_申年記念_
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例年ですと、長谷寺の観音万燈会を堪能したあとは、屋根のあるところで初寝していました。
今年は初日の出観る気満々でしたので、午前4時30分という時間でしたが目はさえています。
午前4時30分と言えば、普段撮影に出掛け移動中の時間、何とも年越し撮影らしい年末年始となりました。
初日の出は、ここ「屏風岩公苑」と決めていたのです。
年の暮れに、日の出ロケハンしたくらいですからね(笑
_申年記念_
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例年ですと、長谷寺の観音万燈会を堪能したあとは、屋根のあるところで初寝していました。
今年は初日の出観る気満々でしたので、午前4時30分という時間でしたが目はさえています。
午前4時30分と言えば、普段撮影に出掛け移動中の時間、何とも年越し撮影らしい年末年始となりました。
初日の出は、ここ「屏風岩公苑」と決めていたのです。
年の暮れに、日の出ロケハンしたくらいですからね(笑
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暖かい始まり「2016年/申年」...とは言え、奈良の山間部では薄っすら雪化粧でした。
2日は少し気温が上がり、昨日3日の朝こそ寒かったものの、昼間はちょっとした小春日和です。
昨年の1月3日、奈良や京都でドカ雪だったのですけどねぇ。
暖冬と言われる年ほど、いきなりドカ雪に見舞われることがあるのですが、今年の1~3月はどうなりますでしょ?
今年初の1枚目は、桜井市初瀬の総本山長谷寺から。(僕の毎年恒例です)
上中下の各登廊を、『観音万燈会(かんのんまんどうえ)』による燈籠の灯りが美しく照らす姿です。
石段両側の燈籠は大晦日から元日のみで、2日と3日は吊燈籠のみですから様子も少し変わることでしょう。
この世のものではない錯覚を感じるほどの美しさがあり、仁王門で手を合わせたのに、思わずもう一度手を合わせてしまいます。
毎年ちょっと捻って撮っているつもりですが、その美しさが少しでも伝われば良いですね。
_師走の集い_
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さて、「お写ん歩」ブログの2015年ラスト記事となります。
振り返ってみると、今年「お写ん歩」で登場したカメラは、ちょびっと偏った感じだったでしょうか。
気になったカメラはあったけど、使う機会が無かった(縁が無かった??)こともあり、画で観る評価そのものは欠損したままです。
それらの結果を踏まえ、特に印象残った機種を並べてみると...
他にもいろいろ登場していますが、僕的にはこんな感じですかねぇ。
写りそのもので「これだ!」という1台を選ぶなら、現実的なところで僅差 Canon EOS 5Ds R でしょう。
その僅差だった SIGMA dp0 Quattro と SIGMA dp3 Quattro の「これだ!」感と迷うところですが、...いや迷うこと無いはずの差があるはずですが、APS-C センサーの SIGMA dp Quattro 画質も素晴らしく、その「頑張っている」感に気持ちがぐらり傾いてしまうのも事実。
ミラーレス機で何となく印象に残った機種と言えば、 OLYMPUS OM-D E-M10 MarkII だったかも知れません。
出ばな挫かれた感こそございますが、肝心の画質もしっかり頑張っていますし、何といっても見た目がカッチョイイ! (勤務店では OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII がよく売れましたが...)
