OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II レビュー(2) / 奈良 吉野郡の梅花黄蓮 2025

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400 mm,F9,1-400 秒,iso320(JPEG)

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いつもお世話になっています、八百富写真機店 高槻駅前店 店長です。(2025年2月15日撮影)

 

今季も美しい妖精"バイカオウレン"と出会うことができました

こんなに寒い時期なのに、ましてや緑も少ない季節なのに

山の奥のずっと奥、林間の地面をそっと覗き込むと美しい春の訪れが待っています

風景写真家にとって花のある風景はとてもご馳走であり、「待ってました!」と言わんばかりに夢中を誘う被写体のひとつ

花そのものが小さく撮るのも難しい被写体ですが、超望遠級のズームレンズを引っ提げて向き合ってみました

 

7RV05727,105 mm,F20,3.2 秒,iso100(JPEG).jpg 7RV05731,105 mm,F20,3.2 秒,iso100(JPEG).jpg

OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II (2025年3月1日発売)

ご注文はこちら https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45638

OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II+1.4x Teleconverter MC-14 セット (2025年3月1日発売)

ご注文はこちら https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45639

 

35mm判換算値で200mmから800mmが使えるズームレンズ、この最テレ800mmというところがポイント

加えて言うならば最短撮影距離が1.3m(35mm判換算で最大撮影倍率0.57倍相当)というある意味驚異的な接写を楽しむこともできます

そして1.4x Teleconverter MC-14セットならフルサイズ換算1,120mm相当というところに加え、最大 0.81倍相当とくればもう望遠マクロレンズ代わりと言っても過言ではありません

もちろん全て35mm判換算であり頭の中がこんがらがってしまうかもしれませんが、実像サイズである(E.V.F.)ファインダー越しの姿は別世界であることを推しておきましょう

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400 mm,F9,1-50 秒,iso400(JPEG)

ちょっと薄暗い画ですが実際のままを例にしてみました

同じ場所で小指の先ほどしかない小さな小さなセリバオウレンも咲いています

林間なので雪が積もったり霜が降りたりすることもほとんど無いのですが、ごく一部だけ空が抜けている個所がありご覧のように霜の付くセリバオウレンも観られたのです

まぁギリギリの霜降るピンポイントに咲いていたのですが、ちょっと珍しいなと思い撮影してみる事にしました

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35mm判(フルサイズ)換算値800mmをシャッター速度1/50sec.で手持ち撮影です

気合を入れて身体を安定させればもう少し低速シャッターが使えたはずですが、前にかがみこんで構えるので条件厳し.....

三脚座が付いているので素直に三脚乗せれば良いのですが、最接では三脚を立てられない地形です

こんな時こそ強力な手振れ補正機能の恩恵を受けるが善しですね

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横1620pxで等倍でトリミングしてみました

A.E.ブラケットで3ショット9コマ撮ったうちの1枚ですが、被写体さえ動いていなければピントの高精度に任せて撮れてしまいます

M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIの良さと言えば、離れた被写体をグッと引き寄せ大きく撮らえるが基本かも知れません

しかしそればかりではなく「もっと近付き寄せて撮る」という使い方も標準であるという事をぜひ知っていただきたいのです

1本で2度美味しいM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II、前玉にフッ素コーティングや防塵防滴設計はかなり強力な味方となるでしょう

これから華やかな季節がやって来ますので、ぜひともお伴にしてほしいと思います

アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、指マーク.jpg ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像(一部等倍)を見ることができます。

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253 mm,F6.1,1-200 秒,iso400(JPEG)

暈けは微妙かと思いつつ、ちょっと工夫をすれば結構良いですね

 

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361 mm,F6.3,1-25 秒,iso400(JPEG)

A.F.の精度が良いので、どの花にピントを置こうか迷う迷う

 

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342 mm,F6.3,1-20 秒,iso800(JPEG)

不思議な花です

バイカオウレンの"花"と言われるは、小さな小さな黄色の粒みたいなところ

大きさって1mm弱くらいではないでしょうか、この定義に対し詳しくは無いので驚くだけです

  

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236 mm,F6.3,1-13 秒,iso400(JPEG)

どのような状態が見頃なのかは分かりませんが、こうして並ぶ姿はある意味圧巻

 

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269 mm,F6.3,1-15 秒,iso400(JPEG)

杉の落葉が邪魔をしますが、これが普通の状態

杉林の中ですから仕方ございません

 

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276 mm,F6.3,1-250 秒,iso500(JPEG)

その杉の木の隙間から木漏れる陽の光、これが人も花もご馳走みたいです

 

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276 mm,F7.1,1-250 秒,iso400(JPEG)

刻々と変わる陽の光の位置、無限に構図を楽しめる理由はここにあります

 

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         244 mm,F7.1,1-250 秒,iso500(JPEG)

         バイカオウレンの白色を飛ばし気味に撮るか

         飛ばないようにして撮る事ばかり意識するとアンダーになるし.....

