タムロン TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD Model F072 レビュー (Nikon Z編) / 奈良 橿原 藤原宮跡のコスモス 2024

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90 mm,F3.8,0.1 秒,iso100(JPEG)

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いつもお世話になっています、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2024年10月撮影)

 

蒸し暑いと言いますかとても10月とは思えない日々が続いていましたが、ようやく秋到来.....と言いかけて今日はまた蒸し暑うございました

この調子だといきなり冬じゃないですか?

気になって昨年と一昨年の気温データ見てみたら、平均気温は今年のほうが高いですが暑い日々は10月の下旬ごろまでじわじわ続いていたようです

 

「○○が咲き遅れている」とか「紅葉は大丈夫なの??」など写真家さんにとっても心配ざいますが、いつもの場所でいつもの様に秋の花は咲き始めていました

奈良の橿原にございます藤原宮跡は広大な土地を利用したたくさんの花を見させてくれます

特にこの季節咲く一面のコスモスは圧巻、撮り方次第でどこまでも咲いているかのような錯覚にさえなることも

自分は朝撮り派ですが、夕景のコスモス畑を狙われる方も多く、多様に楽しめるのは実に素晴らしいことです

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TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD Model F072

 ご注文はこちら・(E)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/44950

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今回は本日発売日を迎えました TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD 1本で撮影してきました

久しぶりのマクロレンズ1本縛り、それも中望遠な90mmです

マクロレンズとは言いますが、正確には90mm単焦点レンズという位置付け

極端に小さいレンズと言う訳ではありませんが手に馴染みやすい設計、何んとなく左手でレンズ添えながらウロウロしていました

(You Tube:お写ん歩チャンネル)

以前愛用していた "Model 172E"と、どことなく似ている思いませんか?

手にしてふとそんなふうに思う自分は、ちょーっと古い人です

 

とても久しぶりに使う「タムキュー」、アダプトールを使っていた頃は"Model 52BB"で身体前後揺らしながら使ったものです

A.F.精度の良い機材を手に入れたときはKマウント"Model 172E"を自分のラインナップに加え、ちょっと楽して撮ったりもしましたね

もちろんどれも中古レンズばかりですが、何だかんだと最後まで使い倒していました

店頭でオススメしまくった"Model 272E"は、自分の周りでも「この1本はいっつもバックに入れてとるでー」だったかと思います

単焦点レンズ代わりにも使われていた方が多く、見た目の金帯と文字がカッチョイイと仰られる方も居られました

2016年の Model F017 が直近の「タムキュー」、とことん写りの良さを追求されたモデルでこれもまたオススメさせていただいたものです

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そして2024年秋、ミラーレス版へと進化を遂げ最新の技術を盛り込んだ Model F072 が本日発売日を迎えました

寄れる、暈けるはもちろん伝説の柔らかい暈けと合焦点のシャープな写りのコントロールが超楽しいマクロレンズ

リニアモーターフォーカス機構「VXD」の搭載はこれまでとは別次元で動作し、手持ちマクロ撮影の使いやすさをグッと身近なものにしました

写りは.....これ以上何を求めるものがあるの??

完成度もここまで来ると唸るしかない......と言うのが正直なところです

続く作例をぜひご覧なっていただき、「タムキュー」の楽しさを画からぜひ味わってみてください

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。

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90 mm,F3,3 秒,iso100(JPEG)

朝5時30分、ちょっと冷んやり露の降りる時間帯、防滴用シーリングがなされているので問題無し

LEDの街灯暈けが良く目立つ時間帯です

 

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90 mm,F5.6,1-6 秒,iso100(JPEG)

無駄に水滴を狙ったわけではありませんが、うーんうーん難しいですなぁ

 

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90 mm,F11,1-20 秒,iso400(JPEG)

あぁ、たまにこんなの撮れると嬉しくなります

 

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90 mm,F3.5,1-500 秒,iso100(JPEG)

マクロレンズで迎える日の出です

太陽は暈してみました

こちら藤原宮跡でマクロレンズを使った日の出写真撮影は初めて

 

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90 mm,F3.5,1-500 秒,iso100(JPEG)

晴れた日の朝露は綺麗ですね

キラキラだから玉暈けも何でもござれ.....な画です

 