リアルレゾリューションシステムの解像感が素晴らしい PENTAX K-3II 、何でもありハイコストパフォーマンス機 PENTAX K-S2 の登場もセンセーショナルでした。
特に熟成度が極めて高い PENTAX K-3II は、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM Art との組み合わせを基本に、風景撮影へ出掛けることが最も多かったと思います。
フルサイズ機よりも APS-C 機を率先して使うのは、多くの方にとって「?」でしょうけど、やはりコレなんですよね。
使い勝手は好いのに何となくジャジャ馬的、結果だって常時安定しているとは言い切れないのに、ビシッと決まった画は他の機種では得られない感動もございます。
2016年早々にはフルサイズ機が登場予定ですし、カメラ好き(メカ好きかな?)には目が離せない春になるのではないでしょうか。
コンパクトデジタル部門だと、ダントツ一番が FUJIFILM XQ2 。
2014年 XQ1 からのリニューアルですが、あの小さな固体から出力される画像データを見ると、「よくまぁこのサイズに詰め込みましたね!」って感じ。
( FUJIFILM XQ2 は、先ほど生産を終えられたというアナウンスがございました)
もうひとつ気になったところで Canon PowerShot G9 X がございますが、これは未試用なので外観だけでの判断(特にシルバー)です。
Canon PowerShot G7 X の画質がとても良かったですから、気になったという判断は間違い無いでしょう。
何れも短期間の試用で癖すらも掴めなかった機種は、うまくご紹介しきれないままでした。
その点、長期試用の PENTAX K-3II と SIGMA dp0 Quattro + SIGMA dp3 Quattro は、「お写ん歩」ブログの出番も多く、良い意味で美味しいご紹介ができたのではないかと振り返っております。
さて、本題。
僕自身の締めくくりは、京都京町家カフェ「古書と茶房 ことばのはおと」さんで行われる忘年会。
「ことばのはおと」さんと言えば町家カフェの草分け的存在で、近頃では海外の超人気ワード化されました。
もちろん国内での評価も高うございますから、ちょっと平凡なおっさんは近寄りがたくなっちゃいましたか...
それでもこうしてお誘いをいただけることに感謝します。
その筋で超有名なる面々もあり、僕が一番チープだったんじゃないかなぁ(笑
この日試用がてら持ち込んだカメラが、これ。
小さな X-T1 と例えられることも多い FUJIFILM X-T10 です。
撮影地で他の写真家さん(Xシリーズ保有率多し)から FUJIFILM X-T10 の良さを語られることがあり、「八百富さん、使ったこと無いの??」というツッコミを受けながら X-T1 を使ってましたっけ^^;
「見た目かっこいいレンズだけど、写りはどうなの?」と問われることの多い FUJINON XF35mmF2 R WR を同時に試用しています。
.....なんだかキットレンズみたいでしょ?
FUJIFILM X-T10 とよく似合うレンズですので、FUJINON XF35mmF2 R WR との同時購入を全力でオススメさせていただきます。
では、当日の様子をスナップ形式でご紹介しときましょ。
_静穏紅葉_
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「今年ほど遅く見頃迎える紅葉は過去に無かったかも...」、出先でよく耳にした今秋のご評価です。
明日香村の岡寺の撮影も、この日(12月10日)がほぼピーク。
2日後には散り紅葉を楽しむことが出来たという、ちょっと駆け足ピークになりました。
今年の紅葉撮影、まぁまぁのポイントで撮影をしてきましたが、年内の更新(ご紹介)はちょっと間に合いそうにもありません。
年明けの空き時間に少しずつデータを穿り返し、ネタ切れ時の更新とさせていただく予定です。
.....いや、梅の開花がちょっと早めなんで、微妙ですな。
御所市九品寺から続けてやって来ましたので、カメラは引き続き SIGMA dp Quattoro シリーズでの撮影となります。
曇天の山影、手振れにはちょっと厳しい条件でしたが、グッと踏ん張って全て手持ち撮影です。
ブレに対する微妙な判定は、どうぞ温かい目でご覧いただければ幸いでございますです。 はい。
_朝焼け、大峯_
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この日、この場所。
こんなに美しい朝景に出会えるとは、夢にも思っていませんでした。
雪で作られた大峯キャンバス、丁寧に塗りこまれた朝の色、荒くも神々しい風景に息を呑みます。
この立ち位置(大台ヶ原ドライブウェイ)から観るなら、大普賢岳、行者還岳、弥山、八経ヶ岳(仏経ヶ岳)、仏生ヶ嶽、孔雀岳、釈迦ヶ岳、大日岳、天狗山...
