いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2025年5月2日+5日撮影)
CP+ 2025で話題をかっさらった"あの"カメラ、自分は初対面です
Sigma BF(2025年4月24日発売予定)
(シルバー/受注生産)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45838
(ブラック)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45837
Sigma 35mm F2 DG | Contemporary(L)(2025年4月24日発売予定)
(シルバー)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45891
(ブラック)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45890
Sigma 45mm F2.8 DG | Contemporary(L)(2025年4月24日発売予定)
(シルバー)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45893
(ブラック)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45894
Sigma 50mm F2 DG | Contemporary(L)(2025年4月24日発売予定)
(シルバー)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45896
(ブラック)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45895
なんとなんと、こんな洗練されたデザインのレンズ交換式カメラが世に送り出される時代になったのですね
第一印象の"BF"は思っていたよりも「薄い」、そしてシルバーモデルがやって来るとは予想もせず
うーん、何て美しいのか、何て綺麗なのか
継ぎ目のない金属製の一体成型構造"ユニボディ"とはこうなるのか.....と感じるわけで
こんなこと言ってはあかん思いますが、自部屋の良いポジションにさりげなく飾り置きたい気持ちになります
先ずは動画でざっくりご覧いただく事にしましょう
"面"で完成された外観、斬新というよりまったく新しいジャンルのカメラ
初めて目にしたとき、初めて手にしたときのビビビ感はかなり久しぶりの感覚でした
むしろ初めて触れる機械みたいな、この言いようもない新鮮さに浸る事ができます
動画を視て「あれ?」と思われた方、記録媒体(メディア)の挿入口が見当たりませんよね
これは230GBの内蔵メモリーを搭載しているためです
メーカーサイトによると「最高画質設定でJPEG画像なら14,000枚以上、ロスレス圧縮RAW画像なら4,300枚以上、動画なら2.5時間以上の記録が可能」と記されていました
このテのカメラなら膨大な撮影量と言えるでしょうし、撮ったデータの転送も速くUSB(USB-C)ポートを使うだけです
パソコンなどの性能にも左右されると思いますが、転送速度はメディアカードよりもうんと快適でした
充電ももちろん可能で、数年前のアンカー製モバイルバッテリーでも割と早く充電できましたよー
昨今のカメラには各種設定へダイレクトにアクセスできるよう操作ボタンがたくさん作られていますが、背面はとてもシンプルです
直感的にシュシュッと操作ができるので、ファンクションボタンも何も要りません
ちなみに黒色のボディがございましたので、並べて外観の記念撮影してみました
物理的な摩耗が発生しないハプティックボタンが採用されており、"押す"というよりも"触れる"感覚とでも申しましょうか
一番下の小さな黒丸が電源ボタン、押して電源ON⇒長押しで電源OFF、チョイ押しでスリープ
右上の黒丸3つ並んだ楕円ボタンは各種設定ボタン
隣の再生マークボタンは軽く触れると直前の画像が一時的に再生でき、放すと元に戻るので他にはない利便性を感じました
丸いダイヤルは上下左右と真ん中の丸いボタンも操作できるよくあるタイプです
小さなディスプレイには設定されている項目が表示されるので、個人的には露出補正を表示するようにしていました
35 mm,F9,1-200 秒,iso400(JPEG) RICH 5月2日 西吉野川岸
fp系のカラーモードに加えRITHとCALMが加わっています
自分みたいなのがよく使う"landscape"や特徴ある"portrait"は見当たりませんが、今回はRICH(豊かな)をメインにしてみました
使っていて「ん?」と感じたのが全体的に暖色な感じがしたこと、爽やかなイメージとはちょっと違う穏やかな色味
きっとオートホワイトバランスの味付けがそういうふうになっているのだと何となく思いつつ、fp Lをよく使うのでこの違いに興味が沸々と湧きました
昨日は天気の良い桜撮影になったのでホワイトバランスを太陽光に設定、すーごく綺麗で現実的な桜色になりましたよ
自分好みに微調整しようかとも思いましたが、これはBFの味なんだと思い直しこのまま使ってみる事にします
カラーモードの撮り比べは、あとのほうでご紹介していますのでご参考ください
後ろから見ると右下、前から見ても右下、カクカクのボディデザインかと思いましたが角っこがひゅっと傾斜している(丸められている)ことに気付きます
これは実際触ってもらわないと判らないのですが、このおかげで手に持つホールド感の良さを感じることができます
