_山桜_
奈良県宇陀郡曽爾村大字長野 屏風岩公苑 国見山 住塚山 室生火山岩
曽爾村_http://www.soni-kogen.com/index.html
曽爾村観光協会_http://sonimura.com/index.html
FUJIFILM X-T1 with FUJINON XF10-24mm F4 R OIS
(10.0mm(15.0mm) 1.0sec iso200 f/9.0 Capture one 7.2.1 for Windows RAW/RAF HDR)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。
( 高槻駅前店お店ブログ『 高槻写真のひろば 』 はこちら ) (2014年4月24日撮影)
【消費税増税に伴う"ブログ内表記"についてのお知らせ】_http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2014/04/post-101.html
北海道撮影旅行の延期について、追記更新がございます_http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2014/04/post-102.html
ちょっと間バタバタ、更新が空いてしまいました スイマセン
「奈良で最も美しい桜風情」、僕の中ではずっとそんなふうに思っています。
山桜(シロヤマサクラ)の大木がたくさん咲き並び、奈良の桜を締めくくるような咲きっぷりは他に例えようが在りません。
山桜の姿が好きになったのは、吉野山で朝陽を浴びてキラキラに輝く姿を見かけてから。
ところが屏風岩公苑の山桜は別格で、それはもう言葉ではうまく伝わらないほど豪快な大木の大枝、初めて訪れた時の感動は今も新鮮なままです。
朝5時、大変美しい月が出ていました。
東の空が明らみ始めると、それはそれはスペシャルなグラデーションが待っています。
僕はこのポジションから見る夜明けが好きで、毎年同じ場所から撮っていますねぇ。
毎年全く飽きを感じないのは、毎日毎時間同じ姿はありえないと思うから。
「今年の屏風岩公苑はどんなふうに撮れるやろなぁ...」そう思いながらハンドル握ってやってくるのですから当然でしょ?
平日にも関わらず多くのカメラマンで賑わうようになりましたが、それぞれの人がそれぞれの感性で写真を楽しまれたと思います。
足元にも及ばないような大自然の中で、撮影の楽しさと写真の大切さを感じ続けていただければ、この業界で飯食ってる者としても幸いなことでございます。
そんな風景写真撮りを熱くさせる出来事がございましたので、ちょびっとご紹介。
今回の使用カメラが FUJIFILM X-T1 なので、ちょっと的外れな内容になります。
先日、PENTAX 645Z のセミナーに出席させて頂きましたが、この PENTAX 645Z の登場で撮影のスタンスが大きく変わりそうですね。
以前このブログで「中判デジタルを使ってしまうと、それ以下のセンサーサイズに大きな違いを感じ難くなってしまって.....」みたいな事をここで記させていただきました。
記させていただいた頃に使っていた中判デジタル(デジタルバック)は、【フェーズワン】【リーフ】【マミヤ】。
これら新品は(価格の面で)敷居は高くなってしまうのですが、PENTAX 645Z はこの性能にしていきなり80万円を下回るバーゲンプライス!
発売から既に4年を経過している PENTAX 645D でさえも、恐ろしいほどの高解像を出力してくれるのに、それ以上を期待させる何かがある訳ですよ。
■ ビッグボディなのに絶妙な形状グリップのおかげで重さを感じさせない
■ K-3と同じ液晶モニターのおかげでライブビュー(上下チルト式)が超快適!
■ シャッター耐久10万回ってことは、スタジオ用としてもバッチリじゃないっすか!
■ RAW、JPEGに加えTIFF記録が可能なのは、プロユーザーにとっても嬉しい設定
■ 防滴はもちろん、過酷な耐久テストを耐えた防塵機能搭載なので、場所を選ばない
■ ISO感度の上限は驚きの「204800」、Svモードを積極的に使える訳で、ISO6400常用での手持ちスナップも可能!
■ AF輝度範囲は-3EV (これは PENTAX 645Z と PENTAX K-3 と Canon EOS 6Dだけ)
■ 動態予測による連写が頼もしい AF-C 、商用の鉄道撮影やカーレース撮影にも使える!?
■ 何と言っても回折補正が素晴らしい(「常にONが望ましい」って、凄くないっすか??)
僕が気になった事だけでもこんだけあるのに、まだまだ他にもたくさん!
中判クラスの大型センサーですから、風景撮影時に被写界深度を稼ぐため絞り込まれる方も多いはず。
でも今回は「手持ち撮影」もキーワードのひとつで、被写界深度の浅いボカした画の撮影も増えるでしょう。
そこで【回折補正】機能に対していろんな疑問が浮かんでくる訳ですが、『 PENTAX 645Z の【回折補正】機能は、F値に関係なくONが望ましいです』(ハードウェア開発Kさん談)って答えは、個人的には「凄っごー...」と感心(感動)しちゃいました。
もひとつ朗報(なのか?)だったのは、PENTAX機 RAW 現像で出番を迎える「 Digital Camera Utility 」(以後、D.C.U.)の進化。
ソフトウェア開発Kさんに直接尋ねてみたのですが、実際 D.C.U. の動作が「ドッドーン!」っと進化しています!
これ以上の詳細は未だ書けませんが、実際 Core i7 と メモリー8GB 搭載PC(Windows 7:64bit)で快適に動いていたということ。
「実装メモリーは最低でも8GBですね...」と、口が揃いました(笑)が、今からBTOで買い替えをされるなら、予算が許される限り16GB搭載をオススメします。
自作PC派にとってスペックを切り詰めることは容易であっても、現実的には市販PCユーザーがほとんどですもんね。
個人的に最強現像ソフトウェアだと思っている「 Capture One Pro 7 」が PENTAX 645 シリーズ に対応していない(注:)ので、この点についてはかなりありがたいと思っています。
(注:フェーズワンと同じ"中判デジタル"ですから.....)
新D.C.U.が同梱されるのは当然ですが、ちょっと他にも期待する事がございましたので、それはまたの機会にでも記させていただきます。
しかしまぁ...、携帯電話のカメラ機能による撮影画像は萎えてしまいますな。
最高画質設定で撮影し、JPEG現像してもこの画質ですが、これは当日コンパクトカメラ持ってなかった僕の責任です...サーセン
既に予想を上回るご注文が入ってきておりますので、お早めにどうぞ。
PENTAX 645Z _http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/17010
追記:撮影近況(4月26日(土)撮影)
長岡京の実家行きついでに、『長岡天満宮・キリシマツツジ』と『乙訓寺・ぼたん』を観てきました。
問い合わせの多いところですが、どちらも見頃を迎えていて、特に今年のキリシマツツジはめちゃくちゃ綺麗でしたよー。
乙訓寺のぼたんは晴れがよう似合いますが、長岡天満宮のキリシマツツジは雨天も似合います(個人的意見)。
明日以降、今週前半は雨天予報ですので、防塵防滴機をお持ちでしたらオススメしたいところ。
もいっちょ追記:撮影近況(4月24日(木)撮影)
明日香・岡寺の石楠花(シャクナゲ)開花状況を忘れておりました。
先週半ばから「見頃」になっており、今週も美しい石楠花を楽しめそうです。
訪れた日は晴天の屏風岩公苑帰りでしたので、ご覧のようにコントラストがビシバシ!
足元は良くありませんが、雨天の岡寺も大変綺麗なので、天候に左右されること無く楽しめると思います。
今週は室生寺の石楠花も綺麗だろうなぁ...
ずいぶん話しが逸れてしまいました。
屏風岩公苑の続きはこちら⇒http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2014/04/-2014-fujifilm-x-t1-with-xf10-24mm-f4-r-ois-2.html#more
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