他にも未だあると思いますが、ざっとこんなところでしょうけど、ありがたいご褒美に感謝です。
風の無い日、PENTAX K-3II を使うときは、リアルレゾリューションシステム(RRS)を使う癖がつきました。
この組み合わせ、1枚目の画はRRSをオン。(左下のサムネイルはリサイズ無しの等倍です)
僕の中では最強クラス位置づけられる単焦点ズーム『SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM Art』ですが、RRSで更なる威力を発揮してくれます。
APS-C センサーの恩恵でもある被写界深度の深さ、FF機が登場しても、PENTAX K-3IIは風景撮りで画質最強クラスとも言えることでしょう。
このところの暖かさで雪景に飢えていますが、思い起こせば「大台ヶ原ドライブウェイ」冬季閉鎖前に訪れていたことをすっかり忘れそうになっていました。
来年の参考になるであろう記録用として更新させていただきます。
_石仏笑秋_
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どうも皆さん、「お写ん歩」ではご無沙汰しております
例年の年賀状印刷受注に加え、今季はマイナンバーに絡む証明写真撮影で店頭は大賑わい!
そんなこんなで、「お写ん歩ブログ」の更新が疎かになっておりました。
あっ、少しは撮影に出ておりますよー、 休みの度に。 ( Facebook 参照)
ご心配いただける方からの温かいメッセージ、こちらも本当にありがとうございます。
今秋撮影した膨大なデータは、撮影後のチェックこそしているものの、RAWデータのまま大半がお蔵入りとなりそうです。
(お蔵入りデータをあとからどうするのか?との意見もございますが、それはそれで役に立っていますよ^^)
しかし、印象深く心に残った紅葉写真をそのままお蔵入りするには勿体無うございますので、年内のうちに少しでも「お写ん歩」でご紹介させていただきたいと考えています。
で、今回は奈良県御所市「九品寺」(くほんじ)の紅葉。
千体石仏の存在で有名なお寺ですが、地元では四季を通じて美しいことでもよく知られています。
例年ほどの色付きではございませんでしたが、それはそれなりに美しい紅葉を観ることはできました。
今季5回訪れましたが、ラスト2回の紅葉深まる頃と散り紅葉の画を抜粋してご紹介いたします。
カメラは久しぶりの SIGMA dp Quattro シリーズです。
自分の中では、「イメージセンサ 一体式単焦点レンズ」みたいな位置づけの4機。
きめ細やかな被写体には、どうしてもこれで撮りたくなります。
色彩感と解像感が生み出す画像質感、そこにきてRAW現像も楽しい逸品...、そんな感じで。
_暖葉_
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前回に引き続き、オリンパス社マイクロフォーサーズ規格のミラーレス機『OM-Dシリーズ/OLYMPUS OM-D E-M1』試用記事です。
もちろん新しいファームウェア「 Ver.4.0 」へ更新済みの機を試用。
新しい機能『深度合成モード』が旬ですが、絞り全開で前後左右ぼかす画も相変わらず良い味出てくれます。
(1枚目は M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO で、絞り F/2.8 です )
基本性能が高いと、どのような雰囲気であっても上手く再現してくれるので頼もしい限り。
そんな OM-D シリーズの新しいファームウェア。
これらを実際に体感していただける店頭イベントを開催させていただきます!
『 オリンパス OM-D シリーズ 体感イベント 』
場所 : 八百富写真機店 大阪駅中央店
日時 : 12月4日(金) 12:00~18:00
体感参加いただいた方には、「OM-Dクリアファイル」プレゼント!
さらに!該当機種をご購入していただいた方には、「OM-Dミニチュアストラップ」もプレゼントしちゃいます!
