_朝の華やか_
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紫陽花の季節、必ずと言って良いほど訪れる場所が奈良総本山長谷寺。
境内至るところに色とりどり咲きそろい、参拝される皆さんが「まるで極楽浄土」と言われ例えるにも頷けるような気がします。
定番のポイントはそれぞれですが、「はやりここから観る姿が良いね」として選んだ画を中心にご紹介させていただきましょう。
_朝の華やか_
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紫陽花の季節、必ずと言って良いほど訪れる場所が奈良総本山長谷寺。
境内至るところに色とりどり咲きそろい、参拝される皆さんが「まるで極楽浄土」と言われ例えるにも頷けるような気がします。
定番のポイントはそれぞれですが、「はやりここから観る姿が良いね」として選んだ画を中心にご紹介させていただきましょう。
_小さな森の紅い蓮花_
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待望のアイテムが登場します。
待ちに待った SIGMA sd Quattro 、ひと目惚れ級のデザインに、ジッと見つめてしまいますですよ。
ご存知のとおり、前機ミラー式の SD1 Merrill からミラーレス構造へ変更。
イメージセンサーはもちろんAPS-Cサイズ(23.4×15.5mm)のFoveon X3 ダイレクトイメージセンサー搭載、もちろんそこは「Quattro」です。
従来の SA マウントを使用するため、平べったいボディにマウントアダプターを装着したかのようなスタイルになりました。
「R社さん GXR 後継機の出番だっか!?」.......なんて全く思ったことない言えば嘘ですが、個人的に GXR のデザインが好きだったのですよ。
さすが SIGMA さん、こういったカタチでSAマウント機を出されるとはタマラン級、もービックリです。
SAマウントですから、奥行はそれなり.......とは言っても、「大きいなぁ」という言葉は出てきません。
ちょっと小柄な方にとって大きく感じるのは、ご覧の「グリップ」部。
フルサイズ機と比べても、そこそこ大きく深くです。
微ブレを全力で抑え込みたくなる超画質ですから、大型のグリップは「大歓迎」といたしましょう。
それでも心もとないと思われる方の為に、SIGMAさんはちゃんと素敵なアイテムを用意してくれたはります。
パワーグリップ【PG-41】、大型レンズ装着時に効果を発揮するばかりか、風景写真家には嬉しいバッテリー2つ搭載できる特典つき。
ハッキリ言って「持ちやすい!」と思わせる逸品、同時ご購入をオススメしたいと思います。
(小さな接点の半透明樹脂カバーをしまえる場所が欲しかったなぁ.........唯一惜しいところ)(分かる人には分かる)
背面の操作感などはとてもシンプルです。
僕はこれでいい、これで十分なのです。
位置も気にしませんし、これ以上の機能も必要としません(笑
ファインダーの出っ張りが論議されていたと耳にしましたが、鼻が背面に当たらなくて液晶面は綺麗な状態がキープされる形状は歓迎に値します。
液晶モニターが汚れると、せっかくの撮像データ確認が適当になってしまいますもんね。
皆さん、あんまり拭き拭きしませんでしょ?
約236万ドットの大きなEVFに猛烈なる期待を抱いていたのですが、ちょーっとだけその期待とは違ゃいました。
理由を聞けば致し方ないところなので目をつぶるとします。
それでもピーキング機能などを使えばドンピシャがキますので、そのへんはご心配なく!...............と、しっかり付け加えておきましょう。
とにもかくにも、出てくる画像が肝心ですよね。
結論から申しますと、やはり「素晴らしい♪」と呟きます。
もうずっとこのカメラで良いや!って思えてしまうほど.........大袈裟に聞こえるでしょ?
