Panasonic LUMIX DC-G9(G9 PRO) with LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。 (2017年12月撮影)
今年も残すところあと僅か、師走の慌ただしさはついこないだやったと感じるくらい一年は短く感じます。
そんな一年の締めくくり行事と言えば「忘年会」、これは皆さんも同じことでしょうけど、お若い皆さんはまだまだ「忘年会」なんて縁も無いかな。
おっちゃんは今年も唯一かつ恒例の忘年会にお呼ばれしましたので、カメラの宣伝がてら(笑)行ってきましたよ。
カメラの宣伝と言えば、今年もたくさんの新機材が世に送り出された訳ですが、やはり心にガツンと刻まれた機種はは幾つかございます。
ここで改め、ちょこっとだけご紹介しておきましょ。
あくまでも個人的な選択と感想ですので、戯言程度に読み流してくださいな。
Nikon D850(発売・2017年9月)
有効画素数4575万画素という高画素でありながら、機構ブレを気にしない電子シャッターの使えるところが個人的にストライクでした。
どうしてもこうしても機構ブレが気になる被写体に有効で、この微振無きことが画全体の滑らかさを生み出すのだと、改めて認識させられたような気がします。
背面液晶モニターがチルト式になったことも超朗報であり、それに加えてタッチ操作までも可能になった高い利便性は、「D850になってとても使いやすくなった」という声が聞けることに貢献したのではないでしょうか。
その便利なタッチ操作が癖になり、他社のタッチ操作できない機種で液晶モニターに「タッチタッチ♪」し、何度となく無駄な誤操作をしてしまったことか。
フォーカスポイントがもう少し広範囲に在れば.....という無理やり捻り出した唯一の"残念"ポイントですが、んなこたぁどうでもよく感じてしまうほど「ピンポイントA.F.」の精度は素晴らしく驚くことになります。
Canon EOS 6D MarkII(発売・2017年8月)
出始めこそハイプライスであっても、使えば使うほどに感じるコストパフォーマンスの高さに舌を巻きました。
新開発の約2620万画素CMOSセンサーの出来があまりにも善く、「 ISO オート設定」を使うようになったのはこの機が初めてかも知れません。
チルト式ではないバリアングル式液晶モニターであることがとても残念でしたが、フルサイズ機なのに小型機ライクな使い勝手は常に持ち歩きたくなるほど。
シグマ社のレンズとの相性も善く、2017年はお写ん歩で一番使用頻度の高い機種でした。
PENTAX KP(発売・2017年2月)
見た目から入るタイプの僕としては、マグネシウム合金製外装の機械らしさとダイヤルの多さに萌え.....いやいや、とにかく"ド"がつくほどストライクマシンでした。
ミラー付きのAPS-Cサイズ(有効約2432万画素)イメージセンサーでありながら、巧みに切り詰められたコンパクトボディ。
光学ローパスフィルターレス設計であることも貢献し、そのボディサイズから想像も出来ないほどの高画質を叩き出す真の実力派です。
高感度設定時の画質が飛躍的に向上したことに加え、A.F.の精度が更に鋭くなり、造り込みと技術の思い入れ深さに驚かされた「本気」ミドル機の登場でした。
背面液晶モニターがチルト式であるところにも、スチルカメラとしての使い勝手を主にしたと再認識させられる要素になりましたね。
自宅ではいつも手が届くところに KP を鎮座させており、画像編集作業の息抜きで手にしては、ファインダー覗いて無駄にシャッターきっています。
FUJIFILM GFX 50S(発売・2017年2月)
じつはまだ使ったことが無い(え"っ!)のですが、「中判デジタルが出て来よるかも.....やで」と聞いてからずっと気になって気になって。
中判デジタルと言えばフェイズワン!.....というイメージが(個人的に)強く、画像を等倍で見ても望遠で引き寄せたような錯覚に陥るほど超画像は、一度使うと(見ると)もう病み付きです。
このカメラのサンプル画を見る限りでは、電子シャッターの恩恵もあってなのか、"空気感"という繊細さを最大に引き出すかのように感じました。
X(エックス)シリーズの画づくりがとても好きなだけに、いま一番気になるカメラのひとつでもあります。
Panasonic LUMIX DC-G9(発売・2018年1月)
「ミラーレスカメラ」という言葉の普及化に努めたマイクロフォーサーズカテゴリー、その中でもパナソニック社のルミックスGシリーズは「G1」から数えて10年目という節目を迎えました。
ルミックスシリーズは動画色の強い感じに見受けられがちですが、その動画機能を全力で活用したところこそが最大の強みでしょう。
ここにきてフラッグシップ機が「Gシリーズ」として更新された訳ですが、初めて実機を目にしたときは「これはイケる!」と瞬時に感じました。