 

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400 mm,F7.1,1-400 秒,iso1250(JPEG)

草木越しに前暈け入れて捻ってみました

 

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169 mm,F6.3,1-160 秒,iso400(JPEG)

こんなのばかり大量生産です

あとで選ぶのが大変ですよー

 

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400 mm,F8,1-400 秒,iso200(JPEG)

どこが額でどこが花か、そんなのは自分にとってどうでも良いみたい

この全体がバイカオウレンの花と言うことで夢中になっています

 

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←等倍画像/186 mm,F8,1-160 秒,iso1000(JPEG)

寒い朝でした

空が抜けているところでは霜がしっかり降りていて、苔も枯葉も芸術的に飾っています

 

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169 mm,F6.3,1-160 秒,iso640(JPEG)

霜柱がある事をお連れさんが教えてくれましたが、これを画にするのは難しい

土をグッと押し上げてこそ霜柱、正しい姿なんですけど

 

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335 mm,F7.1,1-160 秒,iso400(JPEG)

小さな線香花火のようにも見えるセリバオウレン、個人的にはこちらの姿がお気に入り

 

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400 mm,F9,1-60 秒,iso400(JPEG)

バイカオウレンよりも小さい花、10mmにも満たない小さな妖精です

 

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374 mm,F9,1-80 秒,iso400(JPEG)

八重ではありませんが額が多いバイカオウレンも時々見かけることがあります

すぐ傍で観察されていたグループの方に教えると、額の数を数えてノートみたいなのに控えてらっしゃいました

 

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123 mm,F9,1-250 秒,iso400(JPEG)

午前9:00になりましたのでそろそろ移動の準備

 

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123 mm,F8,1-20 秒,iso400(JPEG)

静かに静かにこの場所をあとにします

 

このあと別の場所に移動しました

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100 mm,F6.3,1-25 秒,iso400(JPEG)

こちらご神木の下に咲くバイカオウレンも未だ咲き始め

 

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100 mm,F5.6,1-40 秒,iso400(JPEG)

切株の苔からひょっこりはん

 

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169 mm,F5.8,1-30 秒,iso400(JPEG)

杉葉が多いと芽が出にくいと言われています

一生懸命咲いていますね

 

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100 mm,F6.3,1-40 秒,iso400(JPEG)

陽はよく入るようになったのですが、条件的には微妙なところ

 

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100 mm,F6.3,1-320 秒,iso400(JPEG)

頑張って咲く姿に元気がもらえます

 

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100 mm,F6.3,1-50 秒,iso400(JPEG)

黄色い花が濃い緑色だったりします

周りのシダ類に影響されているのか

 

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138 mm,F6.3,1-1600 秒,iso400(JPEG)

これもまたお気に入りの画、まさに"梅花"黄蓮ですよね

これで桃色があればカンペキでしょうけど、白梅ばかりです

 

この時点で正午をすぎましたが、紀伊半島の移動はとにかく時間がかかります

今でこそグーグルマップなどでタイムスケジュールが立てやすくなりましたが、そんなアプリケーションが無かった頃は地図と勘だけで移動していました

ブックマップが主役の時代、道路名称だけで自動車を走らせたものです

紀伊半島を東西に縦断する国道425号線を走行しているときは、「いつになったら目的地に着くんやろ.....」と焦る事もしばしば

最近では南北の幹線路である国道168号線や国道169号線もずいぶんと進化し、多少迂回するようなルートを選んでも予定通り着くようになり便利な時代へ突入しています

※国道425号線は今朝から十津川第一発電所付近で崩落による通行止(う回路有り)です

 

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20250215_140113,2 mm,F2.2,1-295 秒,iso50(JPEG).jpg 20250215_140742(0),5 mm,F1.8,1-120 秒,iso500(JPEG).jpg 20250215_141101,5 mm,F1.8,1-100 秒,iso1000(JPEG).jpg

ロースターの鉄板に映り込むのは、ガス焼き系焼肉店のデフォルトと言ったところでしょうか

久しぶりにやって来ました奈良県吉野町の"馬酔木(あしび)"さんです

昼どきはいつも賑わう山の焼肉店ですが、昼ピークの時間帯を少しずらせばそんなに待つこともなくゆったり

いつも焼肉定食(牛)ですが、定食プラスの"テッチャン"がオススメ

ホルモン好きにはたまらない逸品なのは皆さんご存じのとおり、満足感も倍増します

こちらは各テーブルともガスロースターですが、個人的には炭火とかよりも強火が使えるガスロースターがお気に入り

お肉は片面しっかり焼いて1ターンのみ、何度もひっくり返したりギュウギュウ押さえつけると旨味が落ちるので1ターン⇒ほぼノータッチです

こちら馬酔木さんの漬けダレが絶妙で、コスパの良さに驚かれることでしょう

自動車かバスでのアクセスですが、バスは確か通常期で1日1本の運行だったと思います

駐車場がありますので自動車でどうぞ

とてもごちそうさまでした

 

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OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II (2025年3月1日発売)

ご注文はこちら https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45638

OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II+1.4x Teleconverter MC-14 セット (2025年3月1日発売)

ご注文はこちら https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45639

 

今期OM SYSTEMさんからの新製品は目白押しでした

特にこのOM-3とこのED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIは目玉的存在

コストパフォーマンスの良い機材は次のステップアップとして推奨したいところです

いつもの撮影パターンにちょっと不満があったり、新しい世界の撮影も覗いてみたくなったらぜひご相談ください

 

今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました

 

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この記事について

このページは、お写ん歩 【K】が2025年3月 7日 17:00に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「OM SYSTEM OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO レビュー / 滋賀 大津の街をお写ん歩 2025」です。

次の記事は「ニコン Nikon Zfc with NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR / 京都 右京区 嵯峨鳥居本・梅ケ畑の雪景 2025」です。

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