そうでも無いのですよ、これが。
【お詫びと訂正】
カメラプロファイルの反映しないブラウザが一部あり、今回の更新分は全て書き換え(再編集)させていただきました。
上記ブラウザの中で「Mozilla Firefox」がカメラプロファイルに対応(反応)せず、なんだか白飛びしたような浅い雰囲気の写真が表示されてしまっています。
Chrome と Edge 派のわたくし全然気付かず、「Mozilla Firefox」ご利用のユーザー様にご迷惑をお掛けいたしました。
再度「お写ん歩」をご覧いただく場合は、ご面倒ですがページ表示後に『リロード』(矢印のぐるんと回ったマークですね)していただくか、キャッシュを削除して頂ければご覧いただけると思います。
Internet Explorer、Microsoft Edge、Google Chrome、Opera、Safariではそのままご覧いただけるようですので、引き続きご利用くださいませ。
ご面倒をお掛けいたしますが、一連のご確認をいただきますよう、重ねてお願いお詫びを申しあげます。
(過去4編集分は申し訳ございませんが他のブラウザでご覧ください ちょっと時間無くて編集間に合いません 言い訳m(__)m) 【お写ん歩・K】
_緑の香_
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以前同じ場所の小紫陽花風景(※)をご紹介しましたが、ちょっと遅れて山紫陽花が見頃を迎えていました。
清々しい緑葉と淡い青紫の点在が一面に広がる姿が、杉や檜を飾り立てるようで美しいです。
霧が流れ、斜光でも入れば格別なのですが、この場所ではなかなかそういった場面に出くわすことはありません。
そんな気象条件が揃わなくても綺麗なんですけどね。
_はやりこの位置_
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今年は良い頃合いに訪れることができました。
開門1時間前には着いて付近をうろうろする予定でしたが、諸事情あって開門30分後に到着。
既に人も多うございましたが、混み合うほどでもなく、ゆっくり紫陽花を愉しむことが出来きたのは運が良かったかも。
今年は色づきも善く、華やかな岩船寺紫陽花風景に思わず「合掌」。
_懐かしの紫陽花_
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実家から程近い柳谷観音さん。
毎年こちらで紫陽花見るのが楽しみです。
こちらは眼の観音さんとして知られており、境内に湧き出る「独鈷水(おこうずい)」が眼に良いのだとか。
やわらかい口当たりの独鈷水をいただくと、ホッとした気持ちになれます。
今回もこの組み合わせで出掛けてきました。
_山寺の紫陽花_
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毎年アジサイ咲く頃に訪れているのですが、編集に費やす時間が無いままお蔵入り状態です。
出掛ける時間をこしらえ、ちょっと善峯さんへと出掛けてきました。
幼少時代からずっと馴染みのある山のお寺、いつ訪れても良いところです。
一度くらいは雪景の善峯寺撮影をしてみたいのですが、なぜか緑の綺麗な季節ばかりに訪れてしまってますね。
_山の色彩_
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奈良の山間部ではコアジサイが見頃になってきました。
今朝のような雨上がりですと、有名なポイントは平日にもかかわらず大賑わい。
大賑わいのところは苦手なんですが、奈良の大賑わいは知れてますよってに。
撮影機材はこんな感じで、前回と同様です。
被写体に選んだポイントは有名どころではないので、地名は伏せさせていただきますね。
霧もほとんど出ない地形ですが、コアジサイの咲き方と色がとても良いので大好きなポイントのひとつ。
太陽の光が射し込むと、それはそれでとても美しいコントラストが待っています。
_安田朝焼_
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この日はある程度「焼けるだろうな......」と予測はしていましたが、久しぶりに目一杯な朝焼けを迎えることになりました。
撮りに出掛けられるかどうか判らない日々が続き、ちょっと億劫になる心を奮い立たせての深夜出発。
午前4時になると東の空がじわり色づき始め、「このままフェードアウトするなよー」と呟きながら現場に到着です。
小走りで移動しカメラセット、am4:30の絶景を記録し始めました。
この日は OLYMPUS PEN-F と COSINA Voigtländer の 0.95 を4本が出番です。
