10 mm,F7.1,iso100(JPEG)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2023年10月14日撮影)
奈良の秋が始まりました。
藤原宮跡の秋と言えば広大に広がるコスモス畑、見頃期間も長く多くの観光客を魅了してくれます。
早朝とか夕方とか、ちょっと珍しい時間帯は写真家さんの時間。
S.N.S.などで全国へ知れ渡る様になり、真っ暗な時間帯の臨時駐車場も他府県ナンバー車両で満車になります。
結構近いところにあるのでいつでも訪れることができる.....そして「今日はいっか。」「また今度にしよ。」、こうして毎シーズン良いタイミングを逃してしまうのですよね。
この日の朝は「朝焼け来るか!?」と目論んで出動、どかーっと焼けはしませんでしたがまぁまぁ焼けました。
この日の撮影機材はこんな感じです。
SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary
(L)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/43454
(X)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/43456
(E)https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/43455
シグマさんから登場した小さなレンズ、外観からして「小さい」とすぐに判ります。
10mmスタートのF/2.8ズームレンズと言えばどデカいレンズを思い浮かべますが、これは最大径が72.2mmで長さは62mmというサイズ。
もちろん小さいから260gとめちゃくちゃ軽いのです。
先行で発売中でもあるAPS-C標準ズームレンズ18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryもかなりコンパクト軽量で"手のひらサイズ"ですが、10-18mm F2.8 DC DN | Contemporaryは"手のひらでくるむサイズ"と言ったところでしょう。
何とも小さい超広角ズームレンズが世に送り込まれたものだと正直驚きました。
レンズフードを外した画像なんて珍しくも何とも無いのです。
しかし!このレンズフードの脱着が何となくギミック。
軽く押し込めばカチッと装着、ちょっと捻ればポロっと外れる、最初使い方が解らなくてねぇ。
いつもの馬鹿力でぶっ壊してしまうのではないかと恐る恐る装着しましたよ。
装着したらしたで「これで着いているのか???」な不安感、うーんうーん。
ところがですよ、これがしっかり装着されていて気が付いたら外れていたなんてことも皆無。
レンズフードを手のひらで包み持ち、くッと軽く押し込めば僅かに回転したような気がしてもう装着完了なのです。
これは簡単便利、動画でもご紹介しておきましょう↓
(YouTube:お写ん歩チャンネル)
カメラ機材はまだまだ進化するのだと感じるばかりか、次はどんな進化を遂げるのだろうかとワクワクしてきます。
ワイド端では鏡胴がちょこっと伸びますが、まぁそんなの可愛い程度でございます。
小さい広角ズームレンズはフルサイズ用ではなく「DC」が付きますのでAPS-C用。
なので、35mm判(フルサイズ)換算ですと15mmという超ワイドな広角。
高画素を謳うSIGMA fpLはフルサイズ機ですが、装着時には自動的にクロップされますのでご安心ください。
何と言ってもSIGMA fpLの小さなボディに小さなレンズですから、超絶バランスが良いに決まってるじゃないですか。
小さい軽いだけではなくF/2.8という明るさもついてきますし、ワイド端で最接11.6cmですからグイグイ寄れる特典もございます。
そう言えばDSLR時代に10-20mm EX DCというF/3.5のレンズがございましたね。
あのレンズのことを思い返すとその進化っぷりに感動していただけるかと思います。
写りはとにかく申し分なくむちゃくちゃキレッキレ、この後の作例でがっつりご確認ください。