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このページは、お写ん歩 【K】が2024年6月27日 00:00に書いた記事です。

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