明るい、ボケる、寄れる、そして何といっても「よく写る」の印象が強く、大好きなマニュアルレンズのひとつでもあります。
とにかく見た目のか格好良さはご覧のとおりで、PEN-F におあつらえ向きと言えるのではないでしょうか。
この外観だけで「ぜったいよく写る!」って思えてくるのですから、まぁ何とも不思議なものです。
しばらくこの組み合わせが続きますよ。
_ほととぎすの声_
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葛城古道に紫陽花とくれば、ここ橋本院を外すことは出来ないでしょう。
見頃にはまだ少し早く、華やかな紫陽花とアマガエルのコラボもおあずけ。
ちょっと色の付いているものだけ偵察がわりに撮ってきましたので、少しご紹介しておきましょう。
_美純微香_
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関西地方、今朝から梅雨どきらしい天気になりました。
こんな天気の日に似合う花と言えば「あじさい(紫陽花)」ですよね。
個人的に印象深く感じられるところとしては奈良「矢田寺(金剛山寺)」「長谷寺」「久米寺」「高天寺 橋本院」、滋賀「金剛輪寺」、京都「藤森神社」「三室戸寺」「柳谷観音楊谷寺」「岩船寺」、和歌山「高野山」「あじさい曼荼羅園」と言ったところでしょうか。
特に「矢田寺」「金剛輪寺」「岩船寺」の紫陽花咲く姿は大好きで、近場から順によく通います。
奈良の写真家は雨が降ると山へ山へと向う傾向にございますが、この季節画になるのがコアジサイの群生地。
気温の低い標高1,000m級の武木(足ノ郷越)など高地ポイントはもう少し先だと思いますが、高度の低いところではご覧のように少しづつ咲き始めています。
香水のような美しい香りが山に広がる姿は、言葉で言い表すも難しい別世界。
霧が出れば幻想的な姿に、陽が差し込めばドラマティックに、自然界の中でもコアジサイ咲く風景は別格だと思います。
今週末から奈良の山奥でも賑わいそうですね。
_心休_
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サツキが綺麗に咲き揃うころ、決まって訪れているのがこちら當麻寺塔頭西南院さん。
ここでゆっくり物思いにふける事も楽しみのひとつ。
池泉廻遊式庭園を眺めていると、鳥や昆虫が飛び交い、池の金魚が穏やかに泳ぐ姿に癒されます。
「しゃくなげ」や「ぼたん」も綺麗な花の名所ですが、僕は紅のサツキが点在する緑美しいこの季節が大好き。
このところ忙しい日々を過ごしていますが、時折こうして「時間を止めるにはちょうど良い場所」のひとつです。
今回はお抹茶色のレンズを用意してみました。(KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 )
金属鏡胴の高性能マニュアルレンズでこのカラーリングは珍しいでしょ?
レンズフードを装着したり、外装色の違うものを用意すると、レンズそのものが違って見えますね。
実際はもっともっと質感の高い塗装であり、見るからに「良い画が撮れそう」と思えてくるところも凄いのです。
前回に引き続き、 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 と KOWA PROMINAR 25mm F1.8 の2本試用で得た画をご紹介させていただきます。
_青粒_
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ここは大和郡山の矢田寺。
関西屈指の紫陽花名所であり、奈良の歴史を感じる境内に咲く姿は本当に美しいです。
紫陽花が咲き始めたとのことでしたので、近くに寄った際ちょっと覗いてきました。
今年は花株が多く感じ見られ、紫陽花庭園の波のように咲く絶景や、見本園の可憐な紫陽花姿も存分に楽しめそうです。
6月1日から6月30日まで「閻魔堂の特別開扉」もございますので、是非訪れてみて欲しい奈良名所のひとつ。
まだまだ咲き初めの段階ですが、ちょこちょこ楽しめる箇所もございました。
今回は KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 と KOWA PROMINAR 25mm F1.8 の出番です。
_彩_
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龍鎮渓谷を歩いていると、ずっとついてくる蝶が一羽。
まぁ、たまたま同じ方向へ飛びたかっただけだと思います。
僕が立ち止まると蝶も足もとに止まる、そんなことを繰り返していたときの1枚です。
結構せわしない蝶で、グッと寄って撮るなんてことは出来ませんでしたが、翅がじつに綺麗でした。
カラスアゲハ系だと思うのですが、そこはあまり詳しくありません。