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90 mm,F3.2,1-1600 秒,iso100(JPEG)

お気づきかと思いますが逆光特性がじつに素晴らしい

ゴーストどころかハレーションもものとしないヌケの良さ、BBAR-G2コーティングの良さが際立っています

 

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90 mm,F4.2,1-125 秒,iso100(JPEG)

何も最短で撮るばかりがマクロレンズの特性ではありません

いざという時に1:1まで寄れるという強みある単焦点レンズという事になります

 

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90 mm,F3,1-80 秒,iso100(JPEG)

ちょっと露出オーバー気味でパステル調に

 

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90 mm,F3.8,1-200 秒,iso100(JPEG)

あの嫌われがちなカメムシも、色が綺麗だったり顔がひょうきんだったりするんです

まぁ、苦手じゃなかったらクリックして見てやってください

朝露が付いた円らな眼も綺麗なんですよー

 

 

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90 mm,F18,1-20 秒,iso100(JPEG)

キラッと光芒も綺麗

朝風が吹くのでなかなか撮れないというジレンマと闘っていました

  

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90 mm,F3.5,1-500 秒,iso100(JPEG)

耳成山をバックにして撮影、帰って視たら暈け暈け

まぁ、柔らかい暈けを楽しみましたから善しとしましょう

  

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90 mm,F5.6,1-500 秒,iso100(JPEG)

ここではちょっとした人気者のチカラシバ

朝露の付いた姿はごちそうです

 

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90 mm,F3.5,1-8000 秒,iso100(JPEG)

朝陽をバックに

綺麗でしたよぉ

  

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90 mm,F5.6,1-500 秒,iso100(JPEG)

何てこと無い草原なのに、朝露輝く姿は実に綺麗です

大小の玉暈けを作ってみましたが、これはなかなかメルヘン

 

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90 mm,F4.8,1-125 秒,iso100(JPEG)

定番ですが蜘蛛の巣の水玉

プリズムを狙った苦労は、苦労だけで終わってしまった

 

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90 mm,F10,1-25 秒,iso100(JPEG)

この日は真ん中辺りが見頃でした

撮影も善しですが散歩も善しです

 

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90 mm,F4.5,1-125 秒,iso100(JPEG)

朝風が収まってきたのでどんどん寄ってみよう!

 

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90 mm,F8,1-100 秒,iso280(JPEG)

朝の斜光は何でも綺麗に仕立て上げてくれます

 

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90 mm,F3.2,1-400 秒,iso100(JPEG)

畝傍山の向こうは葛城山、葛城ロープウェイの山頂駅が白く輝いています

 

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90 mm,F3.2,1-400 秒,iso100(JPEG)

南側は今頃が見頃だと思いますよー

 

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90 mm,F4,1-400 秒,iso100(JPEG)

コスモスフィルター

 

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90 mm,F13,1-100 秒,iso320(JPEG)

陽射しが強くなってきたので全てがカチっと写る時間

これを見ていると焼き芋が食べたくなるのですが、なぜでしょ

 

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90 mm,F8,1-250 秒,iso100(JPEG)

東側の山並みに雲がもりもり

 

 

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90 mm,F3.2,1-125 秒,iso100(JPEG)

ノゲイトウも撮り方ひとつで魅力的

 

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90 mm,F3.2,1-500 秒,iso100(JPEG)

そろそろ紅葉し始めるかな

 

このあと御所の山麓線へ移動しました

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90 mm,F11,1-100 秒,iso200(JPEG)

薄っすら右奥に写るのは大峰の山々

もうすぐ紅葉の季節、楽しみな季節はすぐそこです

 

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90 mm,F4,1-5000 秒,iso800(JPEG)

ここはミツバチが多いです

一生懸命花を飛び回る姿は.....可愛いです

 

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90 mm,F5.6,1-2000 秒,iso800(JPEG)

飛んでいるシーンを撮るのが難しいなら止まっているところを撮っちゃえ!