いろいろあって現在に至る本気マシン「G9 PRO」、開発者の熱い想いは相当強く、その勢いで来年早々の発売ですが2017年のところに載せた次第です。
RICOH THETA V(発売・2017年9月)
これ、予想も前置きも何も無く手元にやって来て、「へえ?」「ええっ!?」って感じでした(笑
何て言いますか、感覚的には「ファインダーレス・魚眼レンズ付きデジタルカメラ」ってとこでしょうか。
液晶モニター部をスマートフォンへ委ねたところが「シータ」らしいところであり、撮像後のデータをアプリでギュンギュン弄りまくるところは現代風。
ここは撮影者のセンス問われるところですが、だからこそずっと楽しめるデジタルカメラでもあると思うのです。
スマートフォン用の画像編集アプリ「THETA+」の使い方も、それと無しにコツを掴めばホイホイと操作して保存可能。
いつもと違う写真の表現は、SNSでも強烈に目を引くため、瞬く間に人気カメラの座を獲得しました。
使い始めのころですが、僕の持っている古いスマートフォンでデータを扱うと「強制終了」の嵐で、「おらー!なんやねん!! しょぼいスマホで悪かったのぅ!」何度呟いたことか。
高性能なスマートフォンは高嶺の花ですから、そうやすやすとは買い換えられないデバイスですわな。
.....ところがです、使っているうちにスマートフォンも馴染んできたのか、難なく使えるようになってきたんですよ(笑
次のモデルは小さくても良いからステータスモニターを搭載してね.....ゴニョゴニョ
さて、愚痴も適当に放出したところで本題「忘年会」です。
今回は Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) と RICOH THETA V を持参しました。
レンズはもちろんキットレンズの LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. [H-ES12060] です。
新年を迎える準備も至るところに。
美味しいコーヒーがいただけることでも知られている、京都町家カフェの先駆け的存在『古書と茶房 ことばのはおと』さん。
ご主人の鉄魂がハンパじゃなく、こんなふうにこっそり強烈なアピールをも感じれる店内です。
手招きされてやってくるいつもの面々。
この日の朝は雪が積ったという京都です。
陽も暮れるころ、そろそろ暖かい部屋にお集まりでしょうか。
夢を見ているような瞬間、なんというボリューミーな蟹っ!!
このシズル感は「 iso800 」と「シャッター速度 1/20 sec.」(60mm/換算120mm相当)であることを忘れさせてくれます。
ベータ機とは言え Panasonic LUMIX G9 PRO(DC-G9) の画質は侮れません。
以前は高感度による画質劣化の限界もあって、被写体ブレを起こしがちだったシチュエーションの「かんぱい♪」
この画「 iso1600 」ではノイズ感も無く艶々、片手で撮ってもブレ知らずなのは Dual I.S.2 の恩恵。
可愛らしい箱寿司は、古市庵の「浪速寿司」。
飲みもんはそれぞれでして、僕は角のボトルをチョイス(笑
ぐつぐつぐつ......
でかい土鍋いっぱい、食べごろだと言わんばかりの姿!
身の多い蟹、心の中にしっかり焼き付けました♪
地元に在る「ちゃんぽんと餃子のうまい店"ほうらい"」さんの絶品"水餃子"を投入。
ぽっかぽかに温まると、いつものように懐かしい会話が飛び交います。
ちょうど一年前の忘年会は「旧・ことばのはおと」でした。
今年はそれぞれにいろんな出来事があり、それぞれの分岐点だった気がします。
年末の楽しみといえばY氏がチョイスするプレミアムケーキ。
今年は「 Marque-page 」さんのお洒落なケーキをいただきました。
しかし、毎年やってることは歳甲斐も無く同じでして、これが気兼ねなくいつも集える仲間ということでしょう。
あぁ、今年はケーキ争奪戦で1位になっちゃいました^^;サーセン
さて、そろそろ「しーたっ!」の時間です。
これはなかなかおもろい写真になりました。
シータマークの無い写真は「ことばのはおと」さんで見せてもらえるかも.....かも。
ちゃんと皆さん用に記念写真も撮影、これにて2017年はお開きです。
八百富写真機店各店の年末年始は下記の通りでございます。
年末年始の天気予報は微妙ですが、関西の大晦日から初日の出元旦は天気はグッと回復傾向です。
大晦日~お正月行事から初日の出、写真大好きカメラマンは撮影で忙しくなりそうですね。
僕も走りまわりますが(笑
今年も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。
来たる2018年も、どうぞよろしくお願いいたします
-お写ん歩・K-