ここでは個人的にお気に入りのレンズ OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro が大活躍です。
もういっちょ OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro も同梱していましたが、この日は感覚的に風景撮り用となってしまいました。
前回更新の記事と一部重複しますが、そこはちょっとご了承願います。
_静か咲き_
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小さな小さな、本当に小さく可憐な花、「鈴蘭」。
奈良の山奥には鈴蘭の群生地があり、代表的なこの二ヶ所で見頃を迎えています。
大切に保存されていることから、ぎりぎりまで寄って撮ることもちょっと難しいほど小さな花。
これをこんな組み合わせで撮ってきました。
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD 、2007年に発売された35ミリ判換算「100-400mm」相当の大口径望遠ズームレンズです。
既に生産を終えていますが、マイクロフォーサーズ機の強力な手ぶれ補正を有効に使えるとあって、人気の勢いは然程衰えぬままです。
中古レンズとして即売れ銘柄の部類に含まれますが、じつは新品でも結構なお値ごろ感。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO に比べると、AF-C 時の差を感じますが、通常の AF-S なら十分実用域。
何といっても 100-400mm相当で F/2.8~3.5 という高性能設計、絞り開放から十分シャープで前後ぼけも綺麗とくればまだまだ楽しめる好いレンズです。
鏡胴は大きいですが、それはカメラボディと比べてのこと。
長さはご覧のように短めで、普通のカメラバックなら難なく収まる「コンパクト設計」と言えるでしょう。
今回ご紹介する画は全て手持ち撮影。
手持ちでも十分楽しめることを知っていただくことと、コストパフォーマンスの高さも知っていただこうという欲張り内容です。
そこでお知らせ。
本日2016年5月27日(金)11:00~18:00 、大阪駅中央店で体感キャンペーンを行います。
『オリンパス OM-D & PRO レンズ / フォーサーズレンズ体感キャンペーン』
大阪駅中央店へご来店ご体感いただいた方に、非売品グッズのプレゼントもございますので、ぜひご来店くださいませ。
もちろん今回ご紹介のOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD もご体感可能です。
_紅咲_
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今回の更新分ですが、最終選考から漏れる画も少なく、今回は「前編」と「後編」で振り分けました。
前編_http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2016/05/sigma-30mm-f14-dc-dn-contemporary-2016.html
あとで観返すと、後半のほうが好きかも.........
だいたい撮影に出かけると、気に入った画は後半の撮影分に集中してません?
僕だけでしょうか(笑
後編では SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary に加え、SIGMA 19mm F2.8 DN Art と SIGMA 60mm F2.8 DN Art の2本(計3本)を使用しています。
この組み合わせ、ちょっとハマってますけど。
_いつも道_
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ずっと使ってみたかったレンズ、使う機会はなかなか来ず.........
先日、やっと使う機会に恵まれましたので、ちょこっとご紹介です。
見た目は大玉レンズ系ですが、これはAPS-Cイメージサークルを基準にしているためなのだそうです。
設計に余裕があるところにきて、もともと評価の高いDN「Art」レンズとまた違う「Contemporary」な方向性に興味津々。
「これでもか」というくらい幅広なピントリングですが、動作含める指掛かり感は秀絶で、マニュアルフォーカス撮影がおもしろくなってしまいました。
シンプルな外観は最近のSIGMAさんトレンディであり、レンズフードに刻まれているレンズ名称文字もツウっぽくて好きです。
写りのほうは文句無しクラス、これは実際の画をご覧いただければご納得の域に達することでしょう。
サポートレンズに.......