 

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90 mm,F4,1-320 秒,iso100(JPEG)

P.L.フィルターを使いました

青い空が深いです

 

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90 mm,F2.8,1-500 秒,iso100(JPEG)

この辺りの棚田は点在する集落を見渡せて美しいです

90mm縛りでしたのでこの画角が精いっぱい、雰囲気は掴めると思うのですが

 

このあと昼食挟んで伊賀上野へと移動しました

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90 mm,F2.8,1-800 秒,iso100(JPEG)

勘頼りでしたが、とても見頃だったので来て正解

 

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90 mm,F3.2,1-640 秒,iso100(JPEG)

青空と白い雲が優しい背景

 

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90 mm,F3.8,1-2000 秒,iso100(JPEG)

アンダーで撮れた姿も良いですねー

前暈けも善しです

 

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90 mm,F16,1-160 秒,iso800(JPEG)

伊賀鉄道市部駅前、列車が結構行き来するので楽しいです

前後のパンタグラフが異なるのは何故なのか判りませんが、串パンにならないよう撮ったつもり

判る人には判ると思います

 

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90 mm,F13,1-320 秒,iso800(JPEG)

午後はとても逆光です

行くなら朝狙い、撮る位置によってはボディがキラリも撮れそうですよ

 

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         90 mm,F4,1-4000 秒,iso800(JPEG)

         やたらと背伸びする姿

         ダンスでも踊りそうな.....

 

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90 mm,F4,1-2000 秒,iso800(JPEG)

風に揺れるコスモス

この距離だと俊足のA.F.合焦、安心して撮れるところが嬉しかったです

 

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90 mm,F4,1-2000 秒,iso800(JPEG)

イチモンジセセリの仲間だと思うのですが名前は判りません

蜜を吸うのに必死です

 

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90 mm,F4,1-1000 秒,iso800(JPEG)

同化しているつもりなんでしょうけど、見逃しませんでした

 

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90 mm,F2.8,1-2500 秒,iso400(JPEG)

忍者列車、見つめられていますねぇ

 

これを見送ったあと、近くにあるコスモス畑も覗いてきました

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90 mm,F3,1-4000 秒,iso400(JPEG)

おー、まだ曼殊沙華が咲いているじゃありませんか

 

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90 mm,F4.5,1-1250 秒,iso400(JPEG)

お屋敷の多い集落の外れにコスモス畑がございます

結構広い敷地なんですが、ちょっと入りにくいコスモス畑

 

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←等倍/90 mm,F4.5,1-1000 秒,iso400(JPEG)

トンボさん、良いポーズのまま寄らせてもらいました

余りにもリアルに撮れたので、ぜひ等倍の画像もご覧ください

 

同レンズで動画も少し

(You Tube:お写ん歩チャンネル)

手振れ補正との相性も良いですが、A.F.の速さもぜひご覧なってみてください

  

次回もTAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXDで撮影したものをご紹介の予定です

ボディ側を変えて撮影しているのでしばらく続きます

ZマウントにEマウント、特に写りはどちらもバッチリ素晴らしいものでした

「使ってみて判る良さ」、このレンズのポイントですよー

 

さて、この日のお昼ごはんは......

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ちょっと久しぶりな天理の「大和軒」さん、いわゆる町中華ですね

別のところで昼食する予定でしたが、たまたま開店時間の変更(遅くなる)を喰らってしまい、待つ時間が勿体ないのでこちらへ

奈良県内をうろうろ撮影で移動するときの中間地点になりやすい天理界隈、古くからの食堂系が多くなかなか魅力的な食の町だと勝手に思い込んでいます

見てください、スマートフォンでの撮影ですが見事な餡の天津飯

何でも出汁が決め手だと言いますが、格別の美味さが待っています

出汁が美味いなら麺類も美味しい訳で、看板メニューらしい"チャンポン"にせず自分は"中華そば"も注文

僅かなパンチの効いた優しい味わい、こんなお店が大好きです

駐車場ありますが直ぐにいっぱいなるので、待つか駅前のパーキングに停めて歩くかがポイント

一人二人で訪れるのが良さそうな感じです

ごちそうさまでした

 

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TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD Model F072

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今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2024年10月24日 00:00に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「タムロン TAMRON 28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXD with SONY α7R V / 奈良 百日紅巡り・室生砥取 薬師寺 と 明日香村 龍福寺 と 都祁吐山町 地蔵院 2024」です。

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