平日企画ではございますが、大阪へ来られる機会がございましたら、ぜひお立ち寄りください^^
新しいファームウェア搭載機で撮影したファスト記事は下記のURLからご覧ください。
奈良 室生寺(紅葉)_http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2015/11/-2015-olympus-om-d-e-m1-ver40.html
先日は試写地に奈良・東大寺界隈を選択しました。
そのときの画の現像整理が終わりましたので、お蔵入りする前にちょこっと並べておきます。
_室生錦_
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今回は、オリンパス社マイクロフォーサーズ規格のミラーレス機『OM-Dシリーズ/OLYMPUS OM-D E-M1』試用記事です。
『お写ん歩』で何度も取り上げている試用機種(E-M1)であり、すでに多くのユーザーに支えられているオリンパスフラグシップ機。
然程目新しさは感じませんが、以前オリンパスさんから E-M1 の新しいファームウェア「 Ver.4.0 」開発中とお聞きし、度肝を抜かれそうになりました。
正直「まだ成長しはりますのんか??」と心の中で叫んでしまいましたが、「電子シャッターが載れば良いのになぁ...」なんて心の中で呟いていた自分だったりします。
そののちに詳細が判る訳ですが、新たに追加される機能の多さにこれまたビックリ!
基本性能の高さで知られている OM-D E-M1 ですが、新しいファームウェアを導入することで下記の機能が追加されます。
併せて下記の機種もバージョンが上がります。
詳しくはオリンパスさんのホームページをご確認願います。
今回の目玉は、何と言っても(1)の「深度合成モード」。
マクロ撮影時に、どれだけ絞って(最小絞り)も、被写体全域にピントが合わないといった経験が皆さんにもあると思います。
それを可能にした機能がコレでして、1度のレリーズで8枚撮影し、ボディ内で一気に自動合成。
最小絞りを超える被写界深度と、回折の影響がない高解像を同時に得られる、とアナウンスされています。
ちなみに、背面液晶モニターの表示もリニューアルされています。
存在感"大"だった水平垂直ステータスバーがちょっとスリムになって、モニターが見易くなっていました。
では深度合成モードで実際に撮って試しましたので、ご覧頂きましょう。
しっとり苔の上に落ちていた、紅く染まる直前のモミジを中心に撮影。
ベータ版のぶっつけ本番試写ですので、多少の粗はご勘弁願います
実際のファームウェア「Ver.4.0」ダウンロード版は、更に改良されているようですよ。
( M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / 150mm / F/10.0 )
このように自動連写(8枚/電子シャッター)してくれます。
150mm(35mm判換算300mm)最接撮影で、絞りは回折を避ける(?)ため、F/10.0です。
うーん、いったいどんな技術を使っているのでしょう?
まるで超高性能な小型センサーで撮っているかのような、何ともこれまで味わったことのない世界です。
正直言って、凄い!
ちなみに、同システムで絞り解放(F/2.8)にすると、こんな具合↓
8枚の自動連写は、RAW 撮りの場合、RAW と JPEG の両方が記録されます。
連写画像はめちゃくちゃ深度浅いのですが、ご覧のように紅い葉はクッキリ&ハッキリ!
目視できなかった(帰宅後のチェックまで気付かなかった(笑))1mmほどの蜘蛛までもしっかり写り込んでいます(昆虫嫌いさん、ごめんなさい)
この合成画像で残念なのが、今のところ RAW で記録はできないところ。(JPEGのみの記録です)
また、合成時のマージンを撮られる為、画角がやや狭くなります。(比較していただくと程度が判ります)
身近なところでよく質問されるのがフード撮り。
美味しそうなスィーツやランチを撮ってはみるものの、深度が浅くて前後がボケ過ぎる等々...
(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO / 12mm / F/5.0 )
桜井市出雲の手打ちうどん『ぶれーど・う』さんのベストうどん「かけ」。
麺の美しさが際立つでしょ? 寒い季節はこれですよねー^^
ずっと向こうまでピント合っているのはご愛嬌です。
OM-D E-M1 唯一の機能なので、熱くご紹介させていただきました。
しかし、個人的に嬉しかったのは『電子シャッター』の搭載っ!
