「北山友禅菊」、何とも雅な名前の花が咲く。
一面に咲く姿こそ"らしい"画になるのだが、超望遠系レンズで撮るのは「腕試し」かも知れない。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2020年8月1日撮影)
このところ超望遠レンズがブームなのか、いや、マイブームなのかも知れません。
「構図をさらに切り撮る」、この一連のお作法がじつに楽しいわけ。
ここにきてもっと画や心をも引き寄せる、リーズナブルで高性能な超望遠レンズの出番です。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/34669 (2020年9月11日発売予定)
そのね、何ですわ、とにかく小さい。
三脚座を外せば1,120gという軽さ、これで35mm判換算「200-800mm相当」ですよ。
小柄な女性が手にしてもこの程度、そもそもカメラボディが小さいところにこのレンズサイズはまさにお誂え向き。
レンズを外すことなくカメラバックにすんなり収まるサイズ、「日常向け」望遠レンズという位置付けになるでしょう。
もうひとつ特筆に値するのが最大撮影倍率0.57倍相当(35mm判換算)の優れたテレマクロ性能。
400 mm,F6.3,iso1600
性能から見て望遠を得意とするところはあたり前、最短撮影距離1.3m(ズーム全域)を生かしてこんな寄り寄りポーズも撮影可能です。
これだけじゃ無いんですよー、これで満足したらあきませーん。
テレコンバーター OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20 を噛ませば 800mm (35mm判換算で1,600mm相当)!
外観は「ちょっと伸びはった?」程度、これで超望遠800mm(1,600mm)の完成です。
800 mm,F14,iso1600
ちなみに今回のレビュー編は全て「手持ち撮影」。
レンズ内手振れ補正機能は3段分、回転ブレのみボディ側で補正してくれるという優れもの。
手ぶれにビビッて感度上げる必要は無かったんじゃね?、あとでそう思えてくる余裕すら感じるようになります。
オリンパスさん、ホンっと頑張らはりました
タイトルには「京都 久多 北山友禅菊」としていますが、他の場所でも試写をしていますので併せてご覧ください。
■京都 久多 北山友禅菊(8月1日・8月5日撮影)
■滋賀 醒ヶ井 地蔵川の梅花藻(8月1日撮影)
■福井 小浜 若狭瓜割名水公園/瓜割の滝(8月5日撮影)
■和歌山 串本 橋杭岩(8月8日撮影)
一部 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO を使用し撮影しています。