_咲く_
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今回も新製品レビュー記事になります。
このところではちょっと珍しい試用になりますが、今回は『 Panasonic LUMIX DMC-FZ300 』というレンズ一体式の高倍率デジタルカメラです。
じつは鳥をメインに撮影されている方から「どうよ!?」「どうなのよっ!!??」と熱い問い合わせがあったばかり。
センサーはコンパクトデジタル一般的な『 1/2.3型 』、総画素は1画素に余裕のある1280万画素高感度MOSセンサーです。
しかし何と言っても光学的なスペックが最大の魅力。
光学24倍ズームときて、『 f=4.5-108mm(35mm 判換算:25-600mm!)/ 全域 F/2.8 』ですから、遠くのものをグイッと引き寄せるにはもってこいでしょう。
超望遠時に重宝するマニュアルフォーカス(M.F.)設定時に、サイドボタンでA.F.を使い、サイドダイヤルでじわり微調整(M.F.)ができるところに最大の魅力を感じました。
ズームもサイドレバーで自在に調整できますし、ファインダー(E.V.F.)を覗きながら親指ひとつで全ての操作を快適に行える配置になっています。
1枚目のホテイアオイは、そんなふうにして花のしべにピントを合わせてレリーズ、最望遠の108mm(600mm)を手持ちで撮影です。
凝った手ぶれ補正ではないものの、シャッター速度 1/125 で「ブレ無し」はなかなか優れていると思いません?
深いグリップに可動式液晶モニター、これに防塵/防滴設計を採用されていますから、撮影中の急な降雨や飛沫などにも強い訳です。
これ一台でアクティブに使えますし、先に書きましたように鳥の撮影等にもバッチグーってとこでしょう。
点の様に写る鳩も108mm(600mm)ならこんな感じ。
月だって...
右の最広角では小さすぎて何処にあるのかさえ判りませんが、108mm(600mm)ならしっかり「月」ですな^^
等倍でお見せできないところにもどかしさを感じますが、クレーターの姿もしっかり映りこんでいます。
もうお気付きでしょうけど、これ全部『 1/2.3 型』センサーです(一般的なコンパクトデジタルと同サイズ)。
それを感じさせない画質に驚きなのですが、技術の進歩ってホンっと凄いですよね。
回折補正機能を搭載した「ヴィーナスエンジン」の恩恵でしょうか、風景撮影にもってこい!とも言えるカメラです。
今となっては珍しいものでもありませんが、個人的に面白かったのが「ハイスピード動画」。
音声は記録されませんが、VGA画質(640×480)240fps で雨を弾く木の葉を録ってみました。
少し構図を変えて...
AVCHD形式 FHD/28M/60p(1920×1080) も十分使えます。
むしろ一番綺麗?
やはり 4K 動画も録っちゃいますね(笑
MP4形式 4K/100M/30p(3840x2160) です。
webで観るには高速回線が必要ですが、自宅の液晶モニター(4K)で視るなら十分楽しめる高画質。
艶やかさと臨場感もしっかり記録できる優れものです。
人気の4Kフォトもしっかり内蔵されており、連写が楽しい『 Panasonic LUMIX DMC-FZ300 』。
防塵防滴性能を装備していますから、場所を選ばず大活躍しそうなカメラだと言えます。
それではいくつかの作例をご紹介しておきましょ。
※ 製品版ではない"ベータ機"の為、リサイズ画像(横 1280pixel )のみでのご紹介となりますことを予めご了承願います。