左手でレンズを手にする場合も、手のひらにボディの角当たりが和らげて感じる秀絶のデザインと言えるでしょう
Iシリーズのレンズが似合うから.....だけでなく、Iシリーズはレンズ側に絞り環があるので、それを使って絞り優先(AE)にして撮影ができます
背面のダイヤルで露出補正としていましたが、背面のダイヤルをシャッター速度に設定すればマニュアル(M)ですね
でもこのカメラはプログラムオートが似合っていると感じました
あれこれ操作せずスマートにササッと撮影する、そういうBFではないでしょうか
ちなみに今回の試用レンズはIシリーズ 35mm F2 DG | Contemporary です
バッテリーは斬新で電池蓋を兼ねています
脱着レバーもしっかりしているので、うっかり外れて落ちるという心配は無さそうです
バッテリーは予備があったほうが精神的にも都合ヨロシイ.....と書いておきましょう
底のラバーがあるおかげで、硬い机などに置く際も感触がとても上質、小さな高級機であることを実感させてくれます
こうして書いていても上手く伝わらない気がしますので、ここはシグマさんの紹介サイトにある動画をご覧なってください
この季節になると何処へ行こうか迷い迷っている頃
桜は一気に開花し始めるので、週に1日や2日の桜めぐりでは到底満足できないものです
このタイミングでやってきた試用機 Sigma BF、ならばとてしっかり使ってみよう編
使ってみるとシグマ社らしい魅力満載モデルでした
35 mm,F2,1-4000 秒,iso400(JPEG) RICH 5月2日
こうして使ってみると思いのほかサクサク使える、むしろこれまでの機種よりもサクサク使えるといった感じです
サクサクって古い表現かも知れませんが、サクサクです
このあとも作例が続きます
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大画像を見ることができます。
35 mm,F2,1-160 秒,iso400(JPEG) RICH 5月2日
奈良 橿原市の藤原宮跡
醍醐池の周りに咲く桜が美しいのですが、今季もちょうど菜の花が見頃を迎えています
35 mm,F8,1-40 秒,iso500(JPEG) SUNSET RED 5月2日
東の空は淡い赤紫色
SUNSET REDで絞り込んで再レリーズ
35 mm,F9,1-160 秒,iso400(JPEG) SUNSET RED 5月2日
刻々と変わる空の色、朝の撮影ですがサンセットレッドは良い雰囲気で撮らえてくれました
35 mm,F9,1-160 秒,iso400(JPEG) SUNSET RED
ホワイトバランスを弄っていたら意図しない色に
これはこれでイイ感じでしたから採用です
35 mm,F9,1-160 秒,iso400(JPEG) SUNSET RED
自分色に調整すれば良いのですが、このアンバーな感じはちょっと癖になりそうですね
桜の色はきちんと再現出来ていて、菜の花がありきたりな色になっていないのは好印象です
35 mm,F2,1-1250 秒,iso400(JPEG) SUNSET RED
これは下市町栃原の枝垂れ桜、35mmらしい角度を狙ってみました
空は曇ってしまってどうしようも無かったのですが、この雰囲気と色はアリだと思います
35 mm,F8,1-160 秒,iso400(JPEG) POWDER BLUE
当たり前に撮ってもおもしろくありません
パウダーブルーも良いアクセントをつけてくれます
35 mm,F8,1-200 秒,iso400(JPEG) CALM
A.F.がとても良いですね!
揺れる桜にもスパッと決まり、間髪入れずレリーズできます
35 mm,F2,1-800 秒,iso400(JPEG) RITH
椿の中でもこの赤白マーブルはほんっと美しい!
栃原には椿も多く咲き、綺麗すぎてしょっちゅう寄り道してしまいます
35 mm,F7.1,1-60 秒,iso100(JPEG) RICH
まぁ、定番です
県道を跨ぐ大きな枝垂れ桜、栃原のシンボル的存在ですね
35 mm,F5,1-40 秒,iso500(JPEG) STANDARD
これは4月5日の早朝に撮影しました
北東の空が美しい色に染まり、桜も同調するかのようです
こういう画を見事撮らえるBF、シグマらしい色です
35 mm,F2,1-80 秒,iso400(JPEG) STANDARD
ユキヤナギもそろそろ.....
35 mm,F8,1-60 秒,iso100(JPEG) FOREST GREEN
枯れた竹林、手前は柿の木
35 mm,F11,1-60 秒,iso400(JPEG) FOREST GREEN
西吉野町の川岸地区 4月2日
このあたりでは啓翁桜や山茱萸を栽培し出荷されており、この季節になると一帯がとても華やかになります
雨の日など丹生川の砂利や石がしっとりしているほうが映えますが、これはこれで善しとしましょう
35 mm,F2,1-2000 秒,iso400(JPEG) FOREST GREEN
何故かホワイトバランスが転げてしまいましたが、フォレストグリーンな雰囲気は健在
35 mm,F9,1-400 秒,iso400(JPEG) RICH 4月2日
桜井市 今井谷の八講桜、ここは早めに咲き始めますね
きめ細かい桜の雰囲気を有効画素数は約2,460万画素フルサイズセンサーが鮮明に撮らえてくれます
35 mm,F9,1-250 秒,iso400(JPEG) RICH
雑然とした竹林との絡みも良い
竹が好きなので、こういう画を撮るのは夢中になります
35 mm,F2,1-800 秒,iso400(JPEG) RICH
これはフォレストグリーンで撮るべきだったか.....