緻密な模写をも可能とする OLYMPUS マイクロフォーサーズ機ですから、僅かなブレも気になってしまうこと時々。
1/8~1/16000秒という超幅広いシャッター速度を選べるわけですから、静止物や風景撮りにもってこいなのです。
庭園などを眺める、静寂の空間で撮影するときも、無音に近い電子シャッターは重宝するはず。
写真撮影に興味のない方が気になるのは、興醒めの「スマホのシャッター音」と、この甲高く響き渡る「カメラのシャッター音」。
スマートフォンは仕様の都合もありますので、シャッター擬音は消せませんが、コンパクトデジタルカメラなどは無音レリーズが可能です。
デジタル一眼レフ機やミラーレス機も、こうして電子シャッターや静音モードの導入率ジワリ高まってきていることは、むしろ歓迎に値するのではないでしょうか。
追加機能は他にもございますが、とりあえずこの2点を気にかけながら撮影してみました。
では、いつものようにつらつらっと画を並べさせていただきましょう。
_長寿_
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奈良桜井、談山神社で一番目を惹くのがこの黄色。
比叡神社の側にある立派な銀杏が放つ、鮮やかな色光です。
先ず十三重塔の姿に圧倒されると思いますが、秋はこの銀杏と組み合わせがイコール「談山神社」だと思います。
今回の試用機材は、これ↓
とてもコンパクトな高倍率ズーム SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary 。
KA マウントが発売になり、予想を上回る人気で一時期品切れになってしまったほど。
1本で広角から望遠まで使えるという、超便利ズームですが、やはり気になるのはその「写り」でしょう。
既に1週間前の談山神社ですが、当日青かった楓がそろそろ見頃迎えているかも知れませんね。
この銀杏が散り、黄色い絨毯になっていると、また画になるものです。
_自然美_
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天川村北角、布引谷。
言葉に例えるにはちょっと難しいほど、とても美しい山の紅葉でした。
FB繋がりのM氏による「今が見頃」情報、今年になってこれほどありがたく感じることは無かったです。
落葉のふかふか感が足元に伝わる感触、もうこれだけで堪らない気持ちに。
人の目に映る風景は、被写界深度のことを気にすることもありません。
ところが合焦地点の前後にぼけをつくる「被写界深度の浅い」画を撮ると、まるでその場に佇み眺めるような、何とも不思議な感じにさせられます。
今回メインで試用していた SIGMA 20mm 1.4 DG HSM Art 、これを装着した Canon EOS 5DMarkIII のファインダーを覗くと、これまた似たような感覚。
撮れた画を持ち帰り、自宅のPCモニターで眺めると、それはそれは心地良い思い出が再現されます。
被写界深度の浅い超広角の写りがこんなにも素敵だったのかと、そう思わされる新しい世界にも感じました。
今回の編集分も下記のレンズ3本が混在します。
以後、各写真に試用レンズを明記していますので、ご参考なってみてください。
SIGMA 20mm 1.4 DG HSM Art の発売日は、今週11月20日(金)です。
_紅の初め_
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10日も前の画像で失礼します( Facebook では撮影当日にご紹介済みです)。
今年は最初で最後になりそうな京都市内での紅葉撮影。(紅葉の色づき云々ではなく、行く間が無いからですヨ)
つい先日、京都観光関係者さん達とお話しする機会がございましたが、「混む」「混雑」というキーワードが年々多くなっているような気がしました。
聞かなきゃ聞かないで現場判断にすればいいのですが、方々からそないに言われると、何となく気分は億劫になるものです。
とは言え、観ておきたい京都紅葉があるのも事実であり、今回の記事にさせていただいた「神護寺」紅葉がそれに該当。
画ではちょっこっとフライング感こそございますが、予測していた霧靄がしっかり出てくれたおかげで、それはそれは素晴らしい景観となりました。
