35 mm,F4,iso100(JPEG)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2023年9月撮影)
「ほうか、こっから伊吹山が見えるんや」
滋賀へ撮影通うようになってから、こちら伊吹山がとても気に入っています。
母の生家ある鳥取西伯から見える大山(だいせん)に似ているからかも知れません。
日本海側からは横長の大山、米子側からは伯耆富士と言われるあたり、ここ姉川大橋から観るのはそれに似ている気がします。
ここへやって来るまでは鳥をメインとする朝焼けでしたが、何だか気持ちの方向が山へ向いてしまいました。
本日発売開始を迎えるTAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD Model A058 NIKON Z、待望感が高かったZマウントのレンズが登場となります。
TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD Model A058 NIKON Z
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/43096
Eマウントで先行発売されていて、とんでもなく評価の高かった大口径ズームレンズ。
高倍率ズームなのにF/2.0~2.8を貫く明るさですから暈けがとんでもなく美しい。
でも暈けの美しさばかりが評価されるのではなく、適度に絞り込んだ時の繊細な描写は「カメラ性能を全力で引き出す」という表現がピッタリ。
「他のカメラマウントでも発売されないのだろうか」
このレンズはそういったお声が"とても"多かったのは事実で、フルサイズセンサーが普及してきたから余計に目立った気がします。
ポートレートズームという愛称がついているとおり、人物の繊細な表現を美しく撮れる。
という事は、他の撮影でも緻密で繊細な撮影ができるということ。
96 mm,F2.8,iso1100(JPEG)
何てことは無い水の入ったグラス。
これをTAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDでこんなふうに撮るとよく解るかと。
113 mm,F2.8,iso2500(JPEG)/37 mm,F2.5,iso280(JPEG)/97 mm,F3.2,iso1400(JPEG)
絞り開放ばかりが全てでは無いと分かっていても、どうしても絞りを開けて撮りたくなる「美暈けレンズ」。
このレンズがNikon Zマウントでの違った世界を生み出してくれそうです。
広角から望遠まで使えるレンズは数あれど、F/2.0~F/2.8で撮れるズームレンズはそうそうございません。
35 mm,F2.5,iso400(JPEG)
Nikon Z6IIのヴィネットコントロールはあえてOFF(しない)にしてみたのですが、これはなかなか優秀でございます。
そもそも自分は周辺光量の落ちる画が好きなので、こっちのほうがちょっと好きかも.....とコッソリ言ってみる。
このあとの画像紹介でも取り上げていますので、周辺の解像感も含めぜひご確認ください。
150 mm,F4,iso6400(JPEG)
そうそう、結構寄れるズームレンズだったりするのですね。
これは150mmで最接、作品の幅が広がりそうです。
TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD Model A058 NIKON Z
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/43096
ザ・タムロン、まさにタムロン社製だと気付く格好の良いデザインです。
操作性の良さは自分が一番推したいところで、常用レンズとしてもおススメしたい1本。
この1本で風景撮影へ出掛けてみる、そう思わせてくれるようなサイズ感も二重丸級なのです。