SIGMA 19mm F2.8 DN Art と SIGMA 60mm F2.8 DN Art をチョイス。(ボディは OLYMPUS OM-D E-M1 を使用)
何れの DN シリーズには光学手ぶれ補正機能を内蔵していません。
しかし OLYMPUS ミラーレス機にはボディ内手ぶれ補正が内蔵されていますし、最近の Panasonic LUMIX 機にもボディ内手ぶれ補正機能が搭載し始めました。
今後は光学開発にグッとウェイトを置き、価格もそのままお求めやすくなる!........なんてなことになると良いですね。
ちなみに...........
SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary 販売価格:34,000円(税込・2016年5月17日現在)
SIGMA 19mm F2.8 DN Art 販売価格:17,280円(税込・2016年5月17日現在)
SIGMA 60mm F2.8 DN Art 販売価格:17,280円(税込・2016年5月17日現在)
高性能ぶりを盛り込んだ 30mm F1.4 DC DN Contemporary はお手ごろプライス。
DN Art に至りましては、「初めての単焦点レンズ」としてオススメしたいスーパープライスですので、これを機にぜひ(まとめ買いを)。
_まばゆく_
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Panasonic LUMIX DMC-GX7 (今回の記事では前機(旧機)にあたります)は、この規格内でいう「名機」レベルではなかったでしょうか。
やや大きめで持ちやすかったグリップは思いのほか賛否両論でしたが、安定のデザインと使い勝手のよさで、個人的に試用期間中はとにかく出番が多うございました。
今もなお人気は継続されており.......ま、それはそれで。
で! その後継機が間も無く発売日を迎えることになり、カメラ業界へ再び旋風をおくる事になりそうです。
Panasonic LUMIX DMC-GX7 MarkII 、正常なる進化を遂げて間もなく登場。
このカメラをひとことで言うなら、「全部入り!」でしょうか。
便利機能はひと通り盛り込まれてますし、カスタマイズの豊富さや扱いやすさも良いとなれば、非の打ち所すら見えてきません。
前機 LUMIX DMC-GX7 とほぼ同サイズほぼ同重量。
見た目から入るタイプの僕なのはご存知のとおりでして、先ず外観が気になるわけですが、これはグッと洗練されてスタイリッシュに。
爽やかなメタル感とでも言いましょうか、滑らかなラインを精密な組み上げで成立されている背面。
親指のあたる部分が「しっくり」きており、それに絡む再生ボタン周りの造形もなかなか凝っています。
前機に比べ見劣りするポイントを探せと言われれば、んー.........LVF(EVF)が固定式になったくらいでしょうかねぇ。
これも見劣りというかどうかは微妙でして、「固定式になって厚み減ったことは歓迎」と前向きに判定いたしましょう。
個人的には可動式のLVFを活用していた派ですが、小型カメラバックの中へ収めるときに引っかかりのあることだけはプチ難儀でした。
先ず使ってみて最初に「おっ♪」と思わせるのが静音メカニカルシャッターの音。(最高速度1/4000秒)
ボディの材質にもよりますが、高級フィルム機を思わせる軽いメカニカル音がたまりません。
正直、これだけでも「買い」の要素に値します。
さて、新しいカメラには新しい機能が収められるのが世の掟。
今回イチオシ機能に値するのが、使って楽しく頼もしい「フォーカスセレクト」。
フォーカスポイント別にピント位置を微細にずらしながら撮影、その僅かな瞬間に記録されたのが下の15コマ。
これね、ひとつのフォーカスポイントだけの結果なんですよ。
花びらの先端から僅か後にある水滴まで少しずつピント位置の移動がお判りいただけると思います。
この動作を人の顔に例えると、ピント位置が左目から右目へ移動........レベルではなく、左目睫毛の合焦ポイントをミリ単位で選びながら撮影しているというレベル。
その必要性は使った者でしか判らんですが、使い慣れれば作風の域が恐ろしく広がることになるはずです。
もうひとつ、「フォーカスブラケット」。
簡易的なものだろうと思われがちな機能ですが、等倍画像を見ていただければしっかり使える画像。
マクロ撮影を愛好される方にとって、この2つの機能は強烈に惹かれるポイントではないでしょうか。
夏の蓮花を撮るときに思いっきり使ってみたい機能ですね。
LUMIX 機をお使いの方から時々問い合わされるのが「超解像設定はどう設定するのがエエのん??」というところ。
これは好みと言いましょうか、「撮影後に鑑賞する仕方によって変えると良いかも知れませんね」とお答えしています。
実際のところはこんな感じ ↓
超解像 (左からOFF、拡張、弱、中、強 の5パターン)
個人的には"弱"がオイシイと思われます。
Panasonic LUMIX DMC-GX7 MarkII はローパスフィルターを含まない光学フィルターが組み込まれており、高解像力ならではの微細なディテール表現をこの「超解像」設定で活かしてみるのもひとつ。
「個人的には"弱"がオイシイ」と申し上げましたが、じつのところ「中」のほうが活かせているのでは?と思い始めていますので、これはまた後日検証したいと思います。
ちょっと余談レベルではありますが.............