何となく「ご褒美をいただいた」気分でもあり、ちょっと嬉しい日となった訳でもあるのです。
この日の機材は、これ ↓
とてもコンパクトな高倍率ズーム SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary 。
同社の高倍率ズーム SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC が発売されて10年が経ち、更なる高倍率化を遂げ、「 Contemporary 」という名称も加わりました。
蛍石と同等の性質を持つと言われる「 FLD ("F" Low Dispersion)」ガラス4枚と、「 SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)」ガラス1枚を採用。
特に望遠側の倍率色収差を綺麗に補正されているようで、画像の仕上がりにかなり期待を持てる仕様になったと言えるのかも知れません。
外観は現行の SIGMA レンズらしいシックな好感度デザイン。
操作感の良さも相まって、常備率が高まる高品質な高倍率ズームレンズと言えるでしょう。
以前試用した Canon EOS KissX7 と SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary の組み合わせがとても良かっただけに今回も期待"大"。
実際試用してみると、そこは期待以上でした^^
_木星と金星_
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美しい季節が来ました。
撮り手を悩ます朝景、良い日もそうでない日も、それなりに何かを得れる素敵な季節「秋」。
奈良県曽爾村の「屏風岩公苑」から観る、日の出前のトワイライトは、秋季のご褒美です。
ここで試用した機材も、前回に引き続き...↓
SIGMA 20mm 1.4 DG HSM Art 、SIGMA 社「最新設計」と「最先端製造技術」の結晶とも言える大口径超広角単焦点レンズ。
曽爾村で朝を迎えたあと、天川村へと移動しています。
前回の紅葉とはまた違う、お天道様が照らし出す煌びやかな紅葉で更新しましょ。
_多彩秋_
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奈良の山間部は錦模様。
天川村の「みたらい渓谷」は、ちょうど紅葉の見頃を迎えようとしています。
前夜の就寝がかなり遅くなり、久しぶりに撮影をお休みしてのんびり過ごそうかと思っていました。
...が、このタイミングを逃せば1年後まで「おあずけ」なりますから、気力を振り絞り出動(笑
寝坊はしましたが結果往来、空気の澄む雨上がり曇天の紅葉は、じつに美しゅうございました。
先日から試用レンズを SIGMA 製品へシフトしています。
SIGMA 20mm 1.4 DG HSM Art 、SIGMA 社「最新設計」と「最先端製造技術」の結晶とも言える大口径超広角単焦点レンズ。
以前、お写ん歩で 24mm F1.4 DG HSM Art 撮影画像を記事にしたことがあるのですが、20mm で F/1.4 というのは未知の世界に値しますねー。
見た目は然程大きな鏡胴って訳ではありませんが、掌に「ずしり」伝わる感覚は、レンズ好きにとって堪らないものがあります。
外観から入るタイプなのは既にご存知かと思われますが、ドンと張り出た前玉をカバーするのは一体型レンズフード。
ピントリングの操作感もさることながら、鏡筒を手で添える時の感覚もちょっと特別感がございます。
今回は発売前までのご予約特典として、鏡筒外装と同素材の金属製かぶせ式レンズキャップ『LC907-02』のプレゼント付き。
僕も現物は見たことがないのですが、営業さん曰く「使わず大切に保存したくなる(笑)」くらい高品質なんだそうです。
超広角で「ぼかし」を自在に操れる新しい感覚の F/1.4 広角レンズ、初回販売価格は八百富バーゲンプライス♪
発売予定日は2015年11月20日(金)、ぜひ上記リンク先からご予約願います。
また、このレンズの詳しくは、当社S氏ブログ『中古カメラご一行様』をご覧ください↓
