F2,iso125(JPEG)
気温はそんなに高くないのに蒸すから不快指数もうなぎ登りですね。
雨も多いしいつもの梅雨と言うよりも亜熱帯気候.....行ったことないけど。
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店 店長Kです。(2023年6月7日撮影)
自分はこの橿原界隈がとても好きで、訪れる確率も非常に高こうございます。
同じ橿原市内でも藤原宮跡ではフルシステムでガッツリ撮ること多しですが、ちょこっとぶらりスナップはコンパクトシステムがちょうど良いのではないかと.....
Voigtlander ULTRON 27mm F2 (X mount)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42578(シルバー)
https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/42571(ブラック)
コシナさんと言えば新製品のVoigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL IIsを試用したばかりですが、これもまたCP+2023で参考展示されていたうちのこの1本。
もう間もなく(6月14日)発売されることになっていますが、ちょこっと試用してみる機会がございました。
今回はFUJIFILM X-T5と組み合わせて試用したのですが、マニュアルフォーカスのお作法がじつに楽しいのです。
とても小さなパンケーキレンズ、全長23.5mm、最大径φ59.3、重量に至っては総金属製品であるにもかかわらず120gです。
無限遠で一番薄い状態、最接(0.25m)でもちょこっと出っ張る程度。
小さくて嵩張らないといったところで「レンズフードはどんなだろ?」と思うところ。
専用のフジツボ型レンズフードとねじ込み式キャップが同梱されていて、えばらない控えめな姿がまたカッチョイイのでした。
さて、先ほども書きましたがこのレンズはマニュアルフォーカスなんです。
ピントを合わせるためのフォーカスリングにはレバーが装備され、左手を添えるとちょうど指先にレバーが来るという絶妙な位置。
このレバーが動く位置によって凡その距離が掴めるようになったら、もうVoigtlander ULTRON 27mm F2と友達になった様なものです。
おちょぼ口のように見えるのが4群6枚構成のレンズで、Xマウント機専用に設計された27mm(35mm判換算40mmくらい)というスペシャル。
この小さなレンズを通して写る被写体がとてもナチュラルなのです。
F2.2,iso125(JPEG)
わりと自然な画角に絞り開けて優しい暈けも期待できるので、テーブルフォトにも使えそうな予感です。
心地の良い絞りリングのクリック感、滑らかなピントリング、加えてボディ側のE.V.F.拡大機能を使えば素早くガチピン狙いも可能。
このアナログな感じがむしろ新鮮で、写りに集中できる要素をひしひしと感じ撮ることができると思います。
今どきな内容の作例を撮って来ましたのでズラッと並べてみました。
Xマウント機なら被写界深度を実際に確認しながらレリーズできるので、結構変化ある撮影ができましたよ。