35 mm,F2,1-16000 秒,iso400(JPEG) RICH
それから数日後の4月5日、青空バックで撮ることができました
35 mm,F2,1-13000 秒,iso400(JPEG) RICH
小さな手水に散った桜
小鳥のいたずらによる美しい被写体のプレゼント
35 mm,F8,1-4000 秒,iso400(JPEG) STANDARD
4月5日、西吉野町の南山で幻日を視ることができました
ちょっとしたご褒美なのでしょう
35 mm,F8,1-200 秒,iso400(JPEG) STANDARD
桜はちょうど見頃、相変わらず美しい姿を放っています
ほんとうは雨の日、もしくは雨上がりで撮りたかった桜です
観れただけでも善しとしましょう
35 mm,F14,1-125 秒,iso400(JPEG) STANDARD
大きな山茱萸
35 mm,F8,1-500 秒,iso400(JPEG) STANDARD
良い色の啓翁桜、朝陽の透過光が美しさをフォローしています
次は貝原の枝垂れ桜 4月5日
同じ場所からカラーモードを試してみました
※色に合わせて露光時間を変えています
35 mm,F7.1 CALM
POWDER BLUE / WARM GOLD
TEAL AND ORANGE / FOV CLASSIC BLUE
FOV CLASSIC YELLOW / FOREST GREEN
SUNSET RED / CINEMA
709 LOOK / MONOCHROME
結構似合っていたのがティールアンドオレンジ
桜の色は損なってしまいますが、独特の雰囲気はBFで楽しむ良さがあります
35 mm,F9,1-250 秒,iso400(JPEG) RICH
まぁ、でもこの色この雰囲気ですね
35 mm,F9,1-250 秒,iso400(JPEG) RICH
何もしていませんが桜色増し増しです
ここでも感じたオートフォーカス精度の高さ、これに速さがセットされていますからたまりません
35 mm,F6.3,1-320 秒,iso400(JPEG) RICH
角度によっては未だ蕾
今ごろ満開かも知れませんね
35 mm,F7.1,1-640 秒,iso400(JPEG) RICH
下市町栃本の絶景で締めくくります
今回は35mmレンズだけで桜を撮ってみました
アルミニウムインゴッドから7時間をかけて削り出されたボディ
ガジェットとしての要素をギュッと詰め、手にする心の豊かさを放つ新しいカメラ
机の上に置いて、そして眺めて、ちょっと身近なアイテムをカチッと撮る
たまに外へ持ち出し、自分が撮りたかったものに向き合う
穏やかな時間を教えてくれるような、ちょっと未来を先取る精密機械です
この日のお昼ご飯は.....
ひさしぶりの"大和軒"さんでした
じつに丁寧な仕上がりが期待できる中華飯店、個人的には"美"すら感じると思うのです
注文時に厨房とのやりとりが行われるのはよく見かけることですが、確認のための声かけがじつに心地好い
「あぁ、自分の注文が厨房へ伝えられたなぁ」、そんなふうに感じる穏やかな雰囲気なんです
天津飯はデフォルト化していますが、いつもなら中華そば頼むところをチャンポンにしてみました
周りのお客さんがよく注文されているチャンポン、そのままでは惜しいので初めて注文してみました
なるほど、中華そばの上に餡かけされているのですね
味が損なわれない優しい味、人気であることが伺えます
でも.....、でもやはり天津飯なのです
この姿、きっと美味しいに違いない!.....そんな気持ちが伝わってくるでしょう?
こんなに美味しい天津飯をありがとう
そしてごちそうさまでした
Sigma BFが続きます
Sigma BF(2025年4月24日発売予定)
(シルバー/受注生産)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45838
(ブラック)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45837
Sigma 35mm F2 DG | Contemporary(L)(2025年4月24日発売予定)
(シルバー)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45891
(ブラック)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45890
Sigma 45mm F2.8 DG | Contemporary(L)(2025年4月24日発売予定)
(シルバー)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45893
(ブラック)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45894
Sigma 50mm F2 DG | Contemporary(L)(2025年4月24日発売予定)
(シルバー)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45896
(ブラック)ご注文はこちらhttps://www.yaotomi.co.jp/products/detail/45895
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