今回20mm1本では心もとないので、下記の3本を撮影のお供に加えています。
中でも 50mm と 85mm は、20mm とのセット持ちでバランスの良い組み合わせ。
150-600mm の手ぶれ補正は、手持ちでもしっかり使える「高性能万能」レンズです。
では、「天川村 みたらい渓谷」の作例形式でご紹介しましょ。
_紅染まり_
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もう10日ほど前ですが、今年も高野山 金剛峯寺の紅葉を観てきました。
毎年少し早めの高野山へ観に行くのですが、今年はちょっとだけ早めの紅葉進行かな、と。
今頃が観光的にベストではないかと思われます。
この日試用したのは、PENTAX K-3II と HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR の組み合わせがメインです。
撮ったは良いけど、ここんところ店頭作業が忙しく、危うくお蔵入りに^^;
そんなこんなで、「お写ん歩 ブログ」はそろそろキャプション少な目シーズンへ突入です。
もちろん撮影のほうは手抜き無しなんで、そのあたりご考慮くださいm(__)m
(近況や撮影時の情報は、八百富写真機店 Facebook へ)
_存在感_
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前回記事の続きとなります。
この日は結構なショット数になり、画像の編集選択に戸惑うばかり。
1次選考でザクッと選び出し、2次選考でちょっと吟味。
荒めの篩を用意したにもかかわらず、最終3次選考でも相当な画像枚数となり、いやぁ...まいったまいった(笑
今回も Panasonic LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH. メインで撮っています。
既にお気付きの方も居られると思いますが、絞りは開け気味で、開放 F/1.7 も積極的に使ってみました。
製品版ではないベータレンズなので、写りの信憑性にやや欠けるところもございますが、それを差し引いてでも実際はかなり良い感じです。
_飾らぬ美色_
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たった2日で様子の変わる風景、山の紅葉ではちょうどそんな言葉が充てはまりそう。
理由はいろいろあるのでしょうけど、奈良の山間部にお住まいの方は凡そ似たようなことを仰られます。
奈良 大台ヶ原の紅葉景もメジャーになりましたが、「ちょうど良い期間」が大変短く、訪れようとする為の予定が上手く合わないとの声もときどき...
是非、来年は1週間に2度、数日空けて訪れてみてください。
その様子の違いに驚かれると思うくらいオススメのパターンです^^
さて、今回の撮影で使った機材は...
Panasonic LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH. 、2015年10月23日(金)発売予定のハイコストパフォーマンス単焦点レンズです。
35ミリ判換算でいう焦点距離「50mm」、人間の視覚に近い"標準レンズ"と言われることも。
景色などを眺めたときに、「はっ!」とするような驚きや感動は、凡そこの画角で見れば「そう!これこれ!」ってな具合になるでしょう。
開放F値が 1.7 という大口径の明るいレンズですから、合焦ポイントの前後をぼかす様な表現もしっかり楽しめたりします。
質量が約125g と、マクロフォーサーズらしいコンパクト軽量仕様。
販売価格もグッと抑えられており、初めて使う「単焦点レンズ」として全力でオススメしたいところ。
シンプルな外観ですが、ハイエンド級の Panasonic LUMIX DMC-GX8 に装着しても遜色の無いデザイン。
僕のように「見た目から入るタイプ」(笑)派にはモッテコイってところでしょう。
さすがにガッツリ撮影ポイントでこのレンズ1本の携行だけは心許無いもの。
上記3本のレンズを加えた4本組みで出動です。
もちろん主役は Panasonic LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH. !
Panasonic LUMIX DMC-GX8 との組み合わせによる作例をピックアップしてご紹介させていただきます。
※ 製品版ではない"ベータ版レンズ"の為、リサイズ画像(横 1280pixel )のみでのご紹介となりますことを予めご了承願います。
_華やぐ山道_
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ここ最近「単焦点」レンズの出番が減少気味。 (昨日は久しぶりに使いましたが^^)
個人的には写り優先の単焦点レンズ派なのですが、前後行き来して構図を決められないとき、やはり高性能ズームレンズは重宝します。
ま、当たり前の話です。
早朝撮影派なら、明るいレンズを使うに越したことは無い...と言ったところでしょう。
前回に引き続き、PENTAX K-3II と HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR の組み合わせ更新「レビュー/2回目」です。
絞り開放 F/2.8 から合焦ポイントに芯があり、手持ちでの撮影歩きするも楽しい組み合わせ。
日の出までは三脚を使用していましたが、そのあとはほとんど手持ち撮影です。
10月15日(木)撮影分の残りをピックアップしてご紹介しときましょ。(ちょっと枚数多いです)
_錦織り_
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先月下旬、リコーイメージングさんのホームページでフルサイズ機ティーザー広告がスタートしたのは記憶に新しいところですね。
Full Frame by PENTAX_http://www.pentax.com/jp/pentaxff/
それに先駆けて発売日を迎えることになりました『HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR』。
来春登場予定のフルサイズ機をもとに開発された、最も新しいズームレンズとなります。
このレンズの詳しくは、下記のリンク先S氏ブログ『中古カメラご一行様』をご覧ください ↓
【HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WRが新発売!フルサイズ対応です!】
ご覧のように、F/2.8 通しらしい風格を放っており、もともとコンパクトデザインの PENTAX K-3II に装着すると、やや大ぶりにも見えてきます。
しかし実際撮影に持ち出してみると直ぐに馴染んでしまったことに少々驚き、各部のスムーズな動きも相まって、一日すんなり使い切ってしまいました。
24-70mmということで、APS-C機に装着すると「中域ズームレンズ」という位置付けになりますが、普段12-24mmレンズをお使いの方にとっては、絶妙域なズームレンズとなる訳です。
実際僕もPENTAX機を試用する際は、12-24mmレンズを欠かさず持ち出すほどお気に入りだったり(笑
そう書けば当然12-24mmレンズを持ち出すところ。
...ですが、今回は大台ヶ原(東大台です)を長時間歩きながら撮影しますので、荷物軽減のために HD FA 15mm F4 単焦点レンズをチョイス。
望遠レンズは写りを優先させたかったので、☆の60-250mmをカメラバックに同梱です。
1枚目は午前9:00すぎの大蛇嵓(だいじゃぐら)から北側を見た蒸籠嵓(せいろぐら)。
西大台に広がる紅葉を絡めて観る姿は、じつに美しいものです。
レンズはもちろん HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR、焦点距離40mmでF/4.5とやや絞りですが、素晴らしい解像感です。
このような風景ですとF/7.1やF/8.0まで絞る癖(?)があるのですが、あえてここで試してみました。
深夜 am3:00 、駐車場から正木ヶ原へと歩き出し、現場で星撮影⇒日の出撮影⇒尾鷲辻⇒牛石ヶ原⇒大蛇嵓⇒シオカラ谷⇒駐車場 といったコースをお写ん歩。
ずいぶん撮ってしまいましたので、2編に分けてご紹介したいと思います。
_月金木秋桜_
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昨朝は月がとても綺麗でした。
午前5時30分でこの位置、明日の朝(10月10日)はもっと低い位置になるでしょう。
めちゃくちゃ画になりそうですが、あとはお天気次第。
昨日までの予報では「曇天」でしたが、今朝の予報では「晴れのち曇り」になっていましたね。
大台ヶ原での日の出撮影は、来週を予定していますので、明朝もまた藤原宮跡になるかな^^;
ご参考程度、昨日撮影した画を載せておきます。
_明澄の秋桜_
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昨日深夜(10月1日~10月2日)の暴風雨、思いのほか各地に影響を残したようです。
橿原市藤原宮跡のコスモスや、山間部紅葉の状況(様子)を知りたいとのお問い合わせがございますので、本日早朝から偵察です。
え? 誰ですか?? 「偵察なんて名ばかりだろう」なんて仰られるのは???
...否定はしませんけど^^
今回は一昨日と良く似たコース「藤原宮跡から大台ヶ原」です。
カメラは FUJIFILM X-T1 と FUJINON XF 16-55mm F2.8 R LM WR 、テレ側に FUJINON XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR をセット。
時系列写真となりますが、ちょちょいと現像してみましたのでご参考なってみてください。