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「お写ん歩」ブログ、毎年恒例の「忘年会」画での締めくくりとなります。
年末の繁忙期に頑張る気力を維持できるのは、何を隠そうこの「忘年会」があるからこそですわな。
今年の忘年会体験は、この「ことばのはおと忘年会」のみ。
それでも他の忘年会と比べることもなく特別な想いがあります。
さてさて、今年もたくさんの新製品が登場しています。
良い製品が多かった中で、心にぐいっときたカメラをざっと並べてみました。
・OLYMPUS PEN-F(2月26日発売)
ちょっとバタついていたオフシーズンの2月、そっと手元に届いたカメラです。
今は OM-D E-M1 Mark II にウェイトを置いていますが、メカニカルなデザインに一目惚れでしたね。
・FUJIFILM X-Pro2(3月3日発売)
恐ろしいことに何の予習もせぬままぶっつけ本番使用したX-Pro2。
ギミックな動作は相変わらず素敵ですが、繊細な線を描き重ねたような進化形の画像にドキドキ。
・PENTAX K-1(4月28日発売)
後発なのに番長級! K-1の登場は盛り上がりましたねー。
ほとんどの要望に応えたかのような機能、期待以上の画質は悶絶級でした。
・Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark II(5月18日発売)
前機 GX7 はサブ機として長期間大活躍してくれましたが、今回の Mark II は短期間の試用。
綺麗に整った外観と、透明感のあるクリアな画質がとても印象的です。
・Canon EOS 5D Mark IV(9月8日発売)
もっともっと使い試してみたい機種のひとつで、SIGMAレンズとの相性も特筆もの。
AFの安心感もピカイチですが、じっくり撮るなら 5DsR かなぁと迷ってみたりしました。
・SIGMA sd Quattro H(12月20日発売)
年末最後に「本命がきた!」と言って良いでしょう(個人的にね)
隙があればすぐに持ち出したくなる、撮った後も楽しくて感動する変態カメラの代表格。
雑念はいろいろございますし、他にも気になる機種はございましたが、まぁざっとこんな感じです。
この中で本チャン機を使ったのは半分くらいでしょうか。
製品版機をじっくり使ってみたいのですが、まぁ時間がございません。
と言うことで、今期ラストを飾る機材はこれです。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II with OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO との組み合わせ。
絶好調な滑り出しは予想どうりでしたが、「 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO は、めちゃくちゃ売れる!」と予想した以上の大人気レンズになっちゃいました。
35mm判換算で 24-200mmという高倍率、お世辞にも小さいとはいえない鏡胴、あまり「ぼけ」は期待できないマイクロフォーサーズの F/4.0 通し。
おっと!、途中からマイナスポイントを露呈するような書き方になっちゃいましたが、そのマイナスポイントはこれだけ。
風景写真家ならマイナスポイントにもならないし、それ以上に絞り開放からそこそこ芯のある写りと、繊細な解像感もしっかりついてくる超高性能です。
純正ソフトウェア OLYMPUS Viewer 3 との相性も抜群で、とても高倍率レンズで撮ったような歪が見受けられないといっても過言ではない結末。
そして特筆級なのが「手ぶれ補正」効果。
しっかり構えれば1/一桁秒も全くブレ無しという驚異の性能です。
1枚目はiso800で絞り開放F/4.0、12mmの広角側ですが手持ちで 1/3秒ですから御の字でしょ?
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II の高感度画質もかなり良くなっていますし、こういった夜間撮影時にも素晴らしい効果を発揮してくれる頼もしいレンズです。
年末年始の撮影は OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II が中心となりそうなので、先ずは手始めに忘年会の室内撮り画像をご紹介。
お腹が空くかもしれませんが、そのへんは手元にあるお菓子等で凌いでいただくとしましょうか^^