シルバーボディにブラックカラーレンズが思いのほか似合います。
マウント面こそ気なるっちゃぁ気になりますが、これは"アリ"だと思いますので、新たにレンズをご購入されるならじっくり吟味なさってみてください。
さて、いつものように作例をいくつか並べてみました。
_green_
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この季節、京都へ訪れる機会があると、必ずと言っていいほど訪れるところが南禅寺とここ洛北蓮華寺。
特に蓮華寺は良いですね。
ゆっくり穏やか、静かな時間の書院内から眺める庭園は格別です。
先日、大原の帰りにちょこっと立ち寄りましたので、少しだけご紹介しときましょ。
_桜似_
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「今年の石楠花は咲く時期が早い」、そんな年もあります。
写真仲間さんのF.B.情報で大原界隈の石楠花が見頃だと知り、奈良からちょいと足を延ばしてきました。
例年ですと石楠花の背景は綺麗な発色の葉桜ですが、今年はちょーっと様子が違います。
「ひょっとして境内の山桜も満開ちゃいますのん?」
門前からしっかり桜が咲いており、1枚目のように期待満々の気持ちを叶えてくれる三千院。
今年はありがたい画が撮れました。
合掌。
この週も『FUJIFILM X-Pro2』の出番。
境内は三脚が使えませんので、当然手持ちでの撮影となります。
FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR は手ぶれ補正内蔵ですが、FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR には手ぶれ補正機能がありません。
雨がパラつく曇天のやや暗い条件下、超解像FUJIFILM X-Pro2ですから iso 感度を上げなければ微ブレが目立ちます。
iso感度上げると画質の劣化が気になるところですが、FUJIFILM X-Pro2 の耐高感度は予想以上に良いっ!
iso800やiso1600なんて朝飯前ですよ。 (1枚目はちょっとビビってiso800ですが.........)
今回は FUJINON XF10-24mm F4 R OIS を同行させています。
三種のレンズによるご紹介とさせていただきましょう。
_朝桜_
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奈良県曽爾村、屏風岩公苑の桜が奈良桜の締めくくりと言われています。
厳密に申しますと、山間部ではこれから咲こうとする桜もあり、「締めくくり」とは区切りのような表現とも言えましょう。
締めくくりという終盤で一番見事な桜景を観れることの幸せ、「写真をやっていて良かった」そう思えるのもここならではです。
昨年もここで SIGMA レンズを使っていました。
今年は SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM Art がメイン、昨年同様にAPS-Cセンサー向けの Art レンズです。
今回はフード装着時の外観で、前回に引き続きます。
キットレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM も何コマかご紹介します。
とにかく善く出来たレンズで、こんどはこのレンズ一本でお写ん歩してみたいですね。
ガッツリ桜撮影、